課税の契機としての財産移転

課税の契機としての財産移転

住永佳奈 著
定価:3,520円(税込)
  • 在庫:
    在庫があります
  • 発行:
    2019年03月30日
  • 判型:
    A5判上製
  • ページ数:
    120頁
  • ISBN:
    978-4-7923-0642-7
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内容紹介


目 次
はしがき  i

問題の所在  1
第一部 Wash sale  7
Ⅰ 問題意識  7
Ⅱ I.R.C.§1091の立法趣旨  11
1)規定内容  12
2)立法趣旨  12
Ⅲ 裁判例─common law wash sale  15
1)Valley Waste Mills判決  17
2)Harriss判決  19
3)Corn Products Refining Company判決  22
Ⅳ 考 察  25
1)交換取引における「投資の継続性」との対比  26
2)利得の利用可能性  31
3)取引の独立性  37
Ⅴ 第一部小括  39
1)従前の規定内容  41
2)改正理由  42
3)改正後の規定内容  42
第二部 株式貸借  43
Ⅰ 問題意識  43
Ⅱ 日本の実務上の取扱い  45
Ⅲ I.R.C.§1058の立法趣旨  46
1)Provost判決  47
2)制定前の状況  52
3)立法趣旨  54
4)規定内容  55
5)要件をみたさない取引の取扱い  58
Ⅳ 日本への示唆  59
1)株式貸借  59
2)レポ取引  60
Ⅴ 第二部小括  64
第三部 ボックス取引  65
Ⅰ 問題意識  65
Ⅱ I.R.C.§1259の立法趣旨  67
1)ボックス空売りの課税  67
2)規定内容  71
3)課税のタイミングの変化  74
4)実現主義における位置づけ  75
Ⅲ I.R.C.§1259と判例法  80
1)VPFC  80
2)Anschutz事件の概要  81
3)損失を被るリスクと利得を得る機会  88
4)Tax ownershipとの交錯  95
5)契約内容の変更と交換課税  100
Ⅳ 第三部小括  103

おわりに  105
事項索引  109

主要米国判例一覧  110