子どもと教師のためのカリキュラム論
金井香里/佐藤英二/岩田一正/高井良健一 著
定価:2,640円(税込)-
在庫:
在庫があります -
発行:
2019年03月30日
-
判型:
A5判並製 -
ページ数:
294頁 -
ISBN:
978-4-7923-6116-7
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内容紹介
目 次
はじめに ⅰ
凡 例 xi
序 章 カリキュラム(教育課程)をなぜ学ぶか 1
1 学びの経験の総体としてのカリキュラム 1
(1)カリキュラムの語源 2(2)教育課程とカリキュラム 3
(3)カリキュラムを学びの経験の総体として捉えることの意義 4
2 カリキュラムを捉える視点―本書の構成― 8
3 カリキュラムをなぜ学ぶか―学校教育の公共性と教師の役割― 10
第1部 授業・学びの経験に先立って策定されるカリキュラム
第1章 カリキュラムを学ぶために―教育の思想 15
1 古代ギリシアと中世ヨーロッパの教育課程 15
(1)プラトンのアカデメイアの教育課程 15
(2)中世ヨーロッパの教育課程 17
2 宗教改革・市民革命とすべての人々のための教育課程 18
(1)コメニウス―戦乱のなかで構想されたあらゆる人々を対象としたカリキュラム― 18
(2)ロック、ルソー、コンドルセ―啓蒙主義の時代の思想家たち― 20
(3)ペスタロッチ―子どもたちの活動と労働を組織したカリキュラム― 22
3 国民国家の基盤としての教育課程 24
(1)ヘルバルト―教授学の確立― 24
(2)ツィラーとライン―国民国家を創出した教育課程― 26
4 20世紀における教育課程の再検討 27
(1)デューイ―子ども中心主義のカリキュラム― 27
(2)ブルーナー―教科学習のカリキュラムの再定義― 29
5 教育課程の批評と編み直し 31
(1)フレイレ―民衆の自立と解放のカリキュラム― 31
(2)アップル―カリキュラムの政治学― 32
(3)ノディングズ―幸せのための教育課程― 34
(4)クランディニン―人生の物語としてのカリキュラム― 36
第2章 教育課程の構成要素 39
1 学校の教育目標 39
2 教育内容 40
(1)教育内容の定義と構成要素 40
(2)教育課程に影響を与える利害集団 41
3 教育内容の組織原理 44
(1)教科 44
(2)教科の必修と選択 46
(3)教科の構成要素の順次性 47
4 履修原理 47
5 教 材 49
(1)教科書の法的な性格 50
(2)教科書の三重の性格 50
第3章 日本における教育課程の歴史的展開 53
1 戦前・戦時期までのカリキュラム 53
2 経験カリキュラムの重視―民主主義国家の形成― 56
(1)1947年の学習指導要領 58
(2)1951年の学習指導要領 61
3 教科カリキュラムの重視―政治状況、経済状況の転換― 62
(1)1958年の学習指導要領 63
(2)1968年の学習指導要領 65
4 量から質への転換―豊かな社会における教育の模索― 66
(1)1977年の学習指導要領 66
(2)1989年の学習指導要領 67
(3)1998年の学習指導要領 69
5 コンテンツからコンピテンシーへの転換―21世紀型教育の探究― 72
(1)2008年の学習指導要領 73
(2)2017年の学習指導要領 75
6 おわりに 76
第4章 カリキュラムの現代的動向 78
1 カリキュラムの自由化 78
(1)カリキュラムの自由化とは 79
(2)カリキュラムの自由化の背景には何があったか 91
(3)カリキュラムの自由化路線の修正 92
(4)カリキュラムの自由化の課題 93
2 国際化・情報化・少子高齢化と低成長への対応 97
(1)国際化への対応 97
(2)情報化への対応 99
(3)少子高齢化と低成長時代への対応 100
第2部 教師によって経験されるカリキュラム
第5章 教師によるカリキュラムづくり―授業の省察とデザイン 111
1 カリキュラムづくりの担い手としての教師 111
(1)学習指導要領―教育の目的および目標、学習指導要領の役割― 112
(2)2017年の学習指導要領 113
2 カリキュラムづくりを支える行為―省察とデザイン― 114
(1)教師の省察という行為 114
(2)教師のデザインという行為 116
(3)カリキュラムづくりにおける省察とデザイン 117
3 授業実践に先立って行われる省察とデザイン 118
(1)教材研究 118
(2)授業計画 122
(3)学習指導案づくり 128
(4)授業における教師の行為 129
第6章 教師の学び、教師の省察と成長 133
1 教師の知識と省察 133
(1)ショーマンによる授業を想定した教科内容知識(pedagogical content knowledge) 133
(2)教師の対話と省察 135
2 新任教師の学びと成長 138
(1)新任教師の学びと成長 138
(2)新任教師の葛藤と挑戦 138
(3)新任教師の学びをもたらしたもの 141
3 中堅教師の学びと成長 141
(1)中堅教師の学びと成長 141
(2)中堅教師の変容と探究 142
(3)中堅教師の学びをもたらしたもの 145
4 ベテラン教師の学びと成長 145
(1)ベテラン教師の学びと成長 145
(2)ベテラン教師の変容とケア 146
(3)ベテラン教師の学びをもたらしたもの 148
5 専門家としての教師を支える学びと研修 149
第7章 教育評価の課題と可能性 152
1 さまざまな教育評価 152
(1)総括的評価と形成的評価 152
(2)相対評価 154
(3)絶対評価 156
(4)個人内評価 158
2 評価に関する諸問題 159
(1)選抜のための評価と指導の一貫として行われる評価の混同 159
(2)今日の絶対評価に関する問題 160
3 教育評価の思想と歴史 162
(1)教育評価の思想とタイラー原理 162
(2)指導要録の歴史 163
4 指導要録 166
5 新しい評価法―パフォーマンス評価とルーブリック― 170
(1)パフォーマンス評価とルーブリックの概要 170
(2)パフォーマンス評価の具体例 174
第3部 子どもたちによって経験されるカリキュラム
第8章 教師と子どもたちによってつくられる単元学習 183
1 カリキュラム編成の類型 183
2 社会科における経験カリキュラムに基づく単元づくり 185
(1)『はえのいない町』の内容 186
(2)『はえのいない町』に見られる単元学習 188
3 総合学習における経験カリキュラムに基づく単元づくり 192
(1)『もう一つの教育』の内容 192
(2)『もう一つの教育』に見られる単元学習 197
4 おわりに 201
第9章 子どもたちの多様性と学校での学びの経験 203
1 子どもたちの多様性と教師によるカリキュラムづくり・実践 203
2 家庭の階層的要素と学校での子どもの学びの経験 204
(1)文化的再生産論―家庭の階層的要素が子どもの学業達成に及ぼす影響― 204
(2)日本の現状―PISA、全国学力・学習状況調査の結果から― 205
(3)文化的再生産という学校の機能 210
3 文化的背景と学校での子どもの学びの経験 211
(1)子どもの多様な文化的背景―外国につながりのある子どもたち― 211
(2)外国につながりのある子どもの学校での学びの経験―ニューカマーを中心に― 215
4 セクシュアリティと学校での子どもの学びの経験 219
(1)性的マイノリティの子どもたち 220
(2)性的マイノリティの子どもたちの学校での学びの経験 224
5 カリキュラムの公共性のために
―教師は子どもたちの多様性にどう対応していくか― 227
(1)経済資本や文化資本が豊かでない家庭の子どもたちへの対応 228
(2)外国につながりのある子どもたちへの対応 229
(3)性的マイノリティの子どもたちへの対応 230
第10章 隠れたカリキュラム 233
1 学校教育に潜在する人間形成の営み―隠れたカリキュラム― 233
2 隠れたカリキュラムの研究―フィリップ・ジャクソン― 234
(1)隠れたカリキュラムを構成する三つのR―規則、規制、慣例― 234
(2)隠れたカリキュラム―三つのテーマ― 235
(3)隠れたカリキュラムと子どもたちの学業達成、社会化 238
3 学校批判―イヴァン・イリッチ― 239
(1)制度依存と無能化を生み出す学校制度 239
(2)解決の方途―学校とインフォーマルな学習ネットワーク― 240
4 隠れたカリキュラム―日本の学校では― 241
(1)集団生活における個人のあり方をめぐる隠れたカリキュラム 241
(2)ジェンダーをめぐる隠れたカリキュラム 243
(3)評価(相互作用における教師の評価、学力評価)をめぐる隠れたカリキュラム 250
5 隠れたカリキュラムと教師 253
(1)隠れたカリキュラムの機能 253
(2)隠れたカリキュラムに対する自覚と教育実践の省察 254
終 章 本書の探究と今後の課題 257
1 各部各章における探究の概観 257
(1)第1部:授業・学びの経験に先立って策定されるカリキュラム 257
(2)第2部:教師によって経験されるカリキュラム 259
(3)第3部:子どもたちによって経験されるカリキュラム 260
2 本書で扱うことができなかった問題 262
(1)他国のカリキュラムの検討 262
(2)近未来の社会 264
3 おわりに 266
資料 さらに学びたい読者のためのウェブサイト集 268
事項索引 274
人名索引 278
コラム目次
コラム2-1 教科構成の変遷 45
コラム2-2 履修と修得 49
コラム3-1 花形教科としての戦後初期社会科 60
コラム3-2 道徳性についての観念と道徳観念 64
コラム3-3 最低基準とは 72
コラム4-1 カリキュラム・マネジメント 94
コラム8-1 我々の教育観 191
コラム9-1 学力調査の調査方法 206
コラム10-1 検定教科書をめぐる隠れたカリキュラム 249
はじめに ⅰ
凡 例 xi
序 章 カリキュラム(教育課程)をなぜ学ぶか 1
1 学びの経験の総体としてのカリキュラム 1
(1)カリキュラムの語源 2(2)教育課程とカリキュラム 3
(3)カリキュラムを学びの経験の総体として捉えることの意義 4
2 カリキュラムを捉える視点―本書の構成― 8
3 カリキュラムをなぜ学ぶか―学校教育の公共性と教師の役割― 10
第1部 授業・学びの経験に先立って策定されるカリキュラム
第1章 カリキュラムを学ぶために―教育の思想 15
1 古代ギリシアと中世ヨーロッパの教育課程 15
(1)プラトンのアカデメイアの教育課程 15
(2)中世ヨーロッパの教育課程 17
2 宗教改革・市民革命とすべての人々のための教育課程 18
(1)コメニウス―戦乱のなかで構想されたあらゆる人々を対象としたカリキュラム― 18
(2)ロック、ルソー、コンドルセ―啓蒙主義の時代の思想家たち― 20
(3)ペスタロッチ―子どもたちの活動と労働を組織したカリキュラム― 22
3 国民国家の基盤としての教育課程 24
(1)ヘルバルト―教授学の確立― 24
(2)ツィラーとライン―国民国家を創出した教育課程― 26
4 20世紀における教育課程の再検討 27
(1)デューイ―子ども中心主義のカリキュラム― 27
(2)ブルーナー―教科学習のカリキュラムの再定義― 29
5 教育課程の批評と編み直し 31
(1)フレイレ―民衆の自立と解放のカリキュラム― 31
(2)アップル―カリキュラムの政治学― 32
(3)ノディングズ―幸せのための教育課程― 34
(4)クランディニン―人生の物語としてのカリキュラム― 36
第2章 教育課程の構成要素 39
1 学校の教育目標 39
2 教育内容 40
(1)教育内容の定義と構成要素 40
(2)教育課程に影響を与える利害集団 41
3 教育内容の組織原理 44
(1)教科 44
(2)教科の必修と選択 46
(3)教科の構成要素の順次性 47
4 履修原理 47
5 教 材 49
(1)教科書の法的な性格 50
(2)教科書の三重の性格 50
第3章 日本における教育課程の歴史的展開 53
1 戦前・戦時期までのカリキュラム 53
2 経験カリキュラムの重視―民主主義国家の形成― 56
(1)1947年の学習指導要領 58
(2)1951年の学習指導要領 61
3 教科カリキュラムの重視―政治状況、経済状況の転換― 62
(1)1958年の学習指導要領 63
(2)1968年の学習指導要領 65
4 量から質への転換―豊かな社会における教育の模索― 66
(1)1977年の学習指導要領 66
(2)1989年の学習指導要領 67
(3)1998年の学習指導要領 69
5 コンテンツからコンピテンシーへの転換―21世紀型教育の探究― 72
(1)2008年の学習指導要領 73
(2)2017年の学習指導要領 75
6 おわりに 76
第4章 カリキュラムの現代的動向 78
1 カリキュラムの自由化 78
(1)カリキュラムの自由化とは 79
(2)カリキュラムの自由化の背景には何があったか 91
(3)カリキュラムの自由化路線の修正 92
(4)カリキュラムの自由化の課題 93
2 国際化・情報化・少子高齢化と低成長への対応 97
(1)国際化への対応 97
(2)情報化への対応 99
(3)少子高齢化と低成長時代への対応 100
第2部 教師によって経験されるカリキュラム
第5章 教師によるカリキュラムづくり―授業の省察とデザイン 111
1 カリキュラムづくりの担い手としての教師 111
(1)学習指導要領―教育の目的および目標、学習指導要領の役割― 112
(2)2017年の学習指導要領 113
2 カリキュラムづくりを支える行為―省察とデザイン― 114
(1)教師の省察という行為 114
(2)教師のデザインという行為 116
(3)カリキュラムづくりにおける省察とデザイン 117
3 授業実践に先立って行われる省察とデザイン 118
(1)教材研究 118
(2)授業計画 122
(3)学習指導案づくり 128
(4)授業における教師の行為 129
第6章 教師の学び、教師の省察と成長 133
1 教師の知識と省察 133
(1)ショーマンによる授業を想定した教科内容知識(pedagogical content knowledge) 133
(2)教師の対話と省察 135
2 新任教師の学びと成長 138
(1)新任教師の学びと成長 138
(2)新任教師の葛藤と挑戦 138
(3)新任教師の学びをもたらしたもの 141
3 中堅教師の学びと成長 141
(1)中堅教師の学びと成長 141
(2)中堅教師の変容と探究 142
(3)中堅教師の学びをもたらしたもの 145
4 ベテラン教師の学びと成長 145
(1)ベテラン教師の学びと成長 145
(2)ベテラン教師の変容とケア 146
(3)ベテラン教師の学びをもたらしたもの 148
5 専門家としての教師を支える学びと研修 149
第7章 教育評価の課題と可能性 152
1 さまざまな教育評価 152
(1)総括的評価と形成的評価 152
(2)相対評価 154
(3)絶対評価 156
(4)個人内評価 158
2 評価に関する諸問題 159
(1)選抜のための評価と指導の一貫として行われる評価の混同 159
(2)今日の絶対評価に関する問題 160
3 教育評価の思想と歴史 162
(1)教育評価の思想とタイラー原理 162
(2)指導要録の歴史 163
4 指導要録 166
5 新しい評価法―パフォーマンス評価とルーブリック― 170
(1)パフォーマンス評価とルーブリックの概要 170
(2)パフォーマンス評価の具体例 174
第3部 子どもたちによって経験されるカリキュラム
第8章 教師と子どもたちによってつくられる単元学習 183
1 カリキュラム編成の類型 183
2 社会科における経験カリキュラムに基づく単元づくり 185
(1)『はえのいない町』の内容 186
(2)『はえのいない町』に見られる単元学習 188
3 総合学習における経験カリキュラムに基づく単元づくり 192
(1)『もう一つの教育』の内容 192
(2)『もう一つの教育』に見られる単元学習 197
4 おわりに 201
第9章 子どもたちの多様性と学校での学びの経験 203
1 子どもたちの多様性と教師によるカリキュラムづくり・実践 203
2 家庭の階層的要素と学校での子どもの学びの経験 204
(1)文化的再生産論―家庭の階層的要素が子どもの学業達成に及ぼす影響― 204
(2)日本の現状―PISA、全国学力・学習状況調査の結果から― 205
(3)文化的再生産という学校の機能 210
3 文化的背景と学校での子どもの学びの経験 211
(1)子どもの多様な文化的背景―外国につながりのある子どもたち― 211
(2)外国につながりのある子どもの学校での学びの経験―ニューカマーを中心に― 215
4 セクシュアリティと学校での子どもの学びの経験 219
(1)性的マイノリティの子どもたち 220
(2)性的マイノリティの子どもたちの学校での学びの経験 224
5 カリキュラムの公共性のために
―教師は子どもたちの多様性にどう対応していくか― 227
(1)経済資本や文化資本が豊かでない家庭の子どもたちへの対応 228
(2)外国につながりのある子どもたちへの対応 229
(3)性的マイノリティの子どもたちへの対応 230
第10章 隠れたカリキュラム 233
1 学校教育に潜在する人間形成の営み―隠れたカリキュラム― 233
2 隠れたカリキュラムの研究―フィリップ・ジャクソン― 234
(1)隠れたカリキュラムを構成する三つのR―規則、規制、慣例― 234
(2)隠れたカリキュラム―三つのテーマ― 235
(3)隠れたカリキュラムと子どもたちの学業達成、社会化 238
3 学校批判―イヴァン・イリッチ― 239
(1)制度依存と無能化を生み出す学校制度 239
(2)解決の方途―学校とインフォーマルな学習ネットワーク― 240
4 隠れたカリキュラム―日本の学校では― 241
(1)集団生活における個人のあり方をめぐる隠れたカリキュラム 241
(2)ジェンダーをめぐる隠れたカリキュラム 243
(3)評価(相互作用における教師の評価、学力評価)をめぐる隠れたカリキュラム 250
5 隠れたカリキュラムと教師 253
(1)隠れたカリキュラムの機能 253
(2)隠れたカリキュラムに対する自覚と教育実践の省察 254
終 章 本書の探究と今後の課題 257
1 各部各章における探究の概観 257
(1)第1部:授業・学びの経験に先立って策定されるカリキュラム 257
(2)第2部:教師によって経験されるカリキュラム 259
(3)第3部:子どもたちによって経験されるカリキュラム 260
2 本書で扱うことができなかった問題 262
(1)他国のカリキュラムの検討 262
(2)近未来の社会 264
3 おわりに 266
資料 さらに学びたい読者のためのウェブサイト集 268
事項索引 274
人名索引 278
コラム目次
コラム2-1 教科構成の変遷 45
コラム2-2 履修と修得 49
コラム3-1 花形教科としての戦後初期社会科 60
コラム3-2 道徳性についての観念と道徳観念 64
コラム3-3 最低基準とは 72
コラム4-1 カリキュラム・マネジメント 94
コラム8-1 我々の教育観 191
コラム9-1 学力調査の調査方法 206
コラム10-1 検定教科書をめぐる隠れたカリキュラム 249