目　次
　訳者まえがき……i
　第2版のまえがき……v
　初版のまえがき……xvii
　目次……xix
　凡例……xxi
序……1
第Ⅰ部　現代民主制と平等概念……5

第Ⅱ部　法律の前の平等……19
　第1章　平等条項の通用範囲……19
　第2章　平等概念の規定……28
　　　第1節　批判的検討……28
　　　第2節　法理念と法概念……44
　　　第3節　平等保障の実質的内実……63
　　　第4節　恣意概念の詳細な画定……80
　第3章　ライヒ憲法における権利保護の保障……108
　　　第1節　第109条第1項が保障する個人の主観的公権……108
　　　第2節　法適用に対する個人の保護……111
　　　第3節　立法に対する個人の保護……116
　第4章　オーストリア国家法についての検討の意義……123

第Ⅲ部　連邦国家法における支分邦の平等に関する問題……127
　　　連邦国家概念に関する補論……127
　　　第1節　連邦主義的機関を形成する際の絶対的平等の原理と相対的平等の原理……133
　　　第2節　ライヒ立法の制限としての平等原理……143
　　　第3節　支分邦の留保権の存在に対する実務的な帰結……150

第Ⅳ部　法律の前の平等についての補論……155
　第1章　1923年5月18日のスイス連邦裁判所の判決についてのコメント……155
　第2章　法律の前の平等……159
　　　　 ―ヴァイマル・ライヒ憲法第109条1項の解釈についての補論―
　第3章　法律の前の平等……191
　第4章　最高裁判所の裁判と平等条項……200
　第5章　さまざまな憲法の中で明文化されている，すべての人が法律の前に平等であるとする原則は，達成することのできる主観的権利を根拠づけるか？……216
　第6章　法律の前の平等とボン基本法……240

　【附　録】参考条文……265
　【引用／参照文献】……279
　ゲーアハルト・ライプホルツ著作目録……282
　事項索引……309
　人名索引……315