第一部　人間の尊厳br
法理論研究者の尊厳(千葉正士)/
人間の尊厳と受刑者の法的地位(菊田幸一)/
「神の像」再考(稲垣良典)/
カニバリズム、歴史、そして人間の尊厳(駒城鎮一)/
生命の尊重と自己決定権(金澤文雄)/
出生前の人の尊厳と生きる権利(秋葉悦子)/
消極的応報としての刑罰の積極的一般予防機能と人間の尊厳(増田　豊)/
法の哲学と悪の哲学(堅田　剛)/
カントにおける「人間性の尊厳」の形而上学的展開(中村博雄)/
「人間の尊厳」についての断章(扇田孝之)/
人間の尊厳と基本的人権（一）(水波　朗)/
アメリカにおける人間の尊厳論の諸相(西野基継)/br
第二部　現代法理論の諸相br
般若理趣経葉「犯罪肯定」の思想なのか(宗岡嗣郎)/
新自然法論における基本善と人間実現(河見　誠)/
多文化主義と自然法(葛生栄二郎)/
In dubio pro reo(山口邦夫)/
価値寛容主義の仁学的展開(鈴木敬夫)/
二つの「生」と二つの「死」(中山研一)/
法の解釈(青山治城)/
遺伝子問題と種の法理(高橋広次)/
リバタリアニズムの刑罰理論(森村　進)
公共的観点とリベラルバな平等論(長谷川晃)/
規範意識の再検討(竹下　賢)/
法的自然法の可能性(松岡　誠)/
法律家の理想像について(大木雅夫)/
エールリッヒが批判した法律学(大塚　滋)/
《少数者の人権》について(初宿正典)/
法システムと「思い遣りの倫理」(服部高宏)/
事実から当為は導出されるか(佐藤節子)/
先端科学技術と憲法・序説(青柳幸一)/
第三部　海外からの寄稿br
死刑に反対！(Antonio Beristain S. j.)/
刑法と法の定義(Francisco Carpintero)/
教会における基本権(Alexander Hollerbach)/
二つのポスト・スコラ的自然法論について(Hermann Klenner)/
オーストラリア法における人間の尊厳について(Herbert Schambeck)/
生命倫理に関する欧州人権協定と法の基礎(Hans-Ludwig Schreiber)/br
第四部　ホセ・ヨンパルト教授一人と業績br
ヨンパルト教授の人と仕事(三島淑臣)