少年非行と法

少年非行と法

曽根威彦 他著
定価:1,980円(税込)
  • 在庫:
    在庫があります
  • 発行:
    2001年02月01日
  • 判型:
    46判
  • ページ数:
    196頁
カートに入れる

書籍購入は弊社「早稲田正門店インターネット書店」サイトでの購入となります。

内容紹介

<目 次>

1 少年非行の原因と予防…社会統制のあり方をめぐって(守山 正)

はじめに/「少年」とは/戦後の少年非行の動向/現代非行の特徴/現代と社会統制力/おわりに

2 少年と性…青少年保護条例を中心として(曽根威彦)

はじめに/「性」行為に関する刑事規制・制裁/性的表現物と青少年の保護/おわりに

3 少年事件における加害者と被害者…修復的司法への道(高橋則夫)

はじめに/少年事件における被害者の地位/被害者の法的地位/修復的司法へのパラダイム転換/「加害者と被害者の和解」システムの可能性/おわりに-少年の改善更生と被害者の保護との調整の可能性-

4 少年法の理念と少年審判…少年法改正問題をめぐって(田口守一)

はじめに/少年法の仕組みと少年法の理念/「少年法の一部を改正する法律案」と各政党の少年法改正案/少年司法の確かな伝統と改善すべき点/むすび

5 非行少年の処遇…刑罰か、保護処分か(石川正興)

はじめに/非行少年に対する処遇理念としての「保護」/「保護処分に代えて刑罰へ」という刑罰化の主張/むすび