刑法における因果論と侵害原理
久留米大学法政叢書 8

刑法における因果論と侵害原理

梅崎進哉 著
定価:6,050円(税込)
  • 在庫:
    在庫があります
  • 発行:
    2001年03月01日
  • 判型:
    A5
  • ページ数:
    332
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第一章 啓蒙に至る犯罪観の変遷と侵害原理発見の土壌br
第一節 中世刑法の諸相/第二節 絶対主義刑法の形成/第三節 侵害原理の「理論構造」br
第二章 近代啓蒙主義における侵害原理と因果論的犯罪論br
第一節 侵害原理の立法論的展開/第二節 侵害原理の理論的展開-フォイエルバッハの因果論的犯罪論/第三節 啓蒙主義的刑法理論の歴史的意義br
第三章 因果論の実証主義的純化と機能的後退br
第一節 因果論的犯罪論の「発展」/第二節 条件説による因果論的犯罪論の解体/第三節 行政刑法の肥大化と魔女狩りの再現-人種管理政策br
第四章 侵害原理と因果論的犯罪論の再生へ向けてbr
第一節 侵害原理と因果論的犯罪論の歴史的意義と再生への方向/第二節 因果関係論の再構成/第三節 不真正不作為犯論の再構成/第四節 未遂犯論の再構成/第五節 社会法益論の再構成-「行政犯」問題の克服に向けて