民法ファーストステージ
松原 哲 著
定価:1,980円(税込)-
在庫:
在庫があります -
発行:
2020年03月20日
-
判型:
A5判並製 -
ページ数:
176頁 -
ISBN:
978-4-7923-2753-8
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内容紹介
目 次
はしがき i
第1章 民法を学ぶための法学の基礎 …… 1
1 紛争と法 …… 1
1─1 法の役割 …… 1
1─2 成文法 …… 3
1─3 不文法 …… 4
2 法の体系 …… 4
2─1 法的責任 …… 4
2─2 私法と公法 …… 6
2─3 そのほかの法の分類 …… 7
3 民事紛争と裁判の役割 …… 8
3─1 自力救済の禁止と裁判 …… 8
3─2 裁判と裁判所 …… 9
3─3 民事裁判と刑事裁判 …… 10
3─4 民事訴訟と立証 …… 11
4 民法を学ぶ上での常識 …… 13
4─1 条文について …… 13
4─2 判決について …… 14
第2章 契約のルール …… 17
1 契約と民法 …… 17
1─1 契約の意義 …… 17
1─2 民法の構造 …… 19
2 契約の成立と有効 …… 21
2─1 契約の成立 …… 21
2─2 契約自由の原則 …… 22
2─3 契約の有効要件 …… 23
2─4 意思能力 …… 24
2─5 契約内容の問題 …… 24
2─6 正常な意思表示 …… 25
3 正常でない意思表示 …… 25
3─1 心裡留保・虚偽表示 …… 25
3─2 錯 誤 …… 27
3─3 瑕疵ある意思表示:詐欺・強迫 …… 28
4 契約の当事者 …… 31
4─1 権利能力 …… 31
4─2 法 人 …… 32
4─3 制限行為能力者 …… 33
4─4 未成年者 …… 33
4─5 成年後見制度 …… 34
4─6 制限行為能力者の相手方の保護 …… 35
5 代 理 …… 35
5─1 代理とは何か …… 35
5─2 代理権 …… 36
5─3 代理行為 …… 38
5─4 無権代理 …… 39
5─5 表見代理 …… 40
6 物権変動 …… 41
6─1 物 …… 41
6─2 不動産物権変動 …… 41
6─3 動産物権変動 …… 43
6─4 公信の原則 …… 44
6─5 民法94条2項類推適用論 …… 45
7 債権の実現 …… 46
7─1 弁 済 …… 46
7─2 債権の消滅原因 …… 47
7─3 債権の強制的実現 …… 49
8 担保と保証 …… 51
8─1 債権者平等の原則 …… 51
8─2 担 保 …… 52
8─3 保 証 …… 53
9 債務不履行制度1:解除 …… 55
9─1 債務不履行制度とは …… 55
9─2 契約の解除 …… 57
9─3 法定解除の要件:催告解除と無催告解除 …… 58
9─4 解除の効果 …… 58
9─5 解除権の行使・消滅 …… 60
10 債務不履行制度2:損害賠償 …… 60
10─1 損害賠償とは …… 60
10─2 損害賠償請求権の成立要件 …… 61
10─3 損害及び損害賠償の範囲 …… 62
10─4 損害賠償をめぐるその他の問題 …… 63
11 売買と契約不適合責任 …… 65
11─1 売買契約の意義及び成立 …… 65
11─2 売買の効力 …… 65
11─3 改正民法と契約不適合責任 …… 66
11─4 補論:訪問販売等と特定商取引法 …… 68
12 消費貸借と利息の規制 …… 72
12─1 消費貸借の意義 …… 72
12─2 利息の規制 …… 74
12─3 補論:クレジット …… 76
13 賃貸借1:民法の規定 …… 78
13─1 賃貸借契約の意義及び成立 …… 78
13─2 賃貸人・賃借人の権利・義務 …… 79
13─3 承諾ある譲渡・転貸の法律関係 …… 80
14 賃貸借2:借地借家法 …… 82
14─1 不動産賃貸借の問題点 …… 82
14─2 不動産賃借権の対抗力 …… 82
14─3 借地権の存続期間 …… 83
14─4 建物賃借権の存続期間等 …… 84
15 事務管理と不当利得 …… 85
15─1 事務管理 …… 85
15─2 不当利得 …… 86
15─3 特殊の不当利得 …… 88
第3章 事故賠償のルール …… 91
1 不法行為の意義・成立要件 …… 91
1─1 事故と不法行為責任 …… 91
1─2 一般的不法行為と特殊的不法行為 …… 93
1─3 一般的不法行為の成立要件 …… 94
2 故意又は過失 …… 94
2─1 故 意 …… 94
2─2 過失の意義と構造 …… 95
2─3 注意義務の内容・程度 …… 97
2─4 立証責任と過失の推定 …… 98
3 違法性 …… 99
3─1 権利侵害から違法性へ …… 99
3─2 人格的利益の侵害 …… 101
3─3 財産的利益の侵害 …… 104
3─4 公害・生活妨害その他 …… 105
3─5 違法性阻却事由 …… 106
4 責任能力 …… 107
4─1 責任能力の意義 …… 107
4─2 責任無能力者の類型 …… 108
5 損害の発生・因果関係 …… 109
5─1 損害の発生 …… 109
5─2 因果関係とは …… 109
5─3 事実的因果関係の立証 …… 111
5─4 原因競合 …… 112
6 不法行為の効果 …… 113
6─1 損害賠償請求権の発生 …… 113
6─2 損害の理解 …… 114
6─3 損害賠償の方法 …… 115
6─4 損害賠償請求権者 …… 116
6─5 損害賠償の範囲・賠償額の算定 …… 119
6─6 損害賠償請求権の消滅 …… 122
6─7 差止請求 …… 122
7 特殊の不法行為1:責任無能力者の監督者責任 …… 123
7─1 監督者責任の意義 …… 123
7─2 成立要件 …… 123
7─3 責任主体 …… 124
7─4 責任能力ある未成年者の問題 …… 124
8 特殊の不法行為2:使用者責任 …… 125
8─1 使用者責任の意義 …… 125
8─2 成立要件 …… 126
8─3 効 果 …… 129
8─4 公務員の不法行為 …… 130
9 特殊の不法行為3:工作物責任 …… 132
9─1 工作物責任の意義 …… 132
9─2 成立要件 …… 132
9─3 効 果 …… 134
9─4 公の営造物責任 …… 134
10 特殊の不法行為4:共同不法行為 …… 136
10─1 共同不法行為の意義 …… 136
10─2 狭義の共同不法行為 …… 137
10─3 加害者不明の共同不法行為 …… 139
10─4 教唆・幇助 …… 140
11 特殊の不法行為5:交通事故賠償 …… 141
11─1 自動車損害賠償保障法の制定 …… 141
11─2 運行供用者 …… 142
11─3 運行供用者責任の成立要件 …… 144
11─4 民法の適用・保険 …… 146
12 特殊の不法行為6:製造物責任 …… 146
12─1 製造物責任法成立の意義 …… 146
12─2 責任主体 …… 148
12─3 成立要件 …… 148
12─4 免責事由 …… 150
12─5 責任期間の制限等 …… 151
補遺 これからの学習のために …… 153
1 民法の体系と本書との対応 …… 153
2 民法の学び方 …… 156
3 参照文献 …… 157
事項索引 …… 161
はしがき i
第1章 民法を学ぶための法学の基礎 …… 1
1 紛争と法 …… 1
1─1 法の役割 …… 1
1─2 成文法 …… 3
1─3 不文法 …… 4
2 法の体系 …… 4
2─1 法的責任 …… 4
2─2 私法と公法 …… 6
2─3 そのほかの法の分類 …… 7
3 民事紛争と裁判の役割 …… 8
3─1 自力救済の禁止と裁判 …… 8
3─2 裁判と裁判所 …… 9
3─3 民事裁判と刑事裁判 …… 10
3─4 民事訴訟と立証 …… 11
4 民法を学ぶ上での常識 …… 13
4─1 条文について …… 13
4─2 判決について …… 14
第2章 契約のルール …… 17
1 契約と民法 …… 17
1─1 契約の意義 …… 17
1─2 民法の構造 …… 19
2 契約の成立と有効 …… 21
2─1 契約の成立 …… 21
2─2 契約自由の原則 …… 22
2─3 契約の有効要件 …… 23
2─4 意思能力 …… 24
2─5 契約内容の問題 …… 24
2─6 正常な意思表示 …… 25
3 正常でない意思表示 …… 25
3─1 心裡留保・虚偽表示 …… 25
3─2 錯 誤 …… 27
3─3 瑕疵ある意思表示:詐欺・強迫 …… 28
4 契約の当事者 …… 31
4─1 権利能力 …… 31
4─2 法 人 …… 32
4─3 制限行為能力者 …… 33
4─4 未成年者 …… 33
4─5 成年後見制度 …… 34
4─6 制限行為能力者の相手方の保護 …… 35
5 代 理 …… 35
5─1 代理とは何か …… 35
5─2 代理権 …… 36
5─3 代理行為 …… 38
5─4 無権代理 …… 39
5─5 表見代理 …… 40
6 物権変動 …… 41
6─1 物 …… 41
6─2 不動産物権変動 …… 41
6─3 動産物権変動 …… 43
6─4 公信の原則 …… 44
6─5 民法94条2項類推適用論 …… 45
7 債権の実現 …… 46
7─1 弁 済 …… 46
7─2 債権の消滅原因 …… 47
7─3 債権の強制的実現 …… 49
8 担保と保証 …… 51
8─1 債権者平等の原則 …… 51
8─2 担 保 …… 52
8─3 保 証 …… 53
9 債務不履行制度1:解除 …… 55
9─1 債務不履行制度とは …… 55
9─2 契約の解除 …… 57
9─3 法定解除の要件:催告解除と無催告解除 …… 58
9─4 解除の効果 …… 58
9─5 解除権の行使・消滅 …… 60
10 債務不履行制度2:損害賠償 …… 60
10─1 損害賠償とは …… 60
10─2 損害賠償請求権の成立要件 …… 61
10─3 損害及び損害賠償の範囲 …… 62
10─4 損害賠償をめぐるその他の問題 …… 63
11 売買と契約不適合責任 …… 65
11─1 売買契約の意義及び成立 …… 65
11─2 売買の効力 …… 65
11─3 改正民法と契約不適合責任 …… 66
11─4 補論:訪問販売等と特定商取引法 …… 68
12 消費貸借と利息の規制 …… 72
12─1 消費貸借の意義 …… 72
12─2 利息の規制 …… 74
12─3 補論:クレジット …… 76
13 賃貸借1:民法の規定 …… 78
13─1 賃貸借契約の意義及び成立 …… 78
13─2 賃貸人・賃借人の権利・義務 …… 79
13─3 承諾ある譲渡・転貸の法律関係 …… 80
14 賃貸借2:借地借家法 …… 82
14─1 不動産賃貸借の問題点 …… 82
14─2 不動産賃借権の対抗力 …… 82
14─3 借地権の存続期間 …… 83
14─4 建物賃借権の存続期間等 …… 84
15 事務管理と不当利得 …… 85
15─1 事務管理 …… 85
15─2 不当利得 …… 86
15─3 特殊の不当利得 …… 88
第3章 事故賠償のルール …… 91
1 不法行為の意義・成立要件 …… 91
1─1 事故と不法行為責任 …… 91
1─2 一般的不法行為と特殊的不法行為 …… 93
1─3 一般的不法行為の成立要件 …… 94
2 故意又は過失 …… 94
2─1 故 意 …… 94
2─2 過失の意義と構造 …… 95
2─3 注意義務の内容・程度 …… 97
2─4 立証責任と過失の推定 …… 98
3 違法性 …… 99
3─1 権利侵害から違法性へ …… 99
3─2 人格的利益の侵害 …… 101
3─3 財産的利益の侵害 …… 104
3─4 公害・生活妨害その他 …… 105
3─5 違法性阻却事由 …… 106
4 責任能力 …… 107
4─1 責任能力の意義 …… 107
4─2 責任無能力者の類型 …… 108
5 損害の発生・因果関係 …… 109
5─1 損害の発生 …… 109
5─2 因果関係とは …… 109
5─3 事実的因果関係の立証 …… 111
5─4 原因競合 …… 112
6 不法行為の効果 …… 113
6─1 損害賠償請求権の発生 …… 113
6─2 損害の理解 …… 114
6─3 損害賠償の方法 …… 115
6─4 損害賠償請求権者 …… 116
6─5 損害賠償の範囲・賠償額の算定 …… 119
6─6 損害賠償請求権の消滅 …… 122
6─7 差止請求 …… 122
7 特殊の不法行為1:責任無能力者の監督者責任 …… 123
7─1 監督者責任の意義 …… 123
7─2 成立要件 …… 123
7─3 責任主体 …… 124
7─4 責任能力ある未成年者の問題 …… 124
8 特殊の不法行為2:使用者責任 …… 125
8─1 使用者責任の意義 …… 125
8─2 成立要件 …… 126
8─3 効 果 …… 129
8─4 公務員の不法行為 …… 130
9 特殊の不法行為3:工作物責任 …… 132
9─1 工作物責任の意義 …… 132
9─2 成立要件 …… 132
9─3 効 果 …… 134
9─4 公の営造物責任 …… 134
10 特殊の不法行為4:共同不法行為 …… 136
10─1 共同不法行為の意義 …… 136
10─2 狭義の共同不法行為 …… 137
10─3 加害者不明の共同不法行為 …… 139
10─4 教唆・幇助 …… 140
11 特殊の不法行為5:交通事故賠償 …… 141
11─1 自動車損害賠償保障法の制定 …… 141
11─2 運行供用者 …… 142
11─3 運行供用者責任の成立要件 …… 144
11─4 民法の適用・保険 …… 146
12 特殊の不法行為6:製造物責任 …… 146
12─1 製造物責任法成立の意義 …… 146
12─2 責任主体 …… 148
12─3 成立要件 …… 148
12─4 免責事由 …… 150
12─5 責任期間の制限等 …… 151
補遺 これからの学習のために …… 153
1 民法の体系と本書との対応 …… 153
2 民法の学び方 …… 156
3 参照文献 …… 157
事項索引 …… 161