法の理論38

法の理論38

長谷川 晃・酒匂一郎・河見 誠・中山竜一 編集
定価:4,180円(税込)
  • 在庫:
    在庫があります
  • 発行:
    2020年03月20日
  • 判型:
    A5判並製
  • ページ数:
    242頁
  • ISBN:
    978-4-7923-0669-4
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内容紹介

      目  次
「法の理論38」発行にあたって
 
特集《生命医科学の発展と倫理的法的社会的問題》
Ⅰ 遺伝子差別と平等
    --生物的格差と社会的格差の是正-- …瀬戸山 晃 一……3
Ⅱ ドーピングとエンハンスメント
    --トマス・マレーのエンハンスメント論-- …林芳紀……25
Ⅲ 優れた子ども/よい子どもを選ぶことと創ることの倫理
    --デザイナーベビーとエンハンスメント-- …伊吹友秀……51
Ⅳ 生殖医療技術と身体の資源化・商品化
    --身体をめぐる所有と交換の法秩序に関する一考察-- …鈴 木 慎太郎……79

論 文
一 ソフィア・モローの熟慮的自由説の批判的検討
    --なぜ差別をしてはいけないのかをめぐって-- …森   悠一郎……105
二 公的判断過程における宗教
    --カナダ最高裁モデルと道徳心理学-- …山本健人……133

前巻特集へのコメントとリプライ
□1 「リスク社会と法」の認識論史から
    --嶋津格論文・橋本努論文へのコメント-- …中山竜一……157
□2 リスク・ネーション・自由
    --川瀬貴之論文・野崎亜紀子論文へのコメント-- …佐藤憲一……171
① 中山コメントへのリプライ …嶋津格……197
② 「リスク認識とイデオロギー--新たな理論と調査結果の分析」に対する
   中山竜一先生のコメントへの応答 …橋本努……205
③ リスク類型化の方法と多元主義
    --佐藤氏コメントへのリプライ-- …川瀬貴之……211
④ 関係的プライバシーを問う理由
    --《個人の尊重》から考える-- …野 崎 亜紀子……221

執筆者および編者一覧