刑法各論

刑法各論

浅田和茂 著
定価:4,070円(税込)
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  • 発行:
    2020年07月20日
  • 判型:
    A5判上製
  • ページ数:
    634頁
  • ISBN:
    978-4-7923-5311-7
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内容紹介

目  次
はしがき
文献略語

序  論
1 刑法各論の意義1
(1) 刑法各論の対象 (1)  (2) 刑法各論の方法 (2)
2 刑法総論と刑法各論の関係3
(1) 総則と各則の区別 (3)  (2) 総論と各論の区別 (5)
3 刑法各論の分類とその順序5
(1) 刑法各論の分類 (5)  (2) 刑法各論の順序 (7)
第1編 個人に対する罪
第1章 生命・身体に対する罪
第1節 総 説
1 法益・客体13
(1) 法益 (13)  (2) 客体 (14)
2 人の始期16
(1) 人の始期に関する学説 (16)  (2) 胎児傷害致死 (17)
3 人の終期19
(1) 人の終期に関する学説 (19)  (2) 脳死と臓器移植 (21)
第2節 殺人の罪
1 総 説24
2 普通殺人罪25
(1) 成立要件 (25)  (2) 罪数および刑 (26)  (3) 尊属殺人罪 (27)
3 殺人予備罪28
4 自殺関与罪・同意殺人罪30
(1) 自殺関与の処罰根拠 (30)  (2) 自殺関与罪(狭義) (32)
(3) 同意殺人罪 (35)
第3節 傷害の罪
1 総 説37
2 傷害罪38
(1) 意義 (38)  (2) 成立要件 (39)
(3) 暴行罪と傷害罪との関係 (40)
3 傷害致死罪42
4 現場助勢罪44
5 同時傷害の特例45
(1) 意義 (45)  (2) 成立要件 (46)
6 暴行罪48
(1) 意義 (48)  (2) 成立要件 (49)
7 凶器準備集合罪52
(1) 意義 (52)  (2) 凶器準備集合罪 (54)  (3) 凶器準備結集罪 (57)
補論 自動車運転死傷行為処罰法58
(1) 定義規定 (59)  (2) 危険運転致死傷罪 (59)  
(3) 準危険運転致死傷罪 (66)  (4) アルコール等影響発覚免脱罪 (67)
(5) 過失運転致死傷罪 (67)  (6) 無免許運転による加重 (68)
第4節 過失傷害の罪
1 総 説69
2 過失致死傷罪70
(1) 過失傷害罪 (70)  (2) 過失致死罪 (71)
3 業務上過失・重過失致死傷罪71
(1) 業務上過失致死傷罪 (71)  (2) 重過失致死傷罪 (74)
第5節 堕胎の罪
1 総 説75
(1) 法益および堕胎の罪の構成 (75)  (2) 人工妊娠中絶 (76)
2 自己堕胎罪78
3 同意堕胎罪・同致死傷罪79
4 不同意堕胎罪・同致死傷罪80
第6節 遺棄の罪
1 総 説81
2 単純遺棄罪82
3 保護責任者遺棄罪・同不保護罪84
4 遺棄致死傷罪86

第2章 自由に対する罪
第1節 総 説
1 自由の意義89
2 自由に対する罪の範囲89
第2節 脅迫の罪
1 総 説90
2 脅迫罪91
(1) 成立要件 (91)  (2) 権利行使と脅迫罪 (94)  
(3) 他罪との関係 (95)
3 強要罪96
(1) 成立要件 (96)  (2) 争議行為 (98)  (3) 他罪との関係 (98)
第3節 逮捕・監禁の罪
1 総 説99
2 逮捕監禁罪101
(1) 成立要件 (101)  (2) 労働争議行為、他罪との関係 (103)
3 逮捕監禁致死傷罪103
第4節 略取、誘拐、人身売買の罪
1 総 説104
(1) 意義 (104)  (2) 保護法益 (105)
2 未成年者拐取罪107
3 営利目的等拐取罪109
4 身代金目的拐取罪、身代金要求罪、解放減軽111
(1) 意義 (111)  (2) 身代金目的拐取罪 (111)  
(3) 身代金要求罪 (112)  (4) 解放減軽 (113)  
(5) 身代金目的拐取予備罪、自首減免 (114)
5 所在国外移送目的拐取罪、人身売買罪115
(1) 所在国外移送目的拐取罪 (115)  (2) 人身売買罪 (115)  
(3) 所在国外移送罪 (116)
6 被拐取者引渡し等罪116
(1) 幇助目的引渡し等罪 (117)  (2) 加重的引渡し等罪 (118)
7 親告罪118
第5節 性的自由に対する罪
1 総 説118
(1) 意義 (118)  (2) 2017年改正 (120)
2 強制わいせつ罪121
(1) わいせつな行為 (121)  (2) 暴行・脅迫 (122)  
(3) 主観的要件 (123)
3 強制性交等罪124
(1) 暴行・脅迫、性交等 (124)  (2) 主体・客体 (125)  
(3) 主観的要件 (125)  (4) 未遂・既遂・その他 (125)
4 準強制わいせつ・準強制性交等罪126
(1) 心神喪失・抗拒不能 (126)  (2) 主観的要件 (127)  
(3) 未遂・既遂・その他 (128)
5 監護者わいせつ・性交等罪128
6 強制わいせつ等致死傷罪130
(1) 意義 (130)  (2) 基本犯と死傷の結果 (130)  
(3) 主観的要件・罪数 (132)

第3章 プライヴァシーに対する罪
第1節 総 説
1 意 義133
2 プライヴァシーの保護と刑法134
第2節 住居を侵す罪
1 総 説134
(1) 保護法益 (134)  (2) 本書の立場 (137)
2 住居侵入罪138
(1) 成立要件 (138)  (2) ポスティングと住居侵入罪 (142)
(3) 未遂・既遂、他罪との関係 (144)
3 不退去罪144
第3節 秘密を侵す罪
1 総 説146
2 信書開封罪147
(1) 意義 (147)  (2) 成立要件 (148)  (3) 違法性阻却事由 (149)
(4) 親告罪 (149)
3 秘密漏示罪150
(1) 意義 (150)  (2) 成立要件 (151)  (3) 違法性阻却事由 (152)
(4) 親告罪 (153)

第4章 名誉・信用に対する罪
第1節 名誉に対する罪
1 総 説154
2 名誉毀損罪155
(1) 客体 (156)  (2) 行為 (156)  (3) 死者の名誉毀損 (158)
3 侮辱罪158
4 真実性の証明に関する特例159
(1) 真実性の証明の要件 (159)
(2) 真実性の証明の法的性質・真実性の誤信 (161)
第2節 信用・業務に対する罪
1 総 説165
2 信用毀損罪167
3 業務妨害罪168
(1) 業務の意義 (168)  (2) 業務と公務 (169)  (3) 行為 (172)
4 電子計算機損壊等業務妨害罪175

第5章 財産に対する罪
第1節 総 説
1 個人財産の保護178
2 財産罪の分類179
3 刑法上の財産概念180
4 財 物181
(1) 有体物説・管理可能性説 (181)  (2) 有体物の例外 (182)
(3) 財産的価値 (184)
5 財産上の利益185
6 本権説・所持説186
(1) 財物領得罪の法益 (186)  (2) 他人の占有する自己の物 (187)
7 不法領得の意思189
(1) 意義 (189)  (2) 領得罪と毀棄罪との区別 (190)
(3) 使用窃盗の不処罰 (192)
第2節 窃盗の罪
1 総 説195
2 窃盗罪196
(1) 意義 (196)  (2) 占有の有無 (197)  (3) 占有の帰属 (199)
(4) 死者の占有 (201)  (5) 窃取 (203)
(6) 実行の着手・既遂 (204)  (7) 罪数・他罪との関係 (207)
3 不動産侵奪罪207
4 親族間の特例209
(1) 意義・刑の免除の根拠 (209)  (2) 親族関係 (211)
第3節 強盗の罪
1 総 説212
2 強盗罪213
(1) 財物強盗罪 (213)  (2) 強盗利得罪 (216)
(3) 未遂・既遂、他罪との関係 (217)
3 強盗予備罪218
(1) 意義 (218)  (2) 事後強盗目的の予備 (219)
4 事後強盗罪220
(1) 意義 (220)  (2) 暴行・脅迫 (221)  (3) 未遂・共犯 (222)
5 昏酔強盗罪223
6 強盗致死傷罪224
(1) 意義 (224)  (2) 成立要件 (225)
(3) 故意ある場合と未遂 (226)
7 強盗強制性交等罪・強制性交等強盗罪、同致死罪227
(1) 意義 (227)  (2) 強盗・強制性交等罪 (228)
(3) 強制性交等・強盗罪 (229)  (4) 未遂・中止犯 (229)
(5) 強盗・強制性交等致死罪、強制性交等・強盗致死罪 (230)
第4節 詐欺および恐喝の罪
1 総 説230
(1) 意義 (230)  (2) 保護法益 (232)
2 詐欺罪235
(1) 客体 (235)  (2) 欺く行為 (235)  (3) 不作為による詐欺 (236)
(4) 錯誤・処分行為 (239)  (5) 三角詐欺 (241)
(6) 財産上の損害 (246)  (7) 不法原因給付と詐欺罪 (253)
(8) 未遂・既遂 (254)  (9) 他罪との関係 (255)
3 電子計算機使用詐欺罪256
(1) 意義 (256)  (2) 成立要件 (257)  (3) 他罪との関係 (259)
4 準詐欺罪259
5 恐喝罪260
(1) 意義 (260)  (2) 成立要件 (260)  (3) 権利行使と恐喝罪 (262)
(4) 他罪との関係 (263)
第5節 横領および背任の罪
1 総 説264
(1) 意義 (264)  (2) 横領罪の法益 (266)
2 普通横領罪267
(1) 意義 (267)  (2) 客体 (268)  (3) 行為 (279)
(4) 他罪との関係 (282)
3 業務上横領罪283
4 占有離脱物横領罪284
(1) 意義 (284)  (2) 成立要件 (285)  (3) 他罪との関係 (286)
5 背任罪287
(1) 意義 (287)  (2) 主体 (288)  (3) 行為 (289)
(4) 図利・加害の目的 (291)  (5) 財産上の損害 (292)
(6) 共犯 (293)  (7) 横領罪と背任罪との区別 (294)
第6節 盗品等に関する罪
1 総 説296
(1) 意義 (296)  (2) 本罪の本質(保護法益) (297)
2 盗品譲受け等罪298
(1) 主体 (299)  (2) 客体 (299)  (3) 行為 (301)  (4) 故意 (305)
(5) 罪数・他罪との関係 (305)
3 親族間の特例306
(1) 意義 (306)  (2) 刑の免除の理由 (307)
第7節 毀棄および隠匿の罪
1 総 説308
(1) 意義 (308)  (2) 罪質、毀棄の概念 (308)
2 公用文書等毀棄罪310
3 私用文書等毀棄罪312
4 建造物等損壊罪・同致死傷罪312
(1) 客体 (313)  (2) 行為 (315)  (3) 建造物等損壊致死傷罪 (316)
5 器物損壊罪317
6 境界損壊罪318
7 信書隠匿罪319
第2編 公共・公衆に対する罪
第1章 公共の安全に対する罪
第1節 騒乱の罪
1 総 説324
2 騒乱罪326
(1) 意義 (326)  (2) 主体 (327)  (3) 行為 (327)
(4) 共同意思・故意 (329)  (5) 総則共犯規定の適用 (330)
(6) 他罪との関係 (331)
3 多衆不解散罪331
第2節 放火および失火の罪
1 総 説333
(1) 意義 (333)  (2) 被害者の承諾 (334)  (3) 放火の意義 (335)
(4) 焼損の意義 (336)  (5) 公共の危険 (338)
2 現住建造物等放火罪340
(1) 意義 (340)  (2) 成立要件 (340)  (3) 行為・結果・故意 (344)
(4) 罪数・他罪との関係 (344)
3 非現住建造物等放火罪345
(1) 意義 (345)  (2) 成立要件 (346)  (3) 公共の危険の認識 (347)
(4) 自己の物に関する特例 (348)
4 建造物等以外放火罪349
5 放火予備罪350
6 延焼罪351
7 消火妨害罪352
8 失火罪353
9 激発物破裂罪354
10 業務上失火等罪356
(1) 意義 (356)  (2) 業務上失火罪 (356)  (3) 重過失失火罪 (357)
(4) 業務上過失・重過失激発物破裂罪 (357)
11 ガス漏出等罪・同致死傷罪357
第3節 出水および水利に関する罪
1 総 説359
2 現住建造物等浸害罪360
3 非現住建造物等浸害罪361
4 水防妨害罪361
5 過失建造物等浸害罪362
6 出水危険罪363
7 水利妨害罪364
第4節 往来を妨害する罪
1 総 説365
2 往来妨害罪・同致死傷罪366
(1) 往来妨害罪 (366)  (2) 往来妨害致死傷罪 (368)
3 往来危険罪368
(1) 意義 (368)  (2) 行為 (369)  (3) 往来の危険 (370)
4 汽車等転覆破壊罪・同致死罪372
(1) 汽車等転覆破壊罪 (372)  (2) 汽車等転覆破壊致死罪 (374)
5 往来危険汽車等転覆罪375
6 過失往来危険罪377
第5節 公衆の健康に対する罪
1 総 説378
2 あへん煙に関する罪379
(1) 意義 (379)  (2) あへん煙輸入等罪 (380)
(3) あへん煙吸食器具輸入等罪 (380)
(4) 税関職員あへん煙輸入等罪 (381)
(5) あへん煙吸食・場所提供罪 (381)  (6) あへん煙等所持罪 (382)
3 飲料水に関する罪382
(1) 意義 (382)  (2) 浄水汚染罪・同致死傷罪 (382)
(3) 水道汚染罪・同致死傷罪 (383)
(4) 浄水毒物等混入罪・同致死傷罪 (384)
(5) 水道毒物等混入罪・同致死罪 (385)  (6) 水道損壊閉塞罪 (386)

第2章 公共の信用に対する罪
第1節 文書偽造の罪
1 総 説388
(1) 法益 (388)  (2) 形式主義・実質主義 (389)
(3) 文書の概念 (390)  (4) 偽造 (395)  (5) 変造 (402)
(6) 虚偽文書の作成 (403)  (7) 行使・行使の目的 (404)
(8) 電磁的記録 (406)
2 詔書偽造等罪・同行使罪406
3 公文書偽造等罪・同行使罪407
(1) 意義 (408)  (2) 有印公文書等偽造罪 (408)
(3) 無印公文書偽造等罪 (410)  (4) 偽造公文書等行使罪 (411)
4 虚偽公文書作成等罪・同行使罪411
5 公正証書原本不実記載等罪・同行使罪413
(1) 意義 (413)  (2) 成立要件 (414)  (3) 罪数 (416)
6 私文書偽造等罪・同行使罪416
(1) 意義 (416)  (2) 有印私文書偽造等罪 (417)
(3) 無印私文書偽造等罪 (419)  (4) 偽造私文書等行使罪 (419)
7 虚偽診断書等作成罪・同行使罪419
8 電磁的記録不正作出罪・同供用罪421
(1) 意義 (421)  (2) 私電磁的記録不正作出罪 (422)
(3) 公電磁的記録不正作出罪 (423)
(4) 不正作出電磁的記録供用罪 (423)
第2節 印章偽造の罪
1 総 説424
(1) 意義 (424)  (2) 印章・署名 (425)
(3) 偽造・使用・不正使用 (426)
2 犯罪類型426
(1) 御璽等偽造罪・同不正使用罪 (426)
(2) 公印等偽造罪・同不正使用罪 (427)
(3) 公記号偽造罪・同不正使用罪 (427)
(4) 私印等偽造罪・同不正使用罪 (427)
第3節 不正指令電磁的記録に関する罪
1 総 説428
2 犯罪類型429
(1) 不正指令電磁的記録作成等罪 (429)
(2) 不正指令電磁的記録取得等罪 (432)
第4節 通貨偽造の罪
1 総 説432
(1) 意義 (432)  (2) 法益 (433)
2 通貨偽造罪435
3 偽造通貨行使等罪436
4 外国通貨偽造罪・同行使等罪438
5 偽造通貨等収得罪439
6 収得後知情行使等罪440
7 通貨偽造等準備罪441
第5節 有価証券偽造の罪
1 総 説442
2 有価証券偽造罪443
(1) 有価証券 (443)  (2) 偽造・変造 (444)  (3) 行使の目的 (446)
3 有価証券虚偽記入罪447
4 偽造有価証券行使等罪448
第6節 支払用カード電磁的記録に関する罪
1 総 説450
(1) 意 義 (450)  (2) 法益 (451)
2 支払用カード電磁的記録不正作出等罪451
(1) 意義 (452)  (2) 支払用カード電磁的記録不正作出罪 (452)
(3) 不正作出支払用カード供用罪 (453)
(4) 不正作出支払用カード譲渡し等罪 (453)
3 不正電磁的記録カード所持罪454
4 支払用カード電磁的記録不正作出準備罪455
(1) 意義 (455)  (2) 電磁的記録情報取得罪・同提供罪 (455)
(3) 電磁的記録情報保管罪 (456)  (4) 器械・原料準備罪 (456)
5 共犯・罪数456

第3章 公衆の感情に対する罪
第1節 性的感情に対する罪
1 総 説459
2 公然わいせつ罪461
(1) 意義 (461)  (2) 成立要件 (462)  (3) 共犯・罪数 (464)
3 わいせつ物頒布等罪465
(1) 意義 (465)  (2) わいせつ概念と文芸裁判 (466)
(3) 客体 (469)  (4) 行為 (469)  (5) 故意 (471)
(6) 共犯・罪数 (472)
4 淫行勧誘罪473
5 重婚罪473
第2節 賭博および富くじに関する罪
1 総 説474
2 単純賭博罪476
3 常習賭博罪・賭博場開張等図利罪477
(1) 常習賭博罪 (477)  (2) 賭博場開張図利罪 (479)
(3) 博徒結合図利罪 (480)
4 富くじ罪480
第3節 宗教的感情に対する罪
1 総 説481
2 礼拝所不敬罪・説教妨害罪482
(1) 礼拝所不敬罪 (482)  (2) 説教妨害罪 (483)
3 墳墓発掘罪483
4 死体損壊・遺棄罪484
5 墳墓発掘死体損壊・遺棄罪486
6 変死者密葬罪486
第3編 国家に対する罪
第1章 国家の存立に対する罪、国交に関する罪
第1節 内乱の罪
1 総 説492
2 内乱罪493
(1) 意義 (493)  (2) 主体 (494)  (3) 行為 (494)
(4) 故意・目的 (495)  (5) 共犯・罪数等 (496)
3 内乱予備・陰謀罪497
4 内乱等幇助罪497
第2節 外患の罪
1 総 説498
2 外患誘致罪498
3 外患援助罪499
4 外患予備・陰謀罪500
第3節 国交に関する罪
1 総 説500
2 外国国章損壊等罪501
3 私戦予備・陰謀罪502
4 中立命令違反罪503

第2章 国家の作用に対する罪
第1節 公務員・公務所
1 公務員505
(1) 法令により公務に従事する職員 (505)  (2) 刑法上の公務員 (506)
(3) 行為の客体・行為の主体 (506)
2 公務所507
第2節 公務の執行を妨害する罪
1 総 説507
2 公務執行妨害罪508
(1) 主体・客体 (508)  (2) 職務の適法性 (508)
(3) 職務を執行するに「当たり」 (514)  (4) 暴行・脅迫 (515)
(5) 罪数・他罪との関係 (517)
3 職務強要罪517
(1) 意義 (517)  (2) 成立要件 (518)
4 封印等破棄罪519
(1) 意義 (519)  (2) 成立要件 (520)  (3) 罪数 (522)
5 強制執行妨害目的財産損壊等罪523
(1) 意義 (523)  (2) 成立要件 (525)  (3) 共犯、罪数 (527)
6 強制執行行為妨害等罪528
7 強制執行関係売却妨害罪529
8 加重封印等破棄等罪530
9 公契約関係競売等妨害罪531
10 談合罪531
第3節 逃走の罪
1 総 説533
2 単純逃走罪534
3 加重逃走罪535
4 被拘禁者奪取罪536
5 逃走援助罪537
6 看守者等逃走援助罪538
第4節 犯人蔵匿および証拠隠滅の罪
1 総 説539
2 犯人蔵匿等罪540
(1) 客体 (540)  (2) 行為 (541)  (3) 共犯関係 (543)
3 証拠隠滅等罪544
(1) 客体 (544)  (2) 行為 (545)
4 親族間の特例548
(1) 意義 (548)  (2) 適用範囲 (549)
5 証人威迫罪550
第5節 偽証の罪
1 総 説552
2 偽証罪553
(1) 主体 (553)  (2) 行為 (554)  (3) 被告人の偽証教唆 (555)
(4) 既遂、罪数 (556)  (5) 自白による刑の減免 (556)
3 虚偽鑑定等罪557
第6節 虚偽告訴の罪
1 総 説558
2 虚偽告訴等罪559
第7節 職権濫用の罪
1 総 説561
2 公務員職権濫用罪562
(1) 意義 (562)  (2) 成立要件 (563)
3 特別公務員職権濫用罪566
4 特別公務員暴行陵虐罪567
5 特別公務員職権濫用等致死傷罪568
第8節 賄賂の罪
1 総 説569
(1) 意義 (569)  (2) 保護法益 (570)  (3) 賄賂の意義 (571)
(4) 「職務に関し」の意義 (573)
2 単純収賄罪・受託収賄罪577
(1) 単純収賄罪 (577)  (2) 受託収賄罪 (578)
3 事前収賄罪579
4 第三者供賄罪580
5 加重収賄罪(枉法収賄罪)582
6 事後収賄罪583
7 あっせん収賄罪585
8 贈賄罪586
9 没収・追徴587

事項索引591
判例索引597