＜目次＞
（論説）　二一世紀のアジアと日本　―西原春夫―
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プロローグ
ヨーロッパ統合の歩み
統合の経過/統合の要因BR
ヨーロッパとアジアの違い
ヨーロッパに存在する統合への有利な条件/アジアにみられる統合への不利な条件をどう克服するかBR
アジア共同体形成への流れ
東南アジアの動向/北東アジアの状況/最近の東アジア全体の動向BR
予想されるアジア共同体の枠組
エイペックとアジア太平洋/ヨーロッパから見たアジア/通貨統合を予定した観点BR
アジアでの日本の役割
欧米との間の調整的役割/アジアにおける相互理解の促進/アジアの共通問題解決への協力BR
過去の歴史の克服
アジアへの罪の意識と贖罪/過去の清算できていない日本/「大東亜共栄圏」思想の克服/「国士舘」が二一世紀アジア学部を設立する意義BR
エピローグ
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（対談）　恨みや争いを超えて　―平山郁夫・西原春夫―BR
大唐西域壁画に寄せて/「仏教伝来」への苦しい道のり/仏教の東漸/ヨーロッパ留学からシルクロードの旅へ/文化は混淆しながら発展する/二一世紀アジア学部の思想/対立の克服―バーミヤンの大仏破壊をめぐって/北朝鮮をも動かす/日本の越し方行く末/目標の探求/倫理観の確立BR
（対談）　アジア主義の過去と未来　―松本健一・西原春夫―BR
明治期におけるアジア主義の台頭/アジア主義の変容/アジア政策の変質/アジア主義と国士舘/戦後におけるアジアの中の日本/アジアと日本の将来/共生への努力BR
（対談）　過去の超克　―山口淑子（李香蘭）・西原春夫―BR
撫順時代/奉天（瀋陽）時代/北京留学時代/歌手・俳優への道/新京（長春）時代/「萬世流芳」への出演/記者会見での魂の告白/心と心の触れ合い/過去の超克/上海時代/戦後の苦難/死刑と無罪のあいだ