鉄道改革の経済学

鉄道改革の経済学

山田徳彦 著
定価:7,700円(税込)
  • 在庫:
    在庫があります
  • 発行:
    2002年03月31日
  • 判型:
    A5判
  • ページ数:
    346頁
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内容紹介

国鉄改革を事例にネットワークと組織のあり方を考察。今緊急の課題である行政改革の実現に有益な示唆を与えるもの。

≪目次≫
はしがき
序章
第1章 日本国有鉄道の問題
問題の所在/国鉄の運賃と費用/輸送力増強投資と地方交通線/事業のリストラクチャリング ―貨物輸送と多角化―/組織の問題

第2章 国鉄改革のプロセスと議論
臨時行政調査会の議論/国鉄再建管理委員会と『国鉄改革に関する意見』/JR体制の成立/改革の議論からのインプリケーション

第3章 ネットワークとしての鉄道
ネットワークの視点/鉄道におけるネッチワークの効果と事業者の行動/自発的に保有されないネットワークの存在/効率的なネットワークのあり方

第4章 鉄道の組織と制度
鉄道の組織的側面/フレームワークの転換としての鉄道改革/供給主体に求められる経営戦略/政策と制度

第5章 JR体制と鉄道政策の展開
JR旅客6社の展開/国鉄改革以後の鉄道政策の展開/分割・民営化による改善/長期債務問題/残された問題

第6章 JR東日本の経営行動
経営ビジョンと事業計画/組織と事業構造/鉄道事業の展開/今後の動向

終章 ―今後の課題―
付表
主要参考文献