刑事訴訟法学入門 〔第3版〕

刑事訴訟法学入門 〔第3版〕

福井 厚
定価:3,850円(税込)
  • 在庫:
    在庫があります
  • 発行:
    2002年04月01日
  • 判型:
    A5判並製
  • ページ数:
    470頁
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内容紹介

≪目次≫
序論 刑事訴訟法とは
第1章 刑事訴訟法の意義
刑事訴訟法の意義/刑事訴訟法の法源と適用範囲

第2章 刑事訴訟法の目的と構造
糾問主義と弾劾主義/職権主義と当事者主義

第1編 訴訟の主体
第1章 裁判所
裁判所と裁判官/裁判所の職員

第2章 検察官
組織/権限/独任官庁制と検察官同一体の原則

第3章 被告人および弁護人
被告人/弁護人/補佐人

第2編 基礎前手続
第1章 捜査概説
捜査の意義/捜査機関

第2章 捜査の原則
任意捜査の原則/強制処分法定主義/令状主義

第3章 捜査の端緒

第4章 逮捕と勾留
逮捕と勾留の関係/逮捕/被疑者の勾留/逮捕・勾留の諸問題

第5章 証拠の収集・保全
令状主義/令状による捜索・差押/適法な逮捕に伴う無令状の捜索・差押/検証/身体検査/鑑定

第6章 被疑者等の取調
被疑者の取調/被告人の取調/余罪の取調/第三者の取調

第7章 被疑者側の防御
被疑者の黙秘権/被疑者の弁護人の援助を受ける権利/弁護人以外の者との外部交通/被疑者・被告人のための証拠保全の請求/証拠開示

第8章 捜査の終結 ―捜査から公訴へ―

第3編 公訴
第1章 公訴提起の基本原則

第2章 起訴状と起訴状一本主義
起訴状/起訴状一本主義

第3章 訴因と公訴事実
訴訟の構造と審判の対象/訴因の特定/訴因変更制度/訴因変更命令/訴因変更の手続/罪数の変化と訴因

第4章 訴訟条件
訴訟条件の意義/訴訟条件の種類/訴訟条件と訴因

第4編 公判手続
第1章 公判の諸原則
公判中心主義/当事者主義/訴訟指揮と法廷警察/訴訟行為

第2章 公判の準備

第3章 公判手続の進行
概説/公判廷の構成/公判期日の手続/公判調書

第5編 証拠法
第1章 総説
概説/証拠裁判主義/厳格な証明と自由な証明/自由心証主義/挙証責任と証明の程度

第2章 証拠能力
概説/証拠の関連性/証拠禁止/自白/伝聞証拠

第6編 簡易な手続
第1章 簡易公判手続
意義/条件/内容と手続の更新

第2章 略式手続
概説/手続

第3章 交通事件即決裁判手続

第7編 裁判
第1章 裁判の意義と種類
裁判の意義/裁判の種類

第2章 裁判の成立と内容
裁判の成立/裁判の内容

第3章 裁判の効力
意義/既判力の本質/既判力の効果とその及ぶ範囲/一事不再理の効力

第8編 刑事手続における犯罪被害者

補遺(通信傍受法)
事項索引
判例索引