第一次世界大戦期の日米関係史

第一次世界大戦期の日米関係史

池田十吾 著
定価:4,400円(税込)
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  • 発行:
    2002年05月01日
  • 判型:
    A5判上製
  • ページ数:
    360頁
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内容紹介

第一次世界大戦期の日米関係、すなわち、日本の極東アジアへの拡大と、これを「門戸開放」によって阻止しようとするアメリカ政府の働きを、日米の外交文書の解読により詳細に分析したものである。特に、アメリカ外交の歴史的事実の解明に重点をおき、外交政策の立案と決定過程を研究している。

≪目次≫
プロローグ
第一章 対華二一カ条要求とアメリカの態度
二一カ条要求に対するアメリカ政府の議論/アメリカ政府の強硬な態度/アメリカ政府の不承認主義/ワシントン会議における二一カ条問題

第二章 石井・ランシング協定をめぐる日米交渉
協定成立への道程/協定の成立と「特殊利益」についての見解の相違/ワシントン会議と協定の廃棄

第三章 シベリア出兵をめぐるアメリカの態度
英仏両国政府の出兵提案/アメリカ政府の日本牽制/アメリカ政府の自重論/出兵政策への世論形成/日米共同出兵の提議/出兵政策の形成/アメリカ政府の出兵決定/日本政府の出兵決定/日本の政策変更を求めるアメリカ

エピローグ

第一次世界大戦期の日米関係、すなわち、日本の極東アジアへの拡大と、これを「門戸開放」によって阻止しようとするアメリカ政府の働きを、日米の外交文書の解読により詳細に分析したものである。特に、アメリカ外交の歴史的事実の解明に重点をおき、外交政策の立案と決定過程を研究している。