≪目次≫
第一編　憲法の基本概念
第１章　憲法と国家
第１節　国家の基本法としての憲法
憲法/憲法と国家BR
第２節　憲法の分類
伝統的な分類/新しい分類BR
第３節　憲法の特性と法源
憲法の特性/憲法の法源/憲法前文の法的効力BR
第４節　憲法の変動と憲法改正
憲法の変動/憲法改正とその限界BR
第５節　日本国憲法制定の法理BR
第６節　日本国憲法の基本原理　―前文の内容に即して―
前文の構造と内容/国民主権BR
第２章　権力分立制総論
第１節　総説BR
第２節　権力分立制の諸問題
総説/権力分立制の諸相/日本国憲法の権力分立規定BR
第二編　基本権の裁判的保障
第１章　憲法訴訟の前提としての裁判所の権限
第１節　裁判所の憲法上の位置づけ
緒言/裁判所の性格とその地位BR
第２節　憲法の最高法規性
違憲審査権の呼称について/憲法の最高法規性と違憲審査権BR
第３節　下級裁判所の違憲審査権
憲法第81条の法意/下級裁判所の違憲審査権BR
第２章　違憲審査権の性格
第１節　付随的違憲審査性
問題の所在/抽象的違憲審査の可能性/「現行の制度上」の意味BR
第２節　「法律上の争訟」の意味とその帰結
具体的争訟性の要件とその帰結/法律の定めるその他の権限BR
第３章　司法権の限界
緒言
第１節　自律権と裁量行為
自律権/裁量行為BR
第２節　いわゆる《統治行為》論
統治行為の概念とその論拠/統治行為論の限界BR
第３節　条約の違憲審査
問題の所在/学説の対立と検討BR
第４節　団体内部紛争と司法権
部分社会論とその問題点/宗教団体内部紛争と司法権BR
第４章　憲法判断の手法と違憲判決の効力
第１節　憲法判断の手法
憲法判断の回避/合憲限定解釈/法令違憲・適用違憲・運用違憲BR
第２節　違憲判決の効力