現代社会と法原理

現代社会と法原理

―自由、生命、福祉、平等、平和のゆくえ―
河見 誠 著
定価:3,520円(税込)
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  • 発行:
    2002年08月20日
  • 判型:
    A5判上製
  • ページ数:
    290頁
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内容紹介

≪目次≫
第1章 自由の尊重 ―脳死・臓器移植から考える
はじめに ―自由と自己決定/臓器移植法と現代日本社会 ―死に関する自己決定と法/脳死による臓器移植 ―身体に関する自己決定と法BR
第2章 生命の尊重 ―安楽死から考える
はじめに ―「なぜ人を殺してはいけないのか」/人格的苦悩と安楽死 ―重度の身体障害者ケリー・ナイルズの事例を手がかりにして/身体と安楽死 ―「からだとしての身体」から考える安楽死の条件BR
第3章 福祉の実現 ―現代の家族問題から考える
はじめに ―「ケアの関わり」としての福祉/家族と個人と人格 ―夫婦別氏論議の落とし穴/家族の人格共同展開モデル ―東海大学安楽死事件から考えるケアの関わりBR
第4章 平等な取り扱い ―在日韓国・朝鮮人問題から考える
はじめに ―「こころを繋ぐ」人間関係と平等/「同じ」と「違い」 ―こころを繋ぐ平等とは/「こころを繋ぐ」平等に向けて ―地方参政権を題材にして考える/「こころを繋ぐ」平等と「向き合うこと」への自由BR
第5章 平和の創出 ―飢饉と貧困から考える
はじめに ―平和という概念/暴力の不在としての平和 ―飢饉と権限アプローチ/平和創出の試み ―バングラデシュでの貧困解消の取り組みBR
あとがき
索引