国際紛争処理概論

国際紛争処理概論

J.G.メリルス 著 長谷川正国 訳
定価:4,400円(税込)
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  • 発行:
    2002年09月20日
  • 判型:
    A5判上製
  • ページ数:
    400頁
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内容紹介

≪目次≫
日本語版序文
第3版序文
略語表

第1章 交渉
協議/交渉の形式/交渉の実質的側面/交渉と裁判/交渉の限界BR
第2章 仲介
仲介人/仲介の同意/仲介の機能/仲介の限界BR
第3章 審査
1899年ハーグ条約/ドッガー・バンク事件審査/1907年ハーグ条約上の審査/1911年から1940年までの条約慣行/レッド・クルセイダー号事件審査/レテリエーおよびモフィット事件/審査の価値BR
第4章 調停
調停の登場/調停委員会の作業/調停の実際/現代条約中の調停事項/さらなる発展/朝廷の意義BR
第5章 仲裁裁判
仲裁裁判の形式/仲裁人の選定/付託条件/決定の根拠/仲裁裁判の効力/国際私仲裁/仲裁裁判の効用BR
第6章 国際司法裁判所(Ⅰ):組織および手続
争訟管轄権/管轄権に関する紛争/附随管轄権と勧告管轄権/裁判官の地位/裁判部BR
第7章 国際司法裁判所(Ⅱ):裁判所の作業
裁判所の決定/裁判所機能の拡大/法律的紛争と政治的紛争/判決の効力/裁判所の意義BR
第8章 海洋法条約
条約制度/強制的解決の原則/強制的解決原則の例外/調停/仲裁裁判/特別仲裁裁判/国際海洋法裁判所/海底紛争裁判部/国際海洋法裁判所の設立/条約の意義BR
第9章 国際貿易紛争
1947年GATTから世界貿易機関へ/紛争解決了解/協議/周旋、調停および仲介/小委員会手続/上級委員会による検討/裁定と勧告の実施/仲裁裁判/現実のWTO制度BR
第10章 国際連合
機構の仕組/安全保障理事会と総会の作業/事務総長の役割/政治的機関と国際司法裁判所/平和維持活動/第7章に基づく行動/政治的機関の決定は法的審査に服するか/国際連合の有効性BR
第11章 地域的機構
地域的機構の範囲/紛争における地域的機構の役割/地域的機構の限界/地域的機構と裁判/地域的機構と国際連合BR
第12章 傾向と展望
紛争解決の現状/政治的観点/法律的観点/政治的手段の解決能力改善/法律的手段の解決能力改善/結論BR
附録
国際条約索引
判例・事例索引
事項・人名等索引
訳者あとがき