土地・建物間の法的構成

土地・建物間の法的構成

三好 登 著
定価:5,500円(税込)
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  • 発行:
    2002年12月25日
  • 判型:
    A5判上製
  • ページ数:
    220頁
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内容紹介

≪主要目次≫
はしがき
第Ⅰ部 土地と建物との関係
第一章 土地・建物間の法的構成序論BR
第二章 諸国における土地。建物間の法的構成
第一節 ローマ法における土地・建物間の法的構成
第二節 フランス法における地上権の法的構成
第三節 イギリス法における土地と建物の関係について
第四節 わが国における土地・建物間の法的構成の淵源についてBR
第三章 わが国における土地・建物間の法的構成をめぐる諸問題
第一節 土地・建物の共有と法定地上権
第二節 特殊建造物の法的性質と公示方法
第三節 公有地上の借地権設定についてBR
第四章 まとめ
第一節 その起源を慣習に求めて
第二節 わが国における土地と建物との関係BR

第Ⅱ部 土地と植栽物との関係
第一章 序論BR
第二章 土地と立木をめぐる諸問題
第一節 立木と明認方法 ―「栄吉」墨書杉事件―
第二節 立木トラストと明認方法の効力
わが国では法律上土地とその建物は別個のものとされているが、ヨーロッパ諸国においてはこれらは一体物として取り扱われている。ヨーロッパ諸国の法体系を継受したにもかかわらずなぜそれを継受しなかったのか、このような法的構成の下でどのような問題が起きているか、その解決策はなにか、などについて論じる。