会社訴訟の研究
大阪経済大学研究叢書第44冊

会社訴訟の研究

吉垣 実 著
定価:4,950円(税込)
  • 在庫:
    在庫があります
  • 発行:
    2003年03月01日
  • 判型:
    A5判上製
  • ページ数:
    230頁
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内容紹介

≪目次≫
はしがき
第一章 株主代表訴訟における担保提供制度 ―担保提供の要件についての検討を中心にして―
問題の所在/ミドリ十字・大和銀行事件の裁判例/担保提供における「悪意」の意義/株主代表訴訟における担保提供制度/結語―担保提供制度の在り方BR
第二章 株主代表訴訟における会社の被告取締役側への補助参加 ―平成一三年最高裁決定の検討を中心として―
問題の所在/下級審決定の検討/株主代表訴訟の制度趣旨および訴訟構造/債権者代位訴訟および住民訴訟との比較/学説の検討/平成一三年一月三〇日最高裁決定の検討/結論BR
第三章 株主代表訴訟における経営判断原則 ―手続法的見地からの考察―
はじめに/経営判断原則の機能/デラウェア州の経営判断原則/わが国の議論への若干の言及BR
第四章 取締役解任の訴えの被告適格 ―最高裁判決の検討を中心にして―
問題の所在/平成一〇年三月二七日最高裁判決/被告適格をめぐる議論の検討/結論BR
第五章 新株発行不存在確認の訴え ―被告適格の検討を中心にして―
問題の所在/従来の裁判例/平成九年一月二八日最高裁判決/新株発行不存在確認の訴えに関する議論の検討/結論BR