法制史研究70
法制史學會 編
定価:8,800円(税込)-
在庫:
在庫があります -
発行:
2021年03月30日
-
判型:
A5判上製 -
ページ数:
582頁 -
ISBN:
978-4-7923-9280-2
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内容紹介
《目 次》
論説
清代中期における徒刑の変質と「里程」の導入 キム・ハンバク......一
魔女裁判と学識法曹―ヴェストファーレン公領における魔女裁判実務 前田 星......四一
学界動向
裁判史・政治史・経済史の対話―近世日本の法的世界を問い直す
趣意文 高槻泰郎......七九
近世裁判史研究の可能性 杉本史子......八一
複合国家の裁判と法 大平祐一......九九
中近世の裁判と合意形成 松園潤一朗......一〇七
近世期市場経済における商秩序 高槻泰郎......一一五
《シンポジウム報告》
① 日本における法史研究の歴史
報告
ミニ・シンポジウム「日本における法史研究の歴史」趣旨説明 田口正樹......一二七
明治期における日本法制史学の展開図 神野 潔......一三一
東洋法制史学の生成 赤城美恵子......一四八
明治前期における西洋法史学の誕生 藤野奈津子......一七九
コメント
「史学」成立の文脈からみた日本の法史研究の始まり 松沢裕作......二〇八
実定法学の観点からのコメント 大中有信......二一三
② 日本法史/法制史テキストの可能性―初学者への問いかけと隣接領域への広がり
はじめに ......二二一
「日本法制史の教科書」に何を求めるか 新田一郎......二二五
法の黄昏と法制史の意義 大屋雄裕......二三九
法学教育における日本法制史への期待 ―『日本法史から何がみえるか』『概説日本法制史』へのコメント 内田 貴......二五二
書評
額定其労=佐々木健=髙田久実=丸本由美子編集『法制史学会七〇周年記念若手論文集 身分と経済』
黒瀬にな 優先的判断事項の争奪と出訴方法 ―鎌倉末期公家訴訟にみる「沙汰之肝要」設定の実態
高谷知佳 中世京都の赦免 西村安博......二七三
山口亮介 天保・弘化期のオランダ法典翻訳におけるburger関連語の訳出 ―『和蘭律書』「断罪篇」を中心に
髙田久実 贖罪・収贖から罰金刑へ―明治初期の刑事罰と法典化
大泉陽輔 近代日本における特許権者の素描 岩谷十郎......二七七
高塩 博 江戸幕府の「敲」と人足寄場―社会復帰をめざす刑事政策 丸本 由美子......二八〇
幕藩研究会 編 論集 近世国家と幕府・藩 杉本史子......二八六
藩法研究会 編 幕藩法の諸相―規範・訴訟・家族 大平祐一......二九三
赤司友徳 監獄の近代―行政機構の確立と明治社会 兒玉圭司......二九九
近代法の形成と実践―一九世紀日本における在野法曹の世界 三阪佳弘......三〇四
藤田大誠 国家神道と国体論―宗教とナショナリズムの学際的研究 荒邦啓介......三一一
上野利三 飛鳥浄御原律の存否について 榎本淳一......三一六
本庄総子 慶雲三年輸租折衷法と熟田 服部一隆......三一八
古田一史 雑工戸の変質と造兵司の解体 十川陽一......三二〇
花田卓司 観応の擾乱期の恩賞宛行 亀田俊和......三二二
松園潤一朗 中世における年紀法の機能と変容
長又高夫 『御成敗式目』第八条の法解釈をめぐって 畠山 亮......三二四
渡邉正男 丹波篠山市教育委員会所蔵「貞永式目追加」
木下竜馬 新出鎌倉幕府法令集についての一考察―「青山文庫本貞永式目追加」 西田友広......三二八
片保涼介 近世日本の贖刑論の一考察(一)~(三・完) 高塩 博......三三〇
吉田正志 盛岡藩の罪と罰雑考(一)~(四・完) 安高啓明......三三二
安高啓明 刑法草書の運用と罪状認定過程―盗賊・倉庫堅完を事例に 山中 至......三三四
林 真貴子 近代日本における無資格者による法定代理とその終焉 村上一博......三三七
田中亜紀子 明治期における刑事弁護―治罪法導入前後の状況 橋本誠一......三三八
出口雄一 法の社会史的考察と「戦後法学」―一九六〇年代の基礎法学方法論をめぐる覚書 高橋 裕......三四〇
小石川裕介 戦前・戦時下の人文社会科学と法学者 出口雄一......三四四
額定其労=佐々木健=髙田久実=丸本由美子編集『法制史学会七〇周年記念若手論文集 身分と経済』
額定其労 奴隷なのか、従属民なのか―清代モンゴルにおける主従関係と人身売買
木下慎梧 清代中国における府の初審機能―越訴の受理と審理に着目して
林 政佑 日本統治時代台湾における未成年者犯罪の処遇―裁判実務に着目して 高見澤 磨......三四七
山本英史編 中国近世法制史料読解ハンドブック 久保 茉莉子......三五一
大清律 刑律―伝統中国の法的思考一・二 中村正人......三五五
金子 肇 近代中国の国会と憲政―議会専制の系譜 西 英昭......三六〇
矢木 毅 朝鮮朝刑罰制度の研究 田中俊光......三六五
小野仁美 イスラーム法の子ども観―ジェンダーの視点でみる子育てと家族 嶺崎寛子......三七〇
熊倉和歌子 中世エジプトの土地制度とナイル灌漑 吉村武典......三七五
宮宅 潔 秦代徭役・兵役制度の再検討 小林文治......三八二
大知聖子 爵保有者の階層にみる両晋・北魏の爵制運用の比較 小林 聡......三八四
小島浩之 『唐六典』の編纂に関する一試論―『初学記』と『唐六典』の注 岡野 誠......三八六
川村 康 挙重明軽・挙軽明重と比附 陶安 あんど......三八八
鏑木 丞 北宋元豊大理寺攷―司法制度再編の一側面 平田茂樹......三九〇
七野敏光 元代検屍制度をめぐる一裁判案件について 植松 正......三九二
五味知子 清代の告示からみた地方官と士民―『点石斎画報』を手掛かりに 山本英史......三九五
山内民博 一八五二年朝鮮『平安道中和府壬子式年戸籍』初探 井上和枝......三九七
萩原 守 清代モンゴルにおける犯罪者の捕獲期限 額定其労......三九九
額定其労=佐々木健=髙田久実=丸本由美子編集『法制史学会七〇周年記念若手論文集 身分と経済』
菅尾 暁 表見相続人の和解行為に関する追認問題―Scaev.D.2,15,3,2
塚原義央 ユリアヌスの法解釈―アクィリウス法を素材に
佐々木 健 古代ローマの提示訴権と評価額減殺 ―学説彙纂第一〇巻第四章第九法文第八項(ウルピアーヌス『告示註解』第二四巻)に見る「価額を下回る」 田中 実......四〇一
上口 裕 カロリーナ刑事法典の研究 藤本幸二......四〇五
粟辻 悠 模擬弁論に登場する弁護―伝クインティリアヌス『小模擬弁論集』を題材に 吉原達也......四一一
清水 悠 果実概念の形成―女奴隷の子(partusancillae)は果実に含まれるのか? ―果実の帰属と使用取得の可否を中心に 宮坂 渉......四一三
田中 実 不倫遺言の訴の法学による規範化―キュジャースの註解を手掛かりに 五十君麻里子......四一五
吉原達也 宮崎道三郎博士講述『比較法制史』第二部 独逸法制史 宮崎道三郎博士の羅馬法講義について 林 智良......四一七
出雲 孝 近世ドイツの市民法学における数学的方法の試み ―ライプニッツ=ヴォルフ学派の方法論とそれに対する法学者ネッテルブラットの応答を手がかりに
近世自然法論における継続的契約概念の萌芽 ―クリスティアン・ヴォルフの契約理論を中心に 佐々木 健......四二〇
鍵和田 賢 近世神聖ローマ帝国における「不寛容」のあり方 ―一八世紀初頭の都市ケルンにおける「居留民条令問題」を事例として 蝶野立彦......四二五
河村浩城 ドイツ帝政期の法律相談援助 荒井 真......四二九
櫻井利夫 (補論)中世盛期バイエルンの貴族ファルケンシュタイン伯の城塞支配権 ―領域支配権の視角から 田口正樹......四三二
佐藤 猛 中世後期アンジュー公国におけるルネ・ダンジューの奉仕者集団~ボーヴォー家~(一) 薮本将典......四三四
鈴木山海 近世ドイツ裁判制度研究の現状と展望―帝国宮内法院を中心に 辻 泰一郎......四三六
西川洋一 ウルブリヒト期ドイツ民主共和国における行政の裁判的統制をめぐる一議論 大西楠・テア......四三八
野田龍一 シュテーデル美術館事件における占有訴訟の一考察 ―『勅法彙纂』C.6.33.3と『改訂改革都市法典』6.2.1
シュテーデル美術館事件における係争物処分禁止 ―一八二一年四月二一日イェーナ大学鑑定意見をめぐって
シュテーデル美術館事件における証拠保全 ―「ことがらの永久の記憶のための証明」
シュテーデル美術館事件における訴訟手続の受継 ―シュテーデル美術館所蔵史料をてがかりに 上田 理恵子......四四五
原田俊彦 ただ一つの出来事―トマス・ジェファソンの歴史認識 大久保 優也......四四九
藤本幸二 刑事手続における記録へのアクセス権の本質―刑事弁護の史的分析試論 若曽根 健治......四五一
牟田和男 都市の教養エリートと魔女迫害 ―宗教改革・三十年戦争を背景にしたアルザス帝国都市ハーゲナウの場合 小林繁子......四五三
藤川直樹 一九世紀ドイツ公法学における「君侯法」 ―王位継承法理論の展開を中心として(一)~(五・完) 松本尚子......四五五
会報
学会記事 四六三
報告要旨 四六六
訃報 四七二
追悼の辞
藤田弘道先生を偲んで 長谷山 彰......四七三
利谷先生を偲ぶ 水林 彪......四七六
平成三一年・令和元年法制史文献目録
日本法制史文献目録 1
東洋法制史文献目録 28
ローマ法・西洋法制史文献目録 51
欧文レジュメ
論説
清代中期における徒刑の変質と「里程」の導入 キム・ハンバク......一
魔女裁判と学識法曹―ヴェストファーレン公領における魔女裁判実務 前田 星......四一
学界動向
裁判史・政治史・経済史の対話―近世日本の法的世界を問い直す
趣意文 高槻泰郎......七九
近世裁判史研究の可能性 杉本史子......八一
複合国家の裁判と法 大平祐一......九九
中近世の裁判と合意形成 松園潤一朗......一〇七
近世期市場経済における商秩序 高槻泰郎......一一五
《シンポジウム報告》
① 日本における法史研究の歴史
報告
ミニ・シンポジウム「日本における法史研究の歴史」趣旨説明 田口正樹......一二七
明治期における日本法制史学の展開図 神野 潔......一三一
東洋法制史学の生成 赤城美恵子......一四八
明治前期における西洋法史学の誕生 藤野奈津子......一七九
コメント
「史学」成立の文脈からみた日本の法史研究の始まり 松沢裕作......二〇八
実定法学の観点からのコメント 大中有信......二一三
② 日本法史/法制史テキストの可能性―初学者への問いかけと隣接領域への広がり
はじめに ......二二一
「日本法制史の教科書」に何を求めるか 新田一郎......二二五
法の黄昏と法制史の意義 大屋雄裕......二三九
法学教育における日本法制史への期待 ―『日本法史から何がみえるか』『概説日本法制史』へのコメント 内田 貴......二五二
書評
額定其労=佐々木健=髙田久実=丸本由美子編集『法制史学会七〇周年記念若手論文集 身分と経済』
黒瀬にな 優先的判断事項の争奪と出訴方法 ―鎌倉末期公家訴訟にみる「沙汰之肝要」設定の実態
高谷知佳 中世京都の赦免 西村安博......二七三
山口亮介 天保・弘化期のオランダ法典翻訳におけるburger関連語の訳出 ―『和蘭律書』「断罪篇」を中心に
髙田久実 贖罪・収贖から罰金刑へ―明治初期の刑事罰と法典化
大泉陽輔 近代日本における特許権者の素描 岩谷十郎......二七七
高塩 博 江戸幕府の「敲」と人足寄場―社会復帰をめざす刑事政策 丸本 由美子......二八〇
幕藩研究会 編 論集 近世国家と幕府・藩 杉本史子......二八六
藩法研究会 編 幕藩法の諸相―規範・訴訟・家族 大平祐一......二九三
赤司友徳 監獄の近代―行政機構の確立と明治社会 兒玉圭司......二九九
近代法の形成と実践―一九世紀日本における在野法曹の世界 三阪佳弘......三〇四
藤田大誠 国家神道と国体論―宗教とナショナリズムの学際的研究 荒邦啓介......三一一
上野利三 飛鳥浄御原律の存否について 榎本淳一......三一六
本庄総子 慶雲三年輸租折衷法と熟田 服部一隆......三一八
古田一史 雑工戸の変質と造兵司の解体 十川陽一......三二〇
花田卓司 観応の擾乱期の恩賞宛行 亀田俊和......三二二
松園潤一朗 中世における年紀法の機能と変容
長又高夫 『御成敗式目』第八条の法解釈をめぐって 畠山 亮......三二四
渡邉正男 丹波篠山市教育委員会所蔵「貞永式目追加」
木下竜馬 新出鎌倉幕府法令集についての一考察―「青山文庫本貞永式目追加」 西田友広......三二八
片保涼介 近世日本の贖刑論の一考察(一)~(三・完) 高塩 博......三三〇
吉田正志 盛岡藩の罪と罰雑考(一)~(四・完) 安高啓明......三三二
安高啓明 刑法草書の運用と罪状認定過程―盗賊・倉庫堅完を事例に 山中 至......三三四
林 真貴子 近代日本における無資格者による法定代理とその終焉 村上一博......三三七
田中亜紀子 明治期における刑事弁護―治罪法導入前後の状況 橋本誠一......三三八
出口雄一 法の社会史的考察と「戦後法学」―一九六〇年代の基礎法学方法論をめぐる覚書 高橋 裕......三四〇
小石川裕介 戦前・戦時下の人文社会科学と法学者 出口雄一......三四四
額定其労=佐々木健=髙田久実=丸本由美子編集『法制史学会七〇周年記念若手論文集 身分と経済』
額定其労 奴隷なのか、従属民なのか―清代モンゴルにおける主従関係と人身売買
木下慎梧 清代中国における府の初審機能―越訴の受理と審理に着目して
林 政佑 日本統治時代台湾における未成年者犯罪の処遇―裁判実務に着目して 高見澤 磨......三四七
山本英史編 中国近世法制史料読解ハンドブック 久保 茉莉子......三五一
大清律 刑律―伝統中国の法的思考一・二 中村正人......三五五
金子 肇 近代中国の国会と憲政―議会専制の系譜 西 英昭......三六〇
矢木 毅 朝鮮朝刑罰制度の研究 田中俊光......三六五
小野仁美 イスラーム法の子ども観―ジェンダーの視点でみる子育てと家族 嶺崎寛子......三七〇
熊倉和歌子 中世エジプトの土地制度とナイル灌漑 吉村武典......三七五
宮宅 潔 秦代徭役・兵役制度の再検討 小林文治......三八二
大知聖子 爵保有者の階層にみる両晋・北魏の爵制運用の比較 小林 聡......三八四
小島浩之 『唐六典』の編纂に関する一試論―『初学記』と『唐六典』の注 岡野 誠......三八六
川村 康 挙重明軽・挙軽明重と比附 陶安 あんど......三八八
鏑木 丞 北宋元豊大理寺攷―司法制度再編の一側面 平田茂樹......三九〇
七野敏光 元代検屍制度をめぐる一裁判案件について 植松 正......三九二
五味知子 清代の告示からみた地方官と士民―『点石斎画報』を手掛かりに 山本英史......三九五
山内民博 一八五二年朝鮮『平安道中和府壬子式年戸籍』初探 井上和枝......三九七
萩原 守 清代モンゴルにおける犯罪者の捕獲期限 額定其労......三九九
額定其労=佐々木健=髙田久実=丸本由美子編集『法制史学会七〇周年記念若手論文集 身分と経済』
菅尾 暁 表見相続人の和解行為に関する追認問題―Scaev.D.2,15,3,2
塚原義央 ユリアヌスの法解釈―アクィリウス法を素材に
佐々木 健 古代ローマの提示訴権と評価額減殺 ―学説彙纂第一〇巻第四章第九法文第八項(ウルピアーヌス『告示註解』第二四巻)に見る「価額を下回る」 田中 実......四〇一
上口 裕 カロリーナ刑事法典の研究 藤本幸二......四〇五
粟辻 悠 模擬弁論に登場する弁護―伝クインティリアヌス『小模擬弁論集』を題材に 吉原達也......四一一
清水 悠 果実概念の形成―女奴隷の子(partusancillae)は果実に含まれるのか? ―果実の帰属と使用取得の可否を中心に 宮坂 渉......四一三
田中 実 不倫遺言の訴の法学による規範化―キュジャースの註解を手掛かりに 五十君麻里子......四一五
吉原達也 宮崎道三郎博士講述『比較法制史』第二部 独逸法制史 宮崎道三郎博士の羅馬法講義について 林 智良......四一七
出雲 孝 近世ドイツの市民法学における数学的方法の試み ―ライプニッツ=ヴォルフ学派の方法論とそれに対する法学者ネッテルブラットの応答を手がかりに
近世自然法論における継続的契約概念の萌芽 ―クリスティアン・ヴォルフの契約理論を中心に 佐々木 健......四二〇
鍵和田 賢 近世神聖ローマ帝国における「不寛容」のあり方 ―一八世紀初頭の都市ケルンにおける「居留民条令問題」を事例として 蝶野立彦......四二五
河村浩城 ドイツ帝政期の法律相談援助 荒井 真......四二九
櫻井利夫 (補論)中世盛期バイエルンの貴族ファルケンシュタイン伯の城塞支配権 ―領域支配権の視角から 田口正樹......四三二
佐藤 猛 中世後期アンジュー公国におけるルネ・ダンジューの奉仕者集団~ボーヴォー家~(一) 薮本将典......四三四
鈴木山海 近世ドイツ裁判制度研究の現状と展望―帝国宮内法院を中心に 辻 泰一郎......四三六
西川洋一 ウルブリヒト期ドイツ民主共和国における行政の裁判的統制をめぐる一議論 大西楠・テア......四三八
野田龍一 シュテーデル美術館事件における占有訴訟の一考察 ―『勅法彙纂』C.6.33.3と『改訂改革都市法典』6.2.1
シュテーデル美術館事件における係争物処分禁止 ―一八二一年四月二一日イェーナ大学鑑定意見をめぐって
シュテーデル美術館事件における証拠保全 ―「ことがらの永久の記憶のための証明」
シュテーデル美術館事件における訴訟手続の受継 ―シュテーデル美術館所蔵史料をてがかりに 上田 理恵子......四四五
原田俊彦 ただ一つの出来事―トマス・ジェファソンの歴史認識 大久保 優也......四四九
藤本幸二 刑事手続における記録へのアクセス権の本質―刑事弁護の史的分析試論 若曽根 健治......四五一
牟田和男 都市の教養エリートと魔女迫害 ―宗教改革・三十年戦争を背景にしたアルザス帝国都市ハーゲナウの場合 小林繁子......四五三
藤川直樹 一九世紀ドイツ公法学における「君侯法」 ―王位継承法理論の展開を中心として(一)~(五・完) 松本尚子......四五五
会報
学会記事 四六三
報告要旨 四六六
訃報 四七二
追悼の辞
藤田弘道先生を偲んで 長谷山 彰......四七三
利谷先生を偲ぶ 水林 彪......四七六
平成三一年・令和元年法制史文献目録
日本法制史文献目録 1
東洋法制史文献目録 28
ローマ法・西洋法制史文献目録 51
欧文レジュメ