ドイツのコーポレート・ガバナンス

ドイツのコーポレート・ガバナンス

正井章筰 著
定価:7,700円(税込)
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  • 発行:
    2003年06月01日
  • 判型:
    A5判上製
  • ページ数:
    422頁
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内容紹介

≪目次≫
第一章 ドイツにおけるコーポレート・ガバナンス ―総説―
はじめに/「企業法」論の展開とEU法/株式会社の数と法的特徴/取締役のコントロールに関する現行法の規制/ドイツのコーポレート・ガバナンスの評価・問題点/おわりに

第二章 株式の相互保有 ―日本とドイツの規制および議論―
はじめに―株式所有の構造/株式の保有に対する法的規制/株式相互保有の規制に関するSPD草案理由書/おわりに―評価と予測

第三章 上場会社と非上場会社の区分
はじめに/コントラック法草案理由書/ドイツの資本市場/「上場」の解釈/上場会社に対する特別の規制/区分に対する評価/おわりに

第四章 ドイツの監査役会制度の改革に関する議論
はじめに/現行法による監査役会に関する規制/監査役会制度の改革に関する議論・提案/おわりに/(付録)正規の監査役会活動の原則―一つの討議文書

第五章 監査役会による企業のコントロール ―コントラック法による規制―
はいじめに/総説/監査役会による業務執行の監督/監督の体制/リスク管理の監査/おわりに

第六章 取締役員および監査役員の民事責任 ―株式法を中心として―
はじめに/ドイツにおけるコーポレート」・ガバナンス/株式会社の内部組織の概観/取締役員の責任/監査役員の責任/ドイツの法規制の評価と最近の動向/日本法との比較/おわりに

第七章 監査役会と決算監査人との連携
はじめに/会計指令法による資本会社の計算/計算手続きの経過の概要/監査役会の監査業務/監査義務の範囲/決算監査人の監査役会への出席/決算監査の結果に対する監査役会の意見/おわりに

第八章 コーポレート・ガバナンス原則 ―「コーポレート・ガバナンス原則委員会」の提案―
序説/コーポレート・ガバナンス原則委員会の提案/おわりに―批評をかねて

第九章 資本市場を指向するコーポレート・ガバナンス原則 ―U.H.シュナイダーの見解とその問題点―
はじめに/「コーポレート・ガバナンス」の意義/法律上の企業組織に代わる表示としてのコーポレート・ガバナンス/コーポレート・ガバナンス原則/評価と実施方法/おわりに

第一〇章 ドイツのコーポレート・ガバナンス基準
はじめに/コーポレート・ガバナンス政府委員会による基準設定の提案/透明化法・開示法政府草案による立法理由/コーポレート・ガバナンス基準の内容/おわりに―評価とまとめ

第一一章 透明化法・開示法
はじめに/株式の改正/商法の改正/おわりに

(資料) コーポレート・ガバナンス政府委員会報告書―勧告の要約―