寺崎嘉博先生古稀祝賀論文集 下巻

寺崎嘉博先生古稀祝賀論文集 下巻

山口 厚・酒巻 匡・大澤 裕・川出敏裕 編集委員
定価:13,200円(税込)
  • 在庫:
    在庫があります
  • 発行:
    2021年12月20日
  • 判型:
    A5判上製
  • ページ数:
    512頁
  • ISBN:
    978-4-7923-5343-8
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内容紹介

《目 次》

はしがき


「重罰化」の時代とその背景を考える   井田良(1)

越境犯罪と法人処罰   佐伯仁志(27)

結果帰属における「一連の行為」論と「介在事情」構成   内田 浩(51)

「許された危険」とは何か ―その序論的考察―   岡部雅人(71)

治療行為における「遅れると危険」と推定的同意 ―オーストリア刑法110条を手がかりとして―   天田 悠(89)

目的犯における目的の併存   伊藤亮吉(109)

期待可能性についての覚書 ―「法は不能を強いない」垂水補足意見を契機として―   中野正剛(129)

窃盗症(クレプトマニア)・摂食障害と刑事責任をめぐる近時の裁判例の動向   城下裕二(153)

いわゆる「一部行為の全部責任」法理について   本間一也(181)

不正権益維持・拡大目的(組織的犯罪処罰法3条2項)と共犯 ―福岡地裁平成31年3月28日判決を契機として―   松原芳博(203)

「暴行・脅迫」の意義・程度とそれを手段とする犯罪の検討   伊藤 司(219)

誤振込みと詐欺罪 ―預金の占有の点を中心に―   岡田好史(241)

「自己の」刑事事件に関する証拠の隠滅等と刑事司法制度   專田泰孝(257)

周旋罪における「周旋」概念について   杉本一敏(283)

営業秘密侵害罪における目的要件   上嶌一高(311)

侵害コンテンツダウンロード罪の罪質   和田俊憲(335)

児童ポルノ法違反の罪相互の罪数関係   渡邉卓也(355)

ゲノム編集技術に対する法規制と倫理規制   甲斐克則(379)

愛護動物虐待等罪における「愛護動物」の意義   三上正隆(419)

GPS機器の利用に伴う刑事法的違法性のパラレル構造   小名木 明宏(437)

ドイツにおける少年に対する不定期刑の消長   小西暁和(447)

進化の視点からみた組織文化・責任論   白石 賢(467)


寺崎嘉博先生 略歴・主要著作目録   (487)