地震保険の法理と課題

地震保険の法理と課題

黒木松男 著
定価:6,600円(税込)
  • 在庫:
    在庫があります
  • 発行:
    2003年11月18日
  • 判型:
    A5判上製
  • ページ数:
    318頁
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内容紹介

≪目次≫
はしがき
序論
地震保険制度の創設と改善/地震保険の比較法的考察/地震保険の特質と展望

第1編 地震保険の創設と改善
第1章 地震保険前史
明治初期/関東大震災

第2章 地震保険の創設
新潟地震/国会での審議内容/創設された地震保険の骨子

第3章 地震保険の実績と改善
宮城県沖地震/その後の地震における実績と改善

第4章 阪神大震災による衝撃と改善
阪神大震災の衝撃/阪神大震災による改善

第2編 地震保険の比較法的考察
第1章 アメリカ合衆国における地震立法
はじめに/アメリカ合衆国における地震危険/連邦地震立法/国家洪水保険法

第2章 カリフォルニア州における地震保険
カリフォルニア州における地震危険/カルフォルニア州における地震保険/カリフォルニア州における強制地震保険(ミニ地震保険)の創設と挫折/1996年のカリフォルニア州地震保険法改正法

第3章 ニュージーランドにおける地震保険
はじめに/ニュージーランドの地震保険制度の特徴/ニュージーランドの地震保険の諸課題/ニュージーランドの地震保険の批判的検討

第4章 その他の国における地震保険

第3編 地震保険の特質と展望
第1章 地震保険の特質と課題
地震保険の特質/地震保険の法的構造/強制保険化の問題/巨大地震と中小地震の区分問題

第2章 地震免責約款論の新たな展開
はじめに/従来の地震免責約款論/新たな地震免責約款論の展開

第3章 阪神大震災以後の地震保険の改革提案
兵庫県の提案/政党などの提案

結論 新たな地震保険制度の構築に向けて
はじめに/克服すべき諸問題/結びに代えて