高橋則夫先生古稀祝賀論文集 上巻
山口 厚・井田 良・佐伯仁志・松原芳博・仲道祐樹 編集委員
定価:22,000円(税込)-
在庫:
在庫があります -
発行:
2022年03月20日
-
判型:
A5判上製 -
ページ数:
1,056頁 -
ISBN:
978-4-7923-5352-0
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内容紹介
《目 次》
はしがき
刑事立法学の可能性 ―刑法解釈学と刑事政策― 佐久間 修(1)
「尊厳」に関する覚書 ―刑事裁判例に表れる「尊厳」― 若尾岳志(19)
規範論に対する批判的考察 ―事実的命令と規範的命令の区別 ― 三上正隆(37)
規範理論に基づく二層の体系 江藤隆之(51)
二元的規範論に基づく犯罪論の意義と課題 本間一也(69)
刑法の行為規範性に関する覚書 ―経済刑法を素材としつつ― 神例康博(91)
刑法学における制裁規範 仲道祐樹(111)
規範論と一連行為 小田直樹(137)
21世紀イギリスの法人処罰に関する一考察 ―法人故殺罪による組織モデルの導入を中心に― 川崎友巳(159)
ドイツにおける団体制裁立法の動向 ―政府草案の実体法規定を中心に― 松原久利(179)
不作為犯構成について 十河太朗(207)
英国における因果関係論 萩原滋(225)
被害者の治療拒否と結果帰属 大関龍一(243)
事実認定の対象としての殺意についての一考察 江口和伸(265)
故意の認定 蔡 芸琦(283)
暴走行為における殺意 ―「ベルリンの走り屋」事件を素材として― 大庭沙織(299)
規範論と過失犯論 ―高橋則夫の過失犯論について ― 岡部雅人(323)
結果犯における過失と結果の予見可能性 專田泰孝(347)
過失犯における遡及禁止論について 山本紘之(371)
高橋刑法学における不法と責任の区別について 小林憲太郎(385)
正当業務行為の限界 石井徹哉(393)
正当防衛の正当化根拠としての法確証の原理の再評価 木崎峻輔(411)
正当防衛の制限原理 伊藤嘉亮(429)
不作為による「急迫不正の侵害」 萩野貴史(447)
防衛の意思の必要性について 橋田 久(467)
コロナ危機における事前的トリアージと「義務の衝突」
―トリアージの基準と義務衡量の関係を中心として― 勝亦藤彦(479)
ベルギー刑法における緊急避難の現状 井上宜裕(517)
道路交通における自招危難と過失結果犯 杉本一敏(533)
実質的責任論の新展開 馮 軍(563)
実行の着手、とりわけ「形式的客観説」について 松宮孝明(579)
実行の着手論の現在 ―未遂行為と未遂結果とを区別する見地から― 松原芳博(603)
未遂犯の故意の内容について 小池直希(621)
「裏返しの犯罪論」について ―中止未遂の理論構造との関連で― 城下裕二(641)
行為規範違反と行為の意味変更 ―中止行為の規範論的基礎づけ― 川口浩一(661)
中止未遂の法倫理学的考察 小島秀夫(675)
中止犯における加重的未遂 鈴木一永(693)
デンマークにおける統一的正犯体系について 松澤 伸(707)
共同正犯に関する最近の裁判例 照沼亮介(729)
共同正犯の帰属原理・再論 阿部力也(751)
「共同の対象」論からみる共同正犯の成立範囲 松本圭史(771)
共同正犯の主観的要件 橋本正博(787)
共謀内容の射程論について 関 哲夫(801)
著作権侵害の関与者処罰と共犯理論 渡邉卓也(821)
サイト等の管理・運営行為と共同正犯の成否 ―最高裁令和3年2月1日決定を素材として― 豊田兼彦(839)
インターネットサイトの管理・運営者の刑事責任について ―最高裁令和3年2月1日決定を素材に― 平山幹子(855)
営業秘密侵害罪と必要的共犯論 和田俊憲(871)
過失共同正犯の理論的基礎 内海朋子(889)
片面的幇助犯を巡る実体法上、訴訟法上の諸問題 ―東京高判令和2・3・30(研修868号103頁)を題材として― 河原俊也(905)
援助正犯概念と従犯概念の比較分析 小野上真也(925)
故意ある幇助道具に関する裁判例研究 ―裁判例の質的比較分析(QCA)― 田川靖紘(943)
共同正犯の罪数 只木 誠(967)
処断刑の形成手順 滝谷英幸(987)
オーストリア刑法における没収制度について 佐藤拓磨(1007)
前科による資格制限について 髙橋直哉(1029)
はしがき
刑事立法学の可能性 ―刑法解釈学と刑事政策― 佐久間 修(1)
「尊厳」に関する覚書 ―刑事裁判例に表れる「尊厳」― 若尾岳志(19)
規範論に対する批判的考察 ―事実的命令と規範的命令の区別 ― 三上正隆(37)
規範理論に基づく二層の体系 江藤隆之(51)
二元的規範論に基づく犯罪論の意義と課題 本間一也(69)
刑法の行為規範性に関する覚書 ―経済刑法を素材としつつ― 神例康博(91)
刑法学における制裁規範 仲道祐樹(111)
規範論と一連行為 小田直樹(137)
21世紀イギリスの法人処罰に関する一考察 ―法人故殺罪による組織モデルの導入を中心に― 川崎友巳(159)
ドイツにおける団体制裁立法の動向 ―政府草案の実体法規定を中心に― 松原久利(179)
不作為犯構成について 十河太朗(207)
英国における因果関係論 萩原滋(225)
被害者の治療拒否と結果帰属 大関龍一(243)
事実認定の対象としての殺意についての一考察 江口和伸(265)
故意の認定 蔡 芸琦(283)
暴走行為における殺意 ―「ベルリンの走り屋」事件を素材として― 大庭沙織(299)
規範論と過失犯論 ―高橋則夫の過失犯論について ― 岡部雅人(323)
結果犯における過失と結果の予見可能性 專田泰孝(347)
過失犯における遡及禁止論について 山本紘之(371)
高橋刑法学における不法と責任の区別について 小林憲太郎(385)
正当業務行為の限界 石井徹哉(393)
正当防衛の正当化根拠としての法確証の原理の再評価 木崎峻輔(411)
正当防衛の制限原理 伊藤嘉亮(429)
不作為による「急迫不正の侵害」 萩野貴史(447)
防衛の意思の必要性について 橋田 久(467)
コロナ危機における事前的トリアージと「義務の衝突」
―トリアージの基準と義務衡量の関係を中心として― 勝亦藤彦(479)
ベルギー刑法における緊急避難の現状 井上宜裕(517)
道路交通における自招危難と過失結果犯 杉本一敏(533)
実質的責任論の新展開 馮 軍(563)
実行の着手、とりわけ「形式的客観説」について 松宮孝明(579)
実行の着手論の現在 ―未遂行為と未遂結果とを区別する見地から― 松原芳博(603)
未遂犯の故意の内容について 小池直希(621)
「裏返しの犯罪論」について ―中止未遂の理論構造との関連で― 城下裕二(641)
行為規範違反と行為の意味変更 ―中止行為の規範論的基礎づけ― 川口浩一(661)
中止未遂の法倫理学的考察 小島秀夫(675)
中止犯における加重的未遂 鈴木一永(693)
デンマークにおける統一的正犯体系について 松澤 伸(707)
共同正犯に関する最近の裁判例 照沼亮介(729)
共同正犯の帰属原理・再論 阿部力也(751)
「共同の対象」論からみる共同正犯の成立範囲 松本圭史(771)
共同正犯の主観的要件 橋本正博(787)
共謀内容の射程論について 関 哲夫(801)
著作権侵害の関与者処罰と共犯理論 渡邉卓也(821)
サイト等の管理・運営行為と共同正犯の成否 ―最高裁令和3年2月1日決定を素材として― 豊田兼彦(839)
インターネットサイトの管理・運営者の刑事責任について ―最高裁令和3年2月1日決定を素材に― 平山幹子(855)
営業秘密侵害罪と必要的共犯論 和田俊憲(871)
過失共同正犯の理論的基礎 内海朋子(889)
片面的幇助犯を巡る実体法上、訴訟法上の諸問題 ―東京高判令和2・3・30(研修868号103頁)を題材として― 河原俊也(905)
援助正犯概念と従犯概念の比較分析 小野上真也(925)
故意ある幇助道具に関する裁判例研究 ―裁判例の質的比較分析(QCA)― 田川靖紘(943)
共同正犯の罪数 只木 誠(967)
処断刑の形成手順 滝谷英幸(987)
オーストリア刑法における没収制度について 佐藤拓磨(1007)
前科による資格制限について 髙橋直哉(1029)