刑法各論入門講義
伊藤亮吉 著
定価:4,400円(税込)-
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発行:
2022年04月01日
-
判型:
A5判並製 -
ページ数:
552頁 -
ISBN:
978-4-7923-5356-8
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内容紹介
《目 次》
はしがき ⅰ
凡例 xv
参考文献 xvi
序 刑法各論の基礎 1
Ⅰ.刑法各論の意義 1
Ⅱ.保護法益による刑法各論の対象 2
第1部 個人的法益に対する罪
第1章 生命・身体に対する罪 7
第1節 殺人の罪 7
Ⅰ.総説 7
Ⅱ.殺人罪 10
Ⅲ.殺人予備罪 11
Ⅳ.自殺関与罪・同意殺人罪 14
Ⅴ.特別法 20
第2節 傷害の罪 21
Ⅰ.総説 21
Ⅱ.暴行罪・傷害罪 25
Ⅲ.傷害致死罪 27
Ⅳ.現場助勢罪 28
Ⅴ.同時傷害の特例 28
Ⅵ.凶器準備集合罪・凶器準備結集罪 33
Ⅶ.特別法 37
第3節 過失傷害の罪 39
Ⅰ.総説 39
Ⅱ.過失致死傷罪 40
Ⅲ.業務上過失致死傷罪 40
Ⅳ.重過失致死傷罪 41
Ⅴ.特別法 42
第4節 堕胎の罪 53
Ⅰ.総説 53
Ⅱ.堕胎罪 58
Ⅲ.同意堕胎罪・同意堕胎致死傷罪 59
Ⅳ.業務上堕胎罪・業務上堕胎致死傷罪 60
Ⅴ.不同意堕胎罪 61
Ⅵ.不同意堕胎致死傷罪 62
Ⅶ.特別法 62
第5節 遺棄の罪 63
Ⅰ.総説 63
Ⅱ.遺棄罪 70
Ⅲ.保護責任者遺棄罪 71
Ⅳ.遺棄等致死傷罪 76
Ⅴ.特別法 77
第2章 自由に対する罪 78
第6節 逮捕・監禁の罪 78
Ⅰ.総説 78
Ⅱ.逮捕・監禁罪 81
Ⅲ.逮捕等致死傷罪 83
Ⅳ.特別法 84
第7節 脅迫の罪 85
Ⅰ.総説 85
Ⅱ.脅迫罪 88
Ⅲ.強要罪 91
Ⅳ.特別法 93
第8節 略取・誘拐・人身売買の罪 94
Ⅰ.総説 94
Ⅱ.未成年者略取・誘拐罪 96
Ⅲ.営利目的等略取・誘拐罪 99
Ⅳ.身の代金目的略取・誘拐罪 100
Ⅴ.拐取者身の代金要求罪 103
Ⅵ.所在国外移送目的略取・誘拐罪 105
Ⅶ.人身売買罪 105
Ⅷ.被略取者等所在国外移送罪 106
Ⅸ.被略取者引渡し等罪 107
Ⅹ.解放による刑の減軽 108
Ⅺ.身の代金目的略取・誘拐予備罪 108
Ⅻ.親告罪 109
ⅩⅢ.特別法 109
第9節 性的自由に対する罪 110
Ⅰ.総説 110
Ⅱ.強制わいせつ罪 111
Ⅲ.強制性交等罪 115
Ⅳ.準強制わいせつ罪・準強制性交等罪 117
Ⅴ.監護者わいせつ罪・監護者性交等罪 118
Ⅵ.強制わいせつ等致死傷罪 120
Ⅶ.特別法 123
第10節 住居を侵す罪 125
Ⅰ.総説 125
Ⅱ.住居侵入等罪 126
Ⅲ.不退去罪 135
Ⅳ.特別法 135
第3章 信用・業務に対する罪 136
第11節 信用・業務に対する罪 136
Ⅰ.総説 136
Ⅱ.信用毀損罪 137
Ⅲ.偽計業務妨害罪・威力業務妨害罪 139
Ⅳ.電子計算機損壊等業務妨害罪 149
Ⅴ.特別法 151
第4章 秘密に対する罪 153
第12節 秘密を侵す罪 153
Ⅰ.総説 153
Ⅱ.信書開封罪 153
Ⅲ.秘密漏示罪 154
Ⅳ.親告罪 157
Ⅴ.特別法 157
第5章 名誉に対する罪 158
第13節 名誉に対する罪 158
Ⅰ.総説 158
Ⅱ.名誉毀損罪 159
Ⅲ.公共の利害に関する場合の特例 162
Ⅳ.侮辱罪 168
Ⅴ.親告罪 169
Ⅵ.特別法 169
第6章 財産に対する罪 170
第14節 財産犯罪総説 170
Ⅰ.総説 170
Ⅱ.窃盗罪(奪取罪)の保護法益 173
Ⅲ.不法領得の意思 177
Ⅳ.特別法 183
第15節 窃盗の罪 184
Ⅰ.総説 184
Ⅱ.窃盗罪 189
Ⅲ.不動産侵奪罪 194
Ⅳ.親族間の犯罪に関する特例 196
Ⅴ.特別法 199
第16節 強盗の罪 200
Ⅰ.総説 200
Ⅱ.強盗罪 201
Ⅲ.強盗予備罪 212
Ⅳ.事後強盗罪 212
Ⅴ.昏睡強盗罪 217
Ⅵ.強盗致死傷罪 218
Ⅶ.強盗強制性交等罪・同致死罪 224
Ⅷ.特別法 227
第17節 詐欺の罪 229
Ⅰ.総説 229
Ⅱ.詐欺罪 230
Ⅲ.詐欺罪の諸問題 245
Ⅳ.電子計算機使用詐欺罪 259
Ⅴ.準詐欺罪 263
Ⅵ.特別法 264
第18節 恐喝の罪 266
Ⅰ.総説 266
Ⅱ.恐喝罪 267
Ⅲ.特別法 271
第19節 横領の罪 272
Ⅰ.総説 272
Ⅱ.横領罪(委託物横領罪・単純横領罪) 272
Ⅲ.業務上横領罪 280
Ⅳ.遺失物等横領罪(占有離脱物等横領罪) 281
第20節 背任の罪 282
Ⅰ.総説 282
Ⅱ.背任罪 283
Ⅲ.特別法 294
第21節 盗品等に関する罪 295
Ⅰ.総説 295
Ⅱ.盗品等に関する罪(盗品等関与罪) 296
Ⅲ.親族間の特例 300
第22節 毀棄・隠匿の罪 302
Ⅰ.総説 302
Ⅱ.公用文書等毀棄罪 302
Ⅲ.私用文書等毀棄罪 303
Ⅳ.建造物等損壊罪・同致死傷罪 304
Ⅴ.器物損壊等罪 307
Ⅵ.自己の物の損壊等 308
Ⅶ.境界損壊罪 309
Ⅷ.信書隠匿罪 309
Ⅸ.親告罪 310
Ⅹ.特別法 310
第2部 社会的法益に対する罪
第7章 公共の危険に対する罪 313
第23節 騒乱の罪 313
Ⅰ.総説 313
Ⅱ.騒乱罪 313
Ⅲ.多衆不解散罪 319
Ⅳ.特別法 319
第24節 放火・失火の罪 320
Ⅰ.総説 320
Ⅱ.現住建造物等放火罪 324
Ⅲ.非現住建造物等放火罪 329
Ⅳ.建造物等以外放火罪 331
Ⅴ.延焼罪 333
Ⅵ.放火予備罪 334
Ⅶ.消火妨害罪 334
Ⅷ.失火罪・業務上失火罪 334
Ⅸ.激発物破裂罪 335
Ⅹ.ガス漏出等罪・同致死傷罪 335
Ⅺ.特別法 335
第25節 出水・水利に関する罪 337
Ⅰ.総説 337
Ⅱ.現住建造物等浸害罪 337
Ⅲ.非現住建造物等浸害罪 338
Ⅳ.水防妨害罪 338
Ⅴ.過失建造物等浸害罪 339
Ⅵ.水利妨害罪・出水危険罪 339
Ⅶ.特別法 339
第26節 往来を妨害する罪 340
Ⅰ.総説 340
Ⅱ.往来妨害罪・同致死傷罪 340
Ⅲ.往来危険罪 342
Ⅳ.汽車転覆等罪・同致死罪 344
Ⅴ.往来危険による汽車転覆等罪 346
Ⅵ.過失往来危険罪 348
Ⅶ.特別法 349
第27節 公衆の健康に対する罪 351
Ⅰ.総説 351
Ⅱ.あへん煙輸入等罪 351
Ⅲ.あへん煙吸食器具輸入等罪 352
Ⅳ.税関職員によるあへん煙輸入等罪 352
Ⅴ.あへん煙吸食罪・あへん煙吸食場所提供罪 352
Ⅵ.あへん煙等所持罪 353
Ⅶ.浄水汚染罪 353
Ⅷ.水道汚染罪 353
Ⅸ.浄水毒物等混入罪 353
Ⅹ.浄水汚染等致死傷罪 354
Ⅺ.水道毒物等混入罪・同致死罪 354
Ⅻ.水道損壊・閉塞罪 354
ⅩⅢ.特別法 355
第8章 公共の信用に対する罪 356
第28節 通貨偽造の罪 358
Ⅰ.総説 358
Ⅱ.通貨偽造等罪 358
Ⅲ.偽造通貨行使等罪 360
Ⅳ.外国通貨偽造等罪・偽造外国通貨行使等罪 362
Ⅴ.偽造通貨等収得罪 362
Ⅵ.収得後知情行使等罪 363
Ⅶ.通貨偽造等準備罪 363
Ⅷ.特別法 365
第29節 文書偽造の罪 366
Ⅰ.総説 366
Ⅱ.詔書偽造等罪 371
Ⅲ.公文書偽造等罪 372
Ⅳ.虚偽公文書作成等罪 375
Ⅴ.公正証書原本不実記載等罪 378
Ⅵ.偽造公文書行使等罪 380
Ⅶ.私文書偽造等罪 381
Ⅷ.虚偽診断書等作成罪 391
Ⅸ.偽造私文書等行使罪 392
Ⅹ.電磁的記録不正作出罪・供用罪 393
Ⅺ.特別法 395
第30節 有価証券偽造の罪 396
Ⅰ.総説 396
Ⅱ.有価証券偽造等罪・有価証券虚偽記入罪 397
Ⅲ.偽造有価証券行使等罪 400
第31節 支払用カード電磁的記録に関する罪 401
Ⅰ.総説 401
Ⅱ.支払用カード電磁的記録不正作出罪 402
Ⅲ.不正作出支払用カード電磁的記録供用罪 403
Ⅳ.不正電磁的記録カード譲渡・貸渡・輸入罪 404
Ⅴ.不正電磁的記録カード所持罪 404
Ⅵ.支払用カード電磁的記録不正作出準備罪 405
第32節 印章偽造の罪 407
Ⅰ.総説 407
Ⅱ.御璽偽造等罪・御璽不正使用等罪 409
Ⅲ.公印偽造罪・公印不正使用等罪 409
Ⅳ.公記号偽造罪・公記号不正使用等罪 410
Ⅴ.私印偽造罪・私印不正使用等罪 411
第33節 不正指令電磁的記録に関する罪 413
Ⅰ.総説 413
Ⅱ.不正指令電磁的記録作成等罪 413
Ⅲ.不正指令電磁的記録取得等罪 415
第9章 風俗に対する罪 416
第34節 わいせつ・重婚の罪 416
Ⅰ.総説 416
Ⅱ.公然わいせつ罪 416
Ⅲ.わいせつ物頒布等罪 417
Ⅳ.わいせつ物販売目的所持等罪 422
Ⅴ.淫行勧誘罪 423
Ⅵ.重婚罪 424
Ⅶ.特別法 424
第35節 賭博・富くじに関する罪 425
Ⅰ.総説 425
Ⅱ.賭博罪 426
Ⅲ.常習賭博罪 426
Ⅳ.賭博場開帳図利罪・博徒結合図利罪 427
Ⅴ.富くじ発売等罪 428
Ⅵ.特別法 428
第36節 礼拝所・墳墓に関する罪 430
Ⅰ.総説 430
Ⅱ.礼拝所不敬罪・説教等妨害罪 430
Ⅲ.墳墓発掘罪 431
Ⅳ.死体損壊等罪 431
Ⅴ.墳墓発掘死体損壊等罪 432
Ⅵ.変死者密葬罪 432
Ⅶ.特別法 432
第3部 国家的法益に対する罪
第10章 国家の存立に対する罪 435
第37節 内乱に関する罪 435
Ⅰ.総説 435
Ⅱ.内乱罪 436
Ⅲ.内乱予備罪・陰謀罪 437
Ⅳ.内乱等幇助罪 437
Ⅴ.自首による刑の免除 438
Ⅵ.特別法 438
第38節 外患に関する罪 439
Ⅰ.総説 439
Ⅱ.外患誘致罪 439
Ⅲ.外患援助罪 439
Ⅳ.外患誘致予備・陰謀罪、外患援助予備・陰謀罪 439
Ⅴ.特別法 440
第39節 国交に関する罪 441
Ⅰ.総説 441
Ⅱ.外国国章損壊等罪 441
Ⅲ.私戦予備罪・陰謀罪 442
Ⅳ.中立命令違反罪 442
第11章 国家の作用に対する罪 443
第40節 公務の執行を妨害する罪 443
Ⅰ.総説 443
Ⅱ.公務執行妨害罪 444
Ⅲ.職務強要罪 452
Ⅳ.封印等破棄罪 452
Ⅴ.強制執行妨害目的財産損壊等罪 453
Ⅵ.強制執行行為妨害等罪 453
Ⅶ.強制執行関係売却妨害罪 453
Ⅷ.加重封印等破棄等罪 454
Ⅸ.公契約関係競売等妨害罪 454
Ⅹ.談合罪 454
Ⅺ.特別法 455
第41節 逃走の罪 456
Ⅰ.総説 456
Ⅱ.逃走罪 456
Ⅲ.加重逃走罪 458
Ⅳ.被拘禁者奪取罪 459
Ⅴ.逃走援助罪 461
Ⅵ.看守者等による逃走援助罪 463
第42節 犯人蔵匿・証拠隠滅の罪 465
Ⅰ.総説 465
Ⅱ.犯人蔵匿罪・隠避罪 465
Ⅲ.証拠隠滅等罪 469
Ⅳ.親族による犯罪に関する特例 473
Ⅴ.証人等威迫罪 473
Ⅵ.特別法 475
第43節 偽証の罪 477
Ⅰ.総説 477
Ⅱ.偽証罪 477
Ⅲ.自白による刑の減免 480
Ⅳ.虚偽鑑定等罪 480
Ⅴ.特別法 481
第44節 虚偽告訴の罪 482
Ⅰ.総説 482
Ⅱ.虚偽告訴等罪 482
Ⅲ.自白による刑の減免 485
Ⅳ.特別法 485
第45節 職権濫用の罪 486
Ⅰ.総説 486
Ⅱ.公務員職権濫用罪 486
Ⅲ.特別公務員職権濫用罪 490
Ⅳ.特別公務員暴行陵虐罪 491
Ⅴ.特別公務員職権濫用等致死傷罪 492
Ⅵ.特別法 493
第46節 賄賂の罪 494
Ⅰ.総説 494
Ⅱ.収賄罪(単純収賄罪) 501
Ⅲ.受託収賄罪 502
Ⅳ.事前収賄罪 502
Ⅴ.第三者供賄罪 503
Ⅵ.加重収賄罪 503
Ⅶ.事後収賄罪 504
Ⅷ.あっせん収賄罪 505
Ⅸ.没収・追徴 505
Ⅹ.贈賄罪 506
Ⅺ.特別法 507
事項索引 509
判例索引 516
はしがき ⅰ
凡例 xv
参考文献 xvi
序 刑法各論の基礎 1
Ⅰ.刑法各論の意義 1
Ⅱ.保護法益による刑法各論の対象 2
第1部 個人的法益に対する罪
第1章 生命・身体に対する罪 7
第1節 殺人の罪 7
Ⅰ.総説 7
Ⅱ.殺人罪 10
Ⅲ.殺人予備罪 11
Ⅳ.自殺関与罪・同意殺人罪 14
Ⅴ.特別法 20
第2節 傷害の罪 21
Ⅰ.総説 21
Ⅱ.暴行罪・傷害罪 25
Ⅲ.傷害致死罪 27
Ⅳ.現場助勢罪 28
Ⅴ.同時傷害の特例 28
Ⅵ.凶器準備集合罪・凶器準備結集罪 33
Ⅶ.特別法 37
第3節 過失傷害の罪 39
Ⅰ.総説 39
Ⅱ.過失致死傷罪 40
Ⅲ.業務上過失致死傷罪 40
Ⅳ.重過失致死傷罪 41
Ⅴ.特別法 42
第4節 堕胎の罪 53
Ⅰ.総説 53
Ⅱ.堕胎罪 58
Ⅲ.同意堕胎罪・同意堕胎致死傷罪 59
Ⅳ.業務上堕胎罪・業務上堕胎致死傷罪 60
Ⅴ.不同意堕胎罪 61
Ⅵ.不同意堕胎致死傷罪 62
Ⅶ.特別法 62
第5節 遺棄の罪 63
Ⅰ.総説 63
Ⅱ.遺棄罪 70
Ⅲ.保護責任者遺棄罪 71
Ⅳ.遺棄等致死傷罪 76
Ⅴ.特別法 77
第2章 自由に対する罪 78
第6節 逮捕・監禁の罪 78
Ⅰ.総説 78
Ⅱ.逮捕・監禁罪 81
Ⅲ.逮捕等致死傷罪 83
Ⅳ.特別法 84
第7節 脅迫の罪 85
Ⅰ.総説 85
Ⅱ.脅迫罪 88
Ⅲ.強要罪 91
Ⅳ.特別法 93
第8節 略取・誘拐・人身売買の罪 94
Ⅰ.総説 94
Ⅱ.未成年者略取・誘拐罪 96
Ⅲ.営利目的等略取・誘拐罪 99
Ⅳ.身の代金目的略取・誘拐罪 100
Ⅴ.拐取者身の代金要求罪 103
Ⅵ.所在国外移送目的略取・誘拐罪 105
Ⅶ.人身売買罪 105
Ⅷ.被略取者等所在国外移送罪 106
Ⅸ.被略取者引渡し等罪 107
Ⅹ.解放による刑の減軽 108
Ⅺ.身の代金目的略取・誘拐予備罪 108
Ⅻ.親告罪 109
ⅩⅢ.特別法 109
第9節 性的自由に対する罪 110
Ⅰ.総説 110
Ⅱ.強制わいせつ罪 111
Ⅲ.強制性交等罪 115
Ⅳ.準強制わいせつ罪・準強制性交等罪 117
Ⅴ.監護者わいせつ罪・監護者性交等罪 118
Ⅵ.強制わいせつ等致死傷罪 120
Ⅶ.特別法 123
第10節 住居を侵す罪 125
Ⅰ.総説 125
Ⅱ.住居侵入等罪 126
Ⅲ.不退去罪 135
Ⅳ.特別法 135
第3章 信用・業務に対する罪 136
第11節 信用・業務に対する罪 136
Ⅰ.総説 136
Ⅱ.信用毀損罪 137
Ⅲ.偽計業務妨害罪・威力業務妨害罪 139
Ⅳ.電子計算機損壊等業務妨害罪 149
Ⅴ.特別法 151
第4章 秘密に対する罪 153
第12節 秘密を侵す罪 153
Ⅰ.総説 153
Ⅱ.信書開封罪 153
Ⅲ.秘密漏示罪 154
Ⅳ.親告罪 157
Ⅴ.特別法 157
第5章 名誉に対する罪 158
第13節 名誉に対する罪 158
Ⅰ.総説 158
Ⅱ.名誉毀損罪 159
Ⅲ.公共の利害に関する場合の特例 162
Ⅳ.侮辱罪 168
Ⅴ.親告罪 169
Ⅵ.特別法 169
第6章 財産に対する罪 170
第14節 財産犯罪総説 170
Ⅰ.総説 170
Ⅱ.窃盗罪(奪取罪)の保護法益 173
Ⅲ.不法領得の意思 177
Ⅳ.特別法 183
第15節 窃盗の罪 184
Ⅰ.総説 184
Ⅱ.窃盗罪 189
Ⅲ.不動産侵奪罪 194
Ⅳ.親族間の犯罪に関する特例 196
Ⅴ.特別法 199
第16節 強盗の罪 200
Ⅰ.総説 200
Ⅱ.強盗罪 201
Ⅲ.強盗予備罪 212
Ⅳ.事後強盗罪 212
Ⅴ.昏睡強盗罪 217
Ⅵ.強盗致死傷罪 218
Ⅶ.強盗強制性交等罪・同致死罪 224
Ⅷ.特別法 227
第17節 詐欺の罪 229
Ⅰ.総説 229
Ⅱ.詐欺罪 230
Ⅲ.詐欺罪の諸問題 245
Ⅳ.電子計算機使用詐欺罪 259
Ⅴ.準詐欺罪 263
Ⅵ.特別法 264
第18節 恐喝の罪 266
Ⅰ.総説 266
Ⅱ.恐喝罪 267
Ⅲ.特別法 271
第19節 横領の罪 272
Ⅰ.総説 272
Ⅱ.横領罪(委託物横領罪・単純横領罪) 272
Ⅲ.業務上横領罪 280
Ⅳ.遺失物等横領罪(占有離脱物等横領罪) 281
第20節 背任の罪 282
Ⅰ.総説 282
Ⅱ.背任罪 283
Ⅲ.特別法 294
第21節 盗品等に関する罪 295
Ⅰ.総説 295
Ⅱ.盗品等に関する罪(盗品等関与罪) 296
Ⅲ.親族間の特例 300
第22節 毀棄・隠匿の罪 302
Ⅰ.総説 302
Ⅱ.公用文書等毀棄罪 302
Ⅲ.私用文書等毀棄罪 303
Ⅳ.建造物等損壊罪・同致死傷罪 304
Ⅴ.器物損壊等罪 307
Ⅵ.自己の物の損壊等 308
Ⅶ.境界損壊罪 309
Ⅷ.信書隠匿罪 309
Ⅸ.親告罪 310
Ⅹ.特別法 310
第2部 社会的法益に対する罪
第7章 公共の危険に対する罪 313
第23節 騒乱の罪 313
Ⅰ.総説 313
Ⅱ.騒乱罪 313
Ⅲ.多衆不解散罪 319
Ⅳ.特別法 319
第24節 放火・失火の罪 320
Ⅰ.総説 320
Ⅱ.現住建造物等放火罪 324
Ⅲ.非現住建造物等放火罪 329
Ⅳ.建造物等以外放火罪 331
Ⅴ.延焼罪 333
Ⅵ.放火予備罪 334
Ⅶ.消火妨害罪 334
Ⅷ.失火罪・業務上失火罪 334
Ⅸ.激発物破裂罪 335
Ⅹ.ガス漏出等罪・同致死傷罪 335
Ⅺ.特別法 335
第25節 出水・水利に関する罪 337
Ⅰ.総説 337
Ⅱ.現住建造物等浸害罪 337
Ⅲ.非現住建造物等浸害罪 338
Ⅳ.水防妨害罪 338
Ⅴ.過失建造物等浸害罪 339
Ⅵ.水利妨害罪・出水危険罪 339
Ⅶ.特別法 339
第26節 往来を妨害する罪 340
Ⅰ.総説 340
Ⅱ.往来妨害罪・同致死傷罪 340
Ⅲ.往来危険罪 342
Ⅳ.汽車転覆等罪・同致死罪 344
Ⅴ.往来危険による汽車転覆等罪 346
Ⅵ.過失往来危険罪 348
Ⅶ.特別法 349
第27節 公衆の健康に対する罪 351
Ⅰ.総説 351
Ⅱ.あへん煙輸入等罪 351
Ⅲ.あへん煙吸食器具輸入等罪 352
Ⅳ.税関職員によるあへん煙輸入等罪 352
Ⅴ.あへん煙吸食罪・あへん煙吸食場所提供罪 352
Ⅵ.あへん煙等所持罪 353
Ⅶ.浄水汚染罪 353
Ⅷ.水道汚染罪 353
Ⅸ.浄水毒物等混入罪 353
Ⅹ.浄水汚染等致死傷罪 354
Ⅺ.水道毒物等混入罪・同致死罪 354
Ⅻ.水道損壊・閉塞罪 354
ⅩⅢ.特別法 355
第8章 公共の信用に対する罪 356
第28節 通貨偽造の罪 358
Ⅰ.総説 358
Ⅱ.通貨偽造等罪 358
Ⅲ.偽造通貨行使等罪 360
Ⅳ.外国通貨偽造等罪・偽造外国通貨行使等罪 362
Ⅴ.偽造通貨等収得罪 362
Ⅵ.収得後知情行使等罪 363
Ⅶ.通貨偽造等準備罪 363
Ⅷ.特別法 365
第29節 文書偽造の罪 366
Ⅰ.総説 366
Ⅱ.詔書偽造等罪 371
Ⅲ.公文書偽造等罪 372
Ⅳ.虚偽公文書作成等罪 375
Ⅴ.公正証書原本不実記載等罪 378
Ⅵ.偽造公文書行使等罪 380
Ⅶ.私文書偽造等罪 381
Ⅷ.虚偽診断書等作成罪 391
Ⅸ.偽造私文書等行使罪 392
Ⅹ.電磁的記録不正作出罪・供用罪 393
Ⅺ.特別法 395
第30節 有価証券偽造の罪 396
Ⅰ.総説 396
Ⅱ.有価証券偽造等罪・有価証券虚偽記入罪 397
Ⅲ.偽造有価証券行使等罪 400
第31節 支払用カード電磁的記録に関する罪 401
Ⅰ.総説 401
Ⅱ.支払用カード電磁的記録不正作出罪 402
Ⅲ.不正作出支払用カード電磁的記録供用罪 403
Ⅳ.不正電磁的記録カード譲渡・貸渡・輸入罪 404
Ⅴ.不正電磁的記録カード所持罪 404
Ⅵ.支払用カード電磁的記録不正作出準備罪 405
第32節 印章偽造の罪 407
Ⅰ.総説 407
Ⅱ.御璽偽造等罪・御璽不正使用等罪 409
Ⅲ.公印偽造罪・公印不正使用等罪 409
Ⅳ.公記号偽造罪・公記号不正使用等罪 410
Ⅴ.私印偽造罪・私印不正使用等罪 411
第33節 不正指令電磁的記録に関する罪 413
Ⅰ.総説 413
Ⅱ.不正指令電磁的記録作成等罪 413
Ⅲ.不正指令電磁的記録取得等罪 415
第9章 風俗に対する罪 416
第34節 わいせつ・重婚の罪 416
Ⅰ.総説 416
Ⅱ.公然わいせつ罪 416
Ⅲ.わいせつ物頒布等罪 417
Ⅳ.わいせつ物販売目的所持等罪 422
Ⅴ.淫行勧誘罪 423
Ⅵ.重婚罪 424
Ⅶ.特別法 424
第35節 賭博・富くじに関する罪 425
Ⅰ.総説 425
Ⅱ.賭博罪 426
Ⅲ.常習賭博罪 426
Ⅳ.賭博場開帳図利罪・博徒結合図利罪 427
Ⅴ.富くじ発売等罪 428
Ⅵ.特別法 428
第36節 礼拝所・墳墓に関する罪 430
Ⅰ.総説 430
Ⅱ.礼拝所不敬罪・説教等妨害罪 430
Ⅲ.墳墓発掘罪 431
Ⅳ.死体損壊等罪 431
Ⅴ.墳墓発掘死体損壊等罪 432
Ⅵ.変死者密葬罪 432
Ⅶ.特別法 432
第3部 国家的法益に対する罪
第10章 国家の存立に対する罪 435
第37節 内乱に関する罪 435
Ⅰ.総説 435
Ⅱ.内乱罪 436
Ⅲ.内乱予備罪・陰謀罪 437
Ⅳ.内乱等幇助罪 437
Ⅴ.自首による刑の免除 438
Ⅵ.特別法 438
第38節 外患に関する罪 439
Ⅰ.総説 439
Ⅱ.外患誘致罪 439
Ⅲ.外患援助罪 439
Ⅳ.外患誘致予備・陰謀罪、外患援助予備・陰謀罪 439
Ⅴ.特別法 440
第39節 国交に関する罪 441
Ⅰ.総説 441
Ⅱ.外国国章損壊等罪 441
Ⅲ.私戦予備罪・陰謀罪 442
Ⅳ.中立命令違反罪 442
第11章 国家の作用に対する罪 443
第40節 公務の執行を妨害する罪 443
Ⅰ.総説 443
Ⅱ.公務執行妨害罪 444
Ⅲ.職務強要罪 452
Ⅳ.封印等破棄罪 452
Ⅴ.強制執行妨害目的財産損壊等罪 453
Ⅵ.強制執行行為妨害等罪 453
Ⅶ.強制執行関係売却妨害罪 453
Ⅷ.加重封印等破棄等罪 454
Ⅸ.公契約関係競売等妨害罪 454
Ⅹ.談合罪 454
Ⅺ.特別法 455
第41節 逃走の罪 456
Ⅰ.総説 456
Ⅱ.逃走罪 456
Ⅲ.加重逃走罪 458
Ⅳ.被拘禁者奪取罪 459
Ⅴ.逃走援助罪 461
Ⅵ.看守者等による逃走援助罪 463
第42節 犯人蔵匿・証拠隠滅の罪 465
Ⅰ.総説 465
Ⅱ.犯人蔵匿罪・隠避罪 465
Ⅲ.証拠隠滅等罪 469
Ⅳ.親族による犯罪に関する特例 473
Ⅴ.証人等威迫罪 473
Ⅵ.特別法 475
第43節 偽証の罪 477
Ⅰ.総説 477
Ⅱ.偽証罪 477
Ⅲ.自白による刑の減免 480
Ⅳ.虚偽鑑定等罪 480
Ⅴ.特別法 481
第44節 虚偽告訴の罪 482
Ⅰ.総説 482
Ⅱ.虚偽告訴等罪 482
Ⅲ.自白による刑の減免 485
Ⅳ.特別法 485
第45節 職権濫用の罪 486
Ⅰ.総説 486
Ⅱ.公務員職権濫用罪 486
Ⅲ.特別公務員職権濫用罪 490
Ⅳ.特別公務員暴行陵虐罪 491
Ⅴ.特別公務員職権濫用等致死傷罪 492
Ⅵ.特別法 493
第46節 賄賂の罪 494
Ⅰ.総説 494
Ⅱ.収賄罪(単純収賄罪) 501
Ⅲ.受託収賄罪 502
Ⅳ.事前収賄罪 502
Ⅴ.第三者供賄罪 503
Ⅵ.加重収賄罪 503
Ⅶ.事後収賄罪 504
Ⅷ.あっせん収賄罪 505
Ⅸ.没収・追徴 505
Ⅹ.贈賄罪 506
Ⅺ.特別法 507
事項索引 509
判例索引 516