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≪目次≫
第一章　行政訴訟の根本問題
第一節　公定力と先決問題
はじめに/わが国における先決問題の認識/判例・裁判例に見る「先決問題性」の検討/まとめBR
第二節　訴訟要件と訴訟形式をめぐる問題
はじめに/現行法制下の判例と学説の対応/現行法上の可能性の模索/まとめBR
第三節　行政裁判権と管轄付帯問題
はじめに/取締体制/分離法以後の訴訟的対抗の余地/まとめBR
第二章　フランス一九世紀の行政争訟の一形態
第一節　権限踰越の訴　その一
はじめに/権限踰越の訴の制度の背景/権限踰越の諸ケースと訴の手続/権限踰越の訴の制度と行政訴訟/まとめBR
第二節　権限踰越の訴　その二
はじめに/序説―権限踰越審査権と他の裁判権との管轄境界/根本問題の所在―コンコルダ付属約款八条の解釈をめぐって/破棄院とコンセイユ・デタの対立/司法裁判所との管轄問題の最終調整/まとめBR
第三節　コンセイユ・デタ―権限踰越判事の位置づけ
はじめに/判例に見る権限踰越の訴の実態/コンセイユ・デタと権限踰越の訴/まとめBR
一九世紀行政裁判権の性格
はじめに/権限踰越審査権の性格/権限踰越審査機能の独自性に見られるコンセイユ・デタ内行政裁判権の性格/まとめBR
第三章　対教会規制行政における取締法制の諸相とその背景
第一節　革命後の憲法史的状況
はじめに/ライシテと右翼/正統主義/オルレアニズム/まとめBR
第二節　教育行政
はじめに/ライシテと教育問題/大学体制と修道会/復古王政下の教育闘争/まとめBR
第三節　修道会規制法
序説　修道会と教会法/修道会規制のあり方の模索/取締体制の確立/結社の自由と修道会/まとめBR
第四節　結社取締法とアンチ・クレリカリスム
はじめに/結社取締法/アンチ・クレリカリスムの取締行政/まとめ