内容紹介
《目 次》
第4版はしがき
凡例
序説 1
1 刑法各論の任務と犯罪論体系 1
2 各構成要件解釈の指導原理(法益・罪質) 1
3 刑法各論の体系 3
4 各犯罪の分析視角 3
第1編 個人的法益に対する罪
序論 7
第1章 生命に対する罪 8
第1節 刑法における生命の保護 8
1 人の意義 8
2 人の始期 9
3 人の終期 11
第2節 殺人罪 13
1 総説 13
2 殺人罪 14
(1)客体 14
(2)行為 14
(3)故意 14
(4)罪数 14
(5)他罪との関係 15
第3節 自殺関与罪・同意殺人罪 15
1 総説 15
2 自殺不処罰の根拠 16
3 自殺関与罪・同意殺人罪の処罰根拠 16
4 構成要件該当性 17
(1)客体 17
(2)行為 17
(3)故意 18
(4)未遂 19
5 自殺関与罪・同意殺人罪と殺人罪の区別 19
第4節 堕胎罪 22
1 総説 22
2 構成要件該当性 24
(1)自己堕胎罪 24
(2)同意堕胎罪 24
(3)業務上堕胎罪 25
(4)不同意堕胎罪 25
3 堕胎の概念 26
4 排出された胎児の法的保護 27
5 胎児性致死傷 28
第5節 遺棄罪 31
1 総説 31
2 遺棄罪の基本問題 32
(1)客体 32
(2)行為─遺棄・不保護─ 33
(3)保護責任 35
3 単純遺棄罪 38
(1)客体および行為 38
(2)故意 38
4 保護責任者遺棄等罪 38
(1)主体・客体・行為 38
(2)故意 38
5 遺棄等致死傷罪 40
第2章 身体に対する罪 42
第1節 総説 42
第2節 暴行罪 43
1 総 43
2 暴行の意義 43
3 暴行概念の限定─身体への接触の要否─ 44
第3節 傷害罪 47
1 傷害の意義 47
(1)総 説 47
(2)暴行によらない傷害 49
(3)傷害の程度 51
(4)主観的要件 53
2 傷害致死罪 53
3 現場助勢罪 55
4 同時傷害の特例 56
(1)趣旨 57
(2)適用要件 58
(3)適用範囲 59
第4節 凶器準備集合罪 63
1 総説 63
2 凶器準備集合罪 65
(1)総説 65
(2)共同加害目的 66
(3)凶器の準備 67
(4)集合の意義 69
(5)共犯 69
3 凶器準備結集罪 69
第5節 過失致死傷罪 70
1 総説 70
2 重過失致死傷罪 71
3 業務上過失致死傷罪 72
(1)総説 72
(2)業務の意義 73
追録 自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律 75
1 総説 75
2 定義規定(1条) 75
3 危険運転致死傷罪(2条) 76
(1)総説 76
(2)構成要件 77
4 準危険運転致死傷罪(3条) 84
(1)総説 84
(2)1項の危険運転行為 84
(3)2項の危険運転行為 85
(4)故意・因果関係 85
(5)危険運転致死傷罪の罪数 86
5 過失運転致死傷アルコール等影響発覚免脱罪(4条) 86
(1)総説 86
(2)構成要件 87
6 過失運転致死傷罪(5条) 87
7 無免許運転による加重(6条) 89
(1)総説 89
(2)構成要件 89
第3章 自由に対する罪 90
第1節 総説 90
第2節 脅迫罪 90
1 総説 91
2 構成要件 92
(1)行為 92
(2)故意 93
(3)加害の対象 93
(4)告知される加害の内容 94
(5)加害告知の方法 96
第3節 強要罪 97
1 総説 97
2 構成要件 98
(1)行為 98
(2)結果(強制・妨害) 99
(3)強要未遂罪 100
3 人質強要罪 101
(1)人質強要罪 101 (
2)加重人質強要罪 101 (
3)人質殺害罪 102
第4節 逮捕・監禁罪 102
1 総説 102
2 逮捕・監禁罪 105
(1)逮捕 106
(2)監禁 106
(3)「不法に」の意義 107
(4)罪数・他罪との関係 108
3 逮捕・監禁致死傷罪 109
第5節 略取・誘拐罪および人身売買罪 109
1 総説 109
2 未成年者拐取罪 113
(1)主体 113
(2)客体 113
(3)行為 113
(4)故意 114
(5)違法阻却─被害者の同意・正当行為─ 114
3 営利目的等拐取罪 116
(1)客体 116
(2)目的犯 116
4 身の代金目的拐取罪 118
(1)目的犯 118
(2)安否を憂慮する者 119
5 所在国外移送目的拐取罪 121
6 人身売買罪 121
(1)人身買受け罪 122
(2)未成年者買受け罪 122
(3)営利目的等買受け罪 122
(4)人身売渡し罪 123
(5)所在国外移送目的人身売買罪 123
7 事後的行為の処罰 123
(1)被略取者等所在国外移送罪 123
(2)被略取者引渡し等罪(幇助目的の収受罪) 123
(3)営利目的等被拐取者引渡し等罪(自利目的の収受罪) 124
(4)身の代金要求罪 125
8 身の代金目的拐取予備罪 127
9 解放による刑の減軽 127
10 親告罪 128
第6節 性的自由に対する罪 128
1 総説 128
2 強制わいせつ罪 131
(1)行為客体 131
(2)わいせつな行為 131
(3)暴行・脅迫 133
(4)主観的要件 134
3 強制性交等罪 138
(1)行為主体・客体 138
(2)性交等 139
(3)暴行・脅迫─実行の着手時期─ 139
(4)既遂時期 141
(5)罪数 141
4 準強制わいせつ罪・準強制性交等罪 141
(1)総説 141
(2)心神喪失・抗拒不能 142
(3)主観的要件 144
5 監護者わいせつ罪・監護者性交等罪 144
(1)総説 145
(2)行為主体 145
(3)行為客体 145
(4)行為 145
(5)罪数 146
(6)他罪との関係 147
6 強制わいせつ・強制性交等致死傷罪 147
(1)総説 147
(2)原因行為 147
(3)死傷結果 149
(4)主観的要件 150
第7節 住居侵入罪 150
1 総説 151
(1)判例 151
(2)学説 153
2 客体 155
(1)人の住居 155
(2)人の看守する邸宅、建造物、艦船 157
(3)囲繞地 159
3 住居侵入罪 160
(1)行為─侵入─ 160
(2)住居権者(管理権者)の同意 161
4 不退去罪 165
第4章 人格的法益に対する罪 166
第1節 秘密に対する罪 166
1 総説 166
2 信書開封罪 167
(1)客体 167
(2)行為─開ける─ 167
(3)親告罪 168
3 秘密漏示罪 168
(1)主体 168
(2)秘密の意義 169
(3)行為─漏示─ 170
第2節 名誉に対する罪 171
1 総説 171
2 名誉毀損罪 175
(1)客体 175
(2)行為 176
(3)故意 179
(4)名誉の放棄と被害者の承諾 180
3 事実の証明 180
(1)真実性の証明による免責 180
(2)230条の2の法的性格 184
(3)真実性の誤信 188
4 侮辱罪 190
5 親告罪 190
第5章 信用および業務に対する罪 192
第1節 総説 192
第2節 信用毀損罪 194
1 信用の意義 194
2 行為・結果 195
第3節 業務妨害罪 195
1 業務の意義 196
(1)総説 196
(2)継続性の要否 196
(3)要保護性 198
2 公務と業務の区別 199
(1)判例の動向 199
(2)学説の諸相 201
3 行為 205
(1)虚偽の風説の流布 205
(2)偽計 206
(3)威力 207
4 妨害の意義 210
第4節 電子計算機損壊等業務妨害罪 211
1 総説 211
2 客体 211
3 行為 212
第6章 財産に対する罪 214
第1節 財産犯総論 214
1 財産権とその刑法的保護 214
2 刑法の民法従属性と民法独立性 215
3 財産犯における財産概念 217
4 財産犯の分類 218
(1)行為態様による分類 218
(2)行為客体による分類 218
(3)保護客体による分類 219
(4)財産犯事例の処理方法 219
5 財産犯における行為客体 220
(1)財物(物)の意義 220
(2)財産上の利益の意義 226
6 財物罪としての奪取罪の保護法益 228
(1)論争点 228
(2)判例の立場 230
(3)学説の状況 232
7 不法領得の意思 234
(1)窃盗罪の場合 235
(2)詐欺罪の場合 243
(3)横領罪の場合 244
第2節 窃盗罪 245
1 総説 245
2 占有 245
(1)占有の存否 246
(2)占有の帰属 252
(3)死者の占有 256
3 行為 258
(1)窃取 258
(2)故意・不法領得の意思 261
(3)着手時期(未遂時期) 262
(4)既遂時期 264
4 不動産侵奪罪 265
(1)総説 266
(2)客体 266
(3)行為─侵奪─ 267
5 親族間の犯罪に関する特例(親族相盗例) 268
(1)特例の法的性質 268
(2)適用の要件 270
(3)錯誤の処理 272
(4)1項と2項の不均衡 273
第3節 強盗罪 273
1 総説 273
2 強盗罪 274
(1)客体 274
(2)暴行・脅迫 279
(3)強取 282
(4)故意・不法領得の意思 288
(5)着手時期(未遂時期)・既遂時期 288
(6)他罪との関係・罪数 288
3 強盗予備罪 290
4 事後強盗罪 292
(1)総説 292
(2)主体─窃盗犯人─ 292
(3)目的 293
(4)暴行・脅迫 294
(5)着手時期(未遂時期)・既遂時期 298
(6)共犯 298
(7)罪数 300
5 昏酔強盗罪 300
6 強盗致死傷罪 301
(1)総説 301
(2)主体 302
(3)客体 302
(4)行為 302
(5)未遂 311
7 強盗・強制性交等罪、強盗・強制性交等致死罪 312
(1)総説 312
(2)強盗・強制性交等罪 312
(3)未遂犯・中止犯 314
(4)強盗・強制性交等致死罪、強制性交等・強盗致死罪 314
第4節 詐欺罪 315
1 総説 315
2 詐欺罪 318
(1)客体 318
(2)欺く行為(欺罔行為) 321
(3)処分行為(交付行為) 330
(4)三角詐欺 338
(5)財産的損害 347
(6)罪数 360
(7)他罪との関係 361
3 電子計算機使用詐欺罪 363
(1)意義 363
(2)罪質 364
(3)行為 364
(4)結果 369
(5)着手時期(未遂時期) 369
(6)既遂時期 370
(7)他罪との関係・罪数 370
4 準詐欺罪 371
第5節 恐喝罪 372
1 総説 372
2 恐喝罪 373
(1)客体 373
(2)行為 373
(3)処分行為 374
(4)着手時期(未遂時期)・既遂時期 375
(5)権利行使と恐喝罪 376
(6)他罪との関係 379
第6節 横領罪 381
1 総説 381
2 単純横領罪 382
(1)主体 382
(2)客体─自己の占有する他人の物─ 382
(3)行為 399
(4)共犯 407
(5)罪数 407
(6)横領物の横領 408
(7)他罪との関係 410
3 業務上横領罪 411
(1)趣旨 411
(2)業務の意義 411
(3)業務上の占有 412
(4)共犯関係 413
4 占有離脱物横領罪(遺失物等横領罪) 414
(1)客体 414
(2)行為 414
(3)他罪との関係 416
5 親族間の犯罪に関する特例 416
第7節 背任罪 418
1 総説 418
2 背任罪 420
(1)主体 420
(2)任務違背行為(背任行為) 424
(3)主観的要件 427
(4)財産上の損害 430
(5)共犯 434
(6)他罪との関係 436
第8節 盗品等に関する罪 440
1 総説 440
2 盗品等関与罪 442
(1)客体─盗品等の意義─ 442
(2)行為 446
(3)罪数・他罪との関係 451
3 親族等の間の犯罪に関する特例 452
第9節 毀棄・隠匿罪 453
1 総説 453
2 毀棄の概念 454
3 公用文書等毀棄罪 456
4 私用文書等毀棄罪 457
5 建造物等損壊罪・同致死傷罪 458
(1)他人の建造物・艦船 458
(2)損壊 459
(3)建造物等損壊致死傷罪 461
6 器物損壊罪 461
7 境界損壊罪 462
8 信書隠匿罪 463
第2編 社会的法益に対する罪
第1章 公共危険罪 467
第1節 総説 467
第2節 騒乱罪 467
1 総説 467
2 騒乱罪 468
(1)主体 468
(2)行為 470
(3)主観的要件─共同意思─ 471
(4)他罪との関係 471
3 多衆不解散罪 472
第3節 放火罪・失火罪 473
1 総説 473
2 放火罪の基本問題 475
(1)「公共の危険」の意義 475
(2)「公共の危険」の判断基準 477
(3)「公共の危険」の位置づけ 478
(4)「公共の危険」の認識 479
(5)「公共の危険」と焼損概念 481
(6)放火行為 483
(7)被害者の同意 484
(8)罪数 484
3 現住建造物等放火罪 484
(1)客体 485
(2)他罪との関係 490
4 非現住建造物等放火罪 490
(1)総説 490
(2)客体 491
5 建造物等以外放火罪 492
(1)総説 492
(2)客体 492
6 延焼罪 493
7 消火妨害罪 494
8 失火罪 494
9 激発物破裂罪 496
10 ガス漏出等罪・同致死傷罪 496
第4節 出水罪 497
1 総説 497
2 現住建造物等浸害罪 497
3 非現住建造物等浸害罪 498
4 水防妨害罪 498
5 過失建造物等浸害罪 499
6 出水危険罪 499
7 水利妨害罪 499
第5節 往来妨害罪 500
1 総説 500
2 往来妨害罪・同致死傷罪 500
3 往来危険罪 502
4 汽車転覆等罪・同致死罪 504
5 往来危険による汽車転覆等罪 507
6 過失往来危険罪 508
第6節 公衆の健康に対する罪 509
1 総説 509
2 あへん煙に関する罪 509
(1)あへん煙輸入等罪 509
(2)あへん煙吸食器具輸入等罪 510
(3)税関職員あへん煙輸入等罪 510
(4)あへん煙吸食罪・場所提供罪 510
(5)あへん煙等所持罪 510
3 飲料水に関する罪 510
(1)浄水汚染罪 510
(2)水道汚染罪 511
(3)浄水毒物等混入罪 511
(4)浄水汚染等致死傷罪 511
(5)水道毒物等混入罪・同致死罪 512
(6)水道損壊罪・同閉塞罪 512
第2章 取引等の安全に対する罪 514
第1節 総説 514
第2節 通貨偽造罪 514
1 総説 514
2 通貨偽造罪 516
3 偽造通貨行使等罪 517
4 外国通貨偽造罪・同行使等罪 518
5 偽造通貨等収得罪 519
6 収得後知情行使等罪 519
7 通貨偽造等準備罪 520
第3節 文書偽造罪 521
1 総説 521
2 文書偽造罪の基本問題 523
(1)文書 523
(2)偽造 528
(3)変造 532
(4)虚偽文書の作成(無形偽造) 533
(5)行使 533
(6)行使の目的 535
3 詔書偽造等罪 535
4 公文書偽造等罪 536
(1)客体 536
(2)行為 537
(3)補助公務員の作成権限 538
(4)罪数 539
5 虚偽公文書作成等罪 539
(1)意義 539
(2)虚偽公文書作成等罪の間接正犯 540
6 公正証書原本不実記載等罪 542
(1)意義 542
(2)客体 542
(3)行為 544
(4)罪数・他罪との関係 546
7 偽造公文書行使等罪 547
8 私文書偽造等罪 547
(1)意義 547
(2)客体 548
(3)行為 549
9 虚偽診断書等作成罪 562
10 偽造私文書等行使罪 563
11 電磁的記録不正作出罪・同供用罪 564
(1)総説 564
(2)客体 564
(3)行為 565
(4)供用 566
第4節 有価証券偽造罪 567
1 総説 567
2 有価証券偽造罪・同虚偽記入罪 567
(1)客体 568
(2)行為 569
(3)権限の逸脱と濫用 570
3 偽造有価証券行使等罪 571
第5節 支払用カード電磁的記録に関する罪 572
1 総説 572
2 支払用カード電磁的記録不正作出等罪 573
(1)趣旨 573
(2)客体 573
(3)行為 574
(4)目的犯 576 (5)罪数 576
3 不正電磁的記録カード所持罪 576
(1)意義 576
(2)行為 576
(3)罪数 577
4 支払用カード電磁的記録不正作出準備罪 578
(1)意義 578
(2)客体 578
(3)行為 578
(4)罪数 579
第6節 印章偽造罪 580
1 総説 580
2 印章・署名・記号の意義 580
3 偽造・使用の意義 582
4 御璽偽造罪・同不正使用等罪 583
5 公印偽造罪・同不正使用等罪 584
6 公記号偽造罪・同不正使用等罪 584
7 私印偽造罪・同不正使用等罪 584
第7節 不正指令電磁的記録に関する罪 585
1 総説 585
2 不正指令電磁的記録等作成罪・提供罪 586
(1)客体 586
(2)行為 587
(3)目的 588
(4)正当な理由の不存在 588
3 不正指令電磁的記録供用罪 588
(1)客体 588
(2)行為 588
(3)正当な理由の不存在 589
(4)未遂犯処罰 589
4 不正指令電磁的記録等取得罪・保管罪 589
(1)客体 589
(2)行為 589
(3)目的 590
(4)正当な理由の不存在 590
5 罪数 590
第3章 風俗に対する罪 591
第1節 総説 591
第2節 わいせつおよび重婚の罪 591
1 総説 591
2 公然わいせつ罪 593
(1)公然性 593
(2)わいせつな行為 594
(3)共犯 595
(4)罪数 595
3 わいせつ物頒布等罪 596
(1)客体 596
(2)わいせつ性 597
(3)行為 600
(4)罪数 603
4 淫行勧誘罪 604
5 重婚罪 604
第3節 賭博および富くじに関する罪 605
1 総説 605
2 単純賭博罪 606
3 常習賭博罪 607
4 賭博場開張図利罪・博徒結合図利罪 608
5 富くじ発売等罪 609
第4節 礼拝所および墳墓に関する罪 610
1 総説 610
2 礼拝所不敬罪 611
3 説教等妨害罪 612
4 墳墓発掘罪 612
5 死体損壊等罪 613
6 墳墓発掘死体損壊等罪 617
7 変死者密葬罪 618
第3編 国家的法益に対する罪
第1章 国家の存立に対する罪 621
第1節 内乱に関する罪 621
1 総 621
2 内乱罪 622
(1)主体 622
(2)行為 622
(3)目的犯 623
(4)共犯 623
3 内乱予備罪・同陰謀罪 624
4 内乱等幇助罪 624
5 自首による刑の免除 624
第2節 外患に関する罪 625
1 総説 625
2 外患誘致罪 625
3 外患援助罪 625
第2章 国交に関する罪 627
1 総説 627
2 外国国章損壊等罪 627
3 私戦予備罪・同陰謀罪 628
4 中立命令違反罪 629
第3章 国家の作用に対する罪 630
第1節 公務の執行を妨害する罪 630
1 総説 630
2 公務執行妨害罪 631
(1)行為客体 631
(2)職務の執行 633
(3)職務の適法性 635
(4)暴行・脅迫 640
(5)罪数 642
3 職務強要罪 643
4 封印等破棄罪 644
(1)総説 644
(2)客体 645
(3)適法性の要件 646
(4)行為 647
(5)罪数 647
5 強制執行妨害目的財産損壊等罪 647
(1)総説 648
(2)主体 649
(3)目的 649
(4)行為 650
(5)罪数 652
6 強制執行行為妨害等罪 652
(1)総説 652
(2)客体 653
(3)行為 653
(4)目的 654
7 強制執行関係売却妨害罪 654
(1)総説 654
(2)客体 654
(3)行為 655
(4)談合の処罰 657
8 加重封印等破棄等罪 657
(1)総説 657
(2)行為 658
9 公契約関係競売等妨害罪 658
(1)総説 658
(2)客体 659
(3)行為 659
10 談合罪 660
(1)総説 660
(2)目的 661
(3)行為 662
(4)他罪との関係 662
第2節 逃走の罪 663
1 総説 663
2 単純逃走罪 664
(1)主体 664
(2)行為 665
3 加重逃走罪 666
(1)主体 666
(2)行為 666
(3)罪数 668
4 被拘禁者奪取罪 668
(1)客体 668
(2)行為 669
(3)罪数 669
5 逃走援助罪 670
(1)客体 670
(2)行為 670
6 看守者等による逃走援助罪 671
(1)主体 671
(2)客体 671
(3)行為 671
第3節 犯人蔵匿および証拠隠滅の罪 672
1 総説 672
2 犯人蔵匿等罪 672
(1)客体 672
(2)行為 675
(3)故意 678
(4)共犯関係 678
(5)罪数 680
3 証拠隠滅等罪 680
(1)客体 680
(2)行為 683
(3)共犯関係 686
4 親族による犯罪に関する特例 687
(1)意義 687
(2)要件 687
(3)親族と第三者との共犯関係 688
(4)親族と犯人等との共犯関係 688
5 証人等威迫罪 689
(1)総説 689
(2)客体 689
(3)行為 690
(4)他罪との関係・罪数 691
第4節 偽証の罪 691
1 総説 691
2 偽証罪 692
(1)主体 692
(2)行為 693
(3)共犯関係 696
(4)他罪との関係・罪数 697
3 自白による刑の減免 697
4 虚偽鑑定等罪 698
(1)主体 698
(2)行為 698
第5節 虚偽告訴の罪 699
1 総説 699
2 虚偽告訴等罪 700
(1)被申告者 700
(2)行為 700
(3)主観的要件 702
(4)罪数 703
3 自白による刑の減免 703
第6節 職権濫用罪 704
1 総説 704
2 公務員職権濫用罪 705
(1)主体 705
(2)行為 705
(3)結果 707
(4)罪数 708
3 特別公務員職権濫用罪 708
4 特別公務員暴行陵虐罪 709
5 特別公務員職権濫用等致死傷罪 710
第7節 賄賂罪 711
1 総説 711
2 賄賂罪の基本問題 713
(1)職務行為の意義と範囲 713
(2)賄賂の意義 722
3 単純収賄罪 724
(1)主体 724
(2)行為 724
(3)故意 726
(4)他罪との関係 726
4 受託収賄罪 727
5 事前収賄罪 728
6 第三者供賄罪 729
7 加重収賄罪 730
8 事後収賄罪 732
9 あっせん収賄罪 732
10 贈賄罪 735
11 没収・追徴 736
(1)意義 736
(2)対象 736
(3)没収 737
(4)追徴 738
事項索引 741
判例索引 749