社団法人(株式会社)の法的構造
―企業と団体の基礎法理II―鷹巣信孝 著
定価:8,800円(税込)-
在庫:
在庫があります -
発行:
2004年11月23日
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判型:
A5版上製 -
ページ数:
484頁
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内容紹介
≪目次≫
はしがき
第一章 一人株式会社の社団性
はじめに/団体の論理構造と一人会社の法的性質に関する私見/従来の一人会社論の批判的検討/むすび
第二章 一人株式会社の設立と運営をめぐる法理的諸問題
はじめに/一人会社の設立をめぐる問題/一人会社の株主総会をめぐる問題(総論)/一人会社の株主総会をめぐる問題(各論)/一人会社の取締役会をめぐる問題/むすび
第三章 「設立中の会社」という概念は必要かつ有益か
はじめに/「設立中の会社」の法的性質・目的・成立時期/発起人の任務・行為の効果・責任/むすび
第四章 定款所定の目的と法人(会社)の能力
はじめに/定款所定の目的は法人の何を制限するのか/民法三四条は会社にも「適用」されるのか/むすび
第五章 法人(会社)の能力とその制限
はじめに/商法五五条は注意規定か政策的規定か/他社への投資と自己株式の取得/他社の設立と経営/法人(団体)の慈善事業等への寄附/法人(団体)の政治献金と政治的活動/むすび
第六章 法人(会社)の事業活動と不正行為 ―法人論と不法行為論の総合・止揚を目指して―
はじめに/民法四四条と法人学説/民法四四条・七一五条と七〇九条に基づく「企業」の不法行為責任/むすび
第七章 法人(会社)の解散・清算と継続 ―団体法論と法人論の総合・止揚を目指して―
はじめに/法人の解散とはどのような法現象か/団体・事業体の種類・性質究極目的の違いによる解散原因の違い/解散前の法人(会社)と解散後の法人(会社)/解散後の法人(会社)の継続と合併/むすび
あとがき