明治大学社会科学研究所叢書
証拠の森
―刑事証拠法研究―山田道郎 著
定価:5,500円(税込)-
在庫:
在庫があります -
発行:
2004年12月01日
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判型:
A5判上製 -
ページ数:
272頁 -
ISBN:
978-4-7923-1665-5
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内容紹介
≪目次≫
はしがき
第I部 伝聞法則
第一章 承認審問権と伝聞法則
はじめに/証人審問権と伝聞法則/退去強制と証人審問権
第二章 以前の一致供述による証明力の回復
はじめに/回復的使用と増強的使用/増強証拠と回復証拠の許容性/まとめ
第三章 以前の一致供述の許容性
はじめに/イギリスにおける問題の取扱い/イギリスの判例/まとめと展望
第四章 取調べ官の公判廷証言の許容性
第II部 自白法則
第一章 約束による自白 ―自白排除の根拠―
はじめに/自白排除の根拠/約束による自白/要件/関連問題/判例評釈/結論
第二章 補強法則の再検討
はじめに/補強法則の沿革/補強法則とその適用/補強法則の根拠と廃止論/まとめと展望
第三章 共犯証拠とその補強
はじめに/共犯者補強法則/法則の根拠とそれに対する批判・改革案/まとめと日本への展望
第III部 証拠調べ手続
第一章 自白調書の取調べに対する制限
はじめに/刑事訴訟法三〇一条の趣旨/「犯罪事実に関する他の証拠」の意義/自白の取調べ請求時期に対する制限/三〇一条違反の法的効果/冒頭手続における被告人質問/むすびにかえて
第二章 立証趣旨の拘束力
はじめに/立証趣旨の明示要求の目的・理由・趣旨/立証趣旨の拘束力―学説ー/立証趣旨の拘束力―判例―/個別問題/私見と展望