論点中心 刑事訴訟法講義 [第2版]

論点中心 刑事訴訟法講義 [第2版]

渡辺直行 著
定価:3,630円(税込)
  • 在庫:
    在庫があります
  • 発行:
    2005年03月20日
  • 判型:
    A5版上製
  • ページ数:
    386頁
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内容紹介


≪目次≫
第1講 刑事訴訟法の目的と構造
刑事訴訟法の意義/刑事訴訟法の目的序説/実体的真実主義 ―実体的真実主義とデュープロセス―/刑事訴訟法の最終の目的/迅速な裁判/刑事訴訟法の構造

第2講 捜査の構造と原則
捜査の意義と基本構造/令状主義/職務質問と所持品検査/逮捕に伴う捜索・差押 ―令状によらない捜索・差押―/おとり捜査

第3講 逮捕・勾留をめぐる諸問題
逮捕の種類/別件逮捕/勾留の目的/勾留の効力の及ぶ範囲

第4講 被疑者の取調べ
被疑者の取調べの原則と在宅被疑者の取調べ/逮捕・勾留中の被疑者の取調べ

第5講 弁護人と弁護に関する諸問題
弁護人の地位/弁護人の権限/必要的弁護事件と弁護人の不在廷/接見交通権

第6講 公訴の原則と公訴をめぐる諸問題
国家訴追主義/起訴便宜主義/公訴と犯罪の嫌疑/検察官の訴訟法上の地位/公訴権の濫用/起訴状一本主義

第7講 裁判所および公判手続・公判準備段階の諸問題(その1)
公平な裁判所/公開主義/裁判員制度

第8講 裁判所および公判手続・公判準備段階の諸問題(その2)
証拠開示と公判前整理手続/権利保釈

第9講 訴因をめぐる諸問題
訴因の意義・機能、訴因の特定/訴因と公訴事実との関係 ―審判の対象―/訴因変更の要否 ―訴因変更はどのような場合に必要か―/公訴事実の同一性/訴因変更命令

第10講 証拠法総論上の諸問題
厳格な証明と自由な証明 ―証拠裁判主義―/自由心証主義/挙証責任

第11講 違法収集証拠の証拠能力
総説/違法収集証拠排除法則の根拠/違法収集証拠の排除基準/毒樹の果実の理論

第12講  自白法則
自白の証拠能力/自白の証明力/共犯者の自白の証明力

第13講 伝聞法則
伝聞証拠の意義/刑訴法321条1項2号の特信状況/証言拒否権の行使と検面調書の証拠能力/自己矛盾の供述

第14講 裁判の種類・内容と成立および裁判の確定と効力
裁判の種類/有罪判決における択一的認定/裁判の成立/裁判の確定と効力

第15講 一事不再理の効力
一事不再理の効力と二重の危険 ― 一事不再理効の根拠―/一事不再理効の発生/一事不再理効の範囲/免訴と一事不再理効 ―免訴の本質―

事項索引
判例索引