一人会社と会社設立の法規制
酒巻俊之 著
定価:5,500円(税込)-
在庫:
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発行:
2005年03月20日
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判型:
A5版上製 -
ページ数:
282頁
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内容紹介
≪目次≫
序論
第一部 一人会社の法律関係と法規制
第一章 一人会社の設立と運営
はじめに/一人会社の設立許容とその影響/一人会社の運営/一人株主と取締役の責任
第二章 一人会社の法律関係―判例にみる問題点と規制の論理―
はじめに/判例による一人会社規制の論理/各種の問題点と判例の立場/むすびに代えて
第三章 一人会社と英法系会社法における規制―イギリス法およびオーストラリア法の立場―
はじめに/イギリス会社法による一人会社の容認/現行イギリス会社法における一人会社の規制/現行オーストラリア会社法における一人会社の規制/両法制の比較検討とその示唆
第四章 一人会社としての有限会社
はじめに/一人有限会社の設立手続に関する問題点/一人有限会社の変態設立・事後設立に関する問題点/一人有限会社の運営に関する問題点/一人社員の対第三者責任の明確化
第五章 一人会社としての完全子会社
はじめに―問題の所在/平成一三年・一四年商法改正における株主総会運営の弾力化/完全子会社の運営管理/むすびに代えて
第二部 会社設立規制の検討と考察
第一章 会社の設立規制の問題点―平成二年商法・有限会社法改正をふまえて―
はじめに/株式会社設立方法の変化と有限会社の場合/変態設立規制の問題点/事後設立規制の問題点/むすびに代えて
第二章
会社設立と事業用資産の取得―英米法の立場とその示唆―
はじめに/英米法における会社設立手続/英米の会社による事業用資産の取得/わが国の法制との比較―英米法の立場からの示唆
第三章 会社設立規制の再検討(その一)―会社法制の現代化試案をふまえて―
はじめに/最低資本金制度に対する改正提案/株式会社設立方法に関する改正提案/変態設立に関する改正試案/事後設立に関する改正試案/「会社法制の現代化に関する要綱試案」における諸提案の関連と問題点―むすびに代えて
第四章 会社設立規制の再検討(その二)―「会社法制の現代化に関する要綱案」をふまえて―
はじめに/有限会社の廃止・株式会社への一本化/株式会社の設立時の出資額の下限額/払込取扱機関/設立時の定款記載事項/現物出資・財産引受/事後設立/設立無効の訴え/おわりに
第五章 いわゆる一人会社と事後設立[判例研究]
事実の概要と要旨/本件の問題点と学説・判例の状況/実務との関連
補論 有限会社法の規制分化―英法系の私会社制度の変革を参考として―
問題の所在/大規模有限会社と立法による対応の必要性/イギリス法系の私会社制度の対応/大規模有限会社の規制のあり方/むすびに代えて