カナダの少年司法
南山大学学術叢書

カナダの少年司法

丸山雅夫 著
定価:6,600円(税込)
  • 在庫:
    在庫があります
  • 発行:
    2006年03月20日
  • 判型:
    A5判上製
  • ページ数:
    362頁
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内容紹介


≪目次≫
序章 本書の目的と構成
第1部 カナダ少年司法の変遷
第1章 カナダ少年司法システムの成立と非行少年法
はじめに/非行少年法制定の背景と経過/独自の少年司法システムとしての非行少年法/非行少年法の施行状況/むすび

第2章 非行少年法(福祉モデル)から少年犯罪者法(司法モデル)へ
はじめに/少年犯罪者法への転換を促進した要因/少年犯罪者法制定に向けた動き/むすび

第3章 少年犯罪者法とその動向
はじめに/少年犯罪者法の基本的立場と構造/少年裁判の前段階/少年裁判/少年犯罪者に対する処分/費用の分担/少年犯罪者法改正の動きをめぐる動向/むすび

第2部 カナダ少年司法における主要論点
第4章 管轄をめぐる問題
はじめに/少年司法システムの管轄/管轄をめぐる議論/管轄の変更に対する州の反応/むすび

第5章 拘禁処分をめぐる問題
はじめに/非行少年法における拘禁処分/少年犯罪者法における拘禁処分/少年犯罪者法における拘禁規定の改正/むすび

第6章 通常裁判所への移送をめぐる問題
はじめに/非行少年法における通常裁判所への移送/少年犯罪者法における通常裁判所への移送/少年犯罪者法における移送条項の改正動向/むすび

第7章 ダイヴァージョンと修復的司法
はじめに/非行少年法におけるダイヴァージョン/少年犯罪者法におけるダイヴァージョン/むすび

第3部 少年刑事裁判法
第8章 少年刑事裁判法の構造と内容
はじめに/少年刑事裁判法の基本姿勢/犯罪少年に対する裁判外における対応/少年刑事裁判システムの組織/少年刑事裁判手続/判決(法的効果)/拘禁と観護/情報と記録の扱い/むすび

終章 本書のまとめと若干の展望
非行少年法における手続の概要
少年犯罪者法における標準的手続の概要
少年刑事裁判法における手続の概要

事項索引
法令索引