≪目次≫
日本法政学会五十周年記念論文集の発刊によせて　（石堂功卓）
自己情報決定権と住基ネット　（平松　毅）
直接民主制とインターネット　―アメリカ各州の直接民主制の視点から―　（網中政機）
テロリズム対策と憲法　―最近のアメリカにおける議論をめぐって―　（大沢秀介）
比較憲法・比較政治における太平洋島嶼国　―その研究の意義と課題についての覚え書き―　（東　　裕）
事実主張による名誉毀損と真実性の証明　―「注意義務」と「説明責任」を中心として―　（上村　都）
国会議員の免責特権と国家補償をめぐる憲法的考察　―最高裁一九九七年九月九日判決を素材として―　（新井　誠）
ＤＮＡデータベースに関する若干の憲法学的考察　―個別の嫌疑なきＤＮＡ採取の憲法的許容性―　（山本龍彦）
「日本型福祉社会」と個人の自律　（葛西まゆこ）
アメリカ大統領の執行特権の範囲と限界　―他権との衝突における比較衡量基準を中心にして―　（大林啓吾）
住民監査請求の期間制限についての考察　（西原雄二）
ドイツにおける団体自治の概念についての一考察　（渡邊　亙）
集合債権譲渡担保の理論と金融実務　―新制度・重要判例の研究―　（根本晋一）
離婚法における「破綻」と「別居」に関する一考察　―フランス離婚法を素材として―　（大杉麻美）
アメリカにおける代理出産と同性愛者の人工授精、家族および性転換者の出生証明書の訂正　（小野幸二）
親権についての一考察　―個人の子から社会の子へ―　（小川晴子・和田美知代）
アメリカにおける非監護親に対するスピリチュアルな監護権の付与　―監護親の信教の自由の保障との関連で―　（樫原義比古）
死因贈与の取消・撤回について　（辻　　朗）
最近五年間における一部免責決定の動向　―個別的一部免責、割合的一部免責、複合的一部免責の決定件数を中心に―　（櫻本正樹）
配偶者からの暴力をめぐって　―その沿革と現代の法整備―　（五十嵐敬子）
児童虐待の諸問題　（林　弘正）
児童虐待防止法の改正と刑事規制の在り方　（三枝　有）
高齢者虐待に関する法的救済への一考察　―ドイツとの比較―　（古橋エツ子）
フランスにおけるドメスティック・バイオレンスの現状と法的対応　（神尾真知子）
要介護認定基準時間の法的問題について　―ドイツ連邦社会裁判所の判決を契機にして―　（和田隆夫）
外交法を視座にした外交関係の樹立と断絶　（広井大三）