政党の憲法的融合論

政党の憲法的融合論

齋藤康輝 著
定価:4,400円(税込)
  • 在庫:
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  • 発行:
    2006年03月31日
  • 判型:
    A5判上製
  • ページ数:
    230頁
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内容紹介

BR≪目次≫
はしがき
序章 政党の憲法的融合―現代政党国家論の見直しと議会制民主主義の再興―
問題の所在(はじめに)/政党国家論的議会制の意義と発展/二一世紀を前にした政党国家/政党国家の変容と政党の憲法的融合/まとめBR
第1章 憲法と政党法制
問題の所在/政党国家論/ドイツ連邦共和国基本法の政党条項をめぐる連邦憲法裁判所の判例/日本国憲法と政党/まとめBR
第2章 政党助成と政党の民主化に関する憲法問題
問題の所在/政党助成法の成立まで/政党助成法の内容/政党助成と政党の民主化/まとめBR
第3章 代表の意義と議会改革
問題の所在/代表の意義と民主主義の本質/政治過程における政党/ドイツにおける議会改革/まとめBR
第4章 党議拘束の憲法適合性
問題の所在/代表概念と政党の意義・機能/党議拘束の憲法適合性/まとめBR
第5章 党議拘束と「全国民の代表」
問題の所在/「全国民の代表」と政党国家の台頭/党議拘束の憲法適合性/党員資格と議員資格の関係/まとめBR
第6章 議員の党籍変更と議席喪失についての憲法的考察
問題の所在/日本における党員資格と議員資格の関係/ドイツにおける党員資格と議員資格の問題/まとめBR
第7章 国会議員の議席喪失に関する憲法問題―党籍変更による議席喪失を中心にー
問題の所在/国会議員の議席喪失のパターン/国会議員の党籍変更と議席喪失/まとめBR
第8章 政党国家的民主制の特質―ライプホルツの代表理論を中心に―
問題の所在/代表理論/政党国家的民主制の特質/政党国家的民主制と古典的議会制民主制/まとめBR
第9章 国法上の代表と国際法上の代表―ライプホルツの代表理論より―
問題の所在/代表制の発展/代表機能の意義/国際法および連邦国家法における代表の意義/まとめBR
終章 政党の立憲化―憲法調査会の議論を踏まえて―
問題の所在/政党国家の時代/ドイツにおける憲法と政党に関する連邦憲法裁判所の判例/わが国における政党に対する公的助成/政党の憲法的編入に関する最近の憲法調査会の議論/まとめBR
索引