目　　次

はしがき


開　講　社会と法，政治と法──横山信二──1

第 1 講　公法の基本原理と社会の変化──横山信二──5
第 1 節　社会と国家，国家と法  …… 5
第 2 節　社会の統治主体である国家と法─憲法Constitutional law ─  …… 8
第 3 節　国家統治の統制原理─憲法の基本原理─  ……  10
第 4 節　統治の具体的作用である行政の統制─「具体化された憲法」である行政法─  ……  25
第 5 節　現代における政治，社会の変容と公法の対応  ……  49

第 2 講　内閣総理大臣の指導力は憲法で統制できるか──井上嘉仁──71
はじめに  ……  71
第 1 節　内閣総理大臣の指導力  ……  73
第 2 節　内閣に与えられた権限  ……  82
第 3 節　内閣総理大臣の指導力に対する歯止め  ……  91
おわりに  ……  113

第 3 講　憲法の解釈と時代の変化─民法改正と法の下の平等─ ──西村　裕三──117
はじめに  ……  117
第 1 節　婚姻適齢について男女で2歳の差を設けている民法731条は，合理的な区別といえるのか？  ……  118
第 2 節　非嫡出子の法定相続分が嫡出子の半分であるのは，不合理な差別ではないのか？  ……  119
第 3 節　女性にだけ存在する再婚禁止期間の制度は，女性に対する不合理な差別ではないのか？  ……  121
第 4 節　夫婦別姓制度の導入について  ……  123

第 5 節　その後の展開  ……  124
おわりに  ……  129

第 4 講　不利な立場の人々と憲法の人権保障──横藤田　誠──133
はじめに─「人権」と出会った日─  ……  133
第 1 節　不利な立場の人々にとっての「人権」  ……  134
第 2 節　外国人の人権享有主体性  ……  142
第 3 節　不利な立場の人々にとっての人権・自由の諸相─ 子どもの人権─  ……  148
第 4 節　不利な立場の人々と「平等」の概念  ……  161
おわりに  ……  172

第 5 講　福祉国家と租税法─ 消費税制の動向と課題 ─ ──手塚貴大──175
第 1 節　検討の視角  ……  175
第 2 節　消費税の機能  ……  181
第 3 節　消費税の構造  ……  184
第 4 節　消費税と租税体系  ……  196
第 5 節　消費税と租税法解釈  ……  200
第 6 節　結　語  ……  212


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