電脳空間における刑事的規制

電脳空間における刑事的規制

渡邊卓也 著
定価:5,500円(税込)
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  • 発行:
    2006年09月10日
  • 判型:
    A5判上製
  • ページ数:
    332頁
在庫なし

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内容紹介

BR≪目次≫
序章 目的と構成
本書の目的/本書の構成BR
第1章 場所的適用範囲論
問題の所在/刑法における場所的適用範囲/小括BR
第2章 「行為」に対する適用
問題の所在/場所的適用範囲論における「行為」の意味/場所的適用範囲論における「行為」の要否/場所的適用範囲論と共犯/小括BR
第3章 「結果」に対する適用
問題の所在/危険「結果」の世界的拡散の制限/抽象的危険犯の「結果」と「影響」/各論的検討/小括/事例研究BR
第4章 接続業者の不作為責任
問題の所在/不作為犯論の展開/接続業者に対する帰責/小括/事例研究BR
第5章 電子的参照の可罰性
問題の所在/テレサービス法/情報蔵置後のリンク設定行為/リンク設定行為後の情報蔵置/小括BR
第6章 盗撮画像等の公開と名誉毀損罪
問題の所在/前提的考察/名誉毀損罪における名誉概念/盗撮画像の公開と名誉毀損罪/合成画像の公開と名誉毀損罪/小括BR
第7章 仮想児童画像の客体性
問題の所在/児童ポルノ処罰法/児童ポルノ処罰法の保護対象/解釈論的検討/アメリカの仮想児童ポルノ規制/小括BR
第8章 わいせつ情報の客体性
問題の所在/判例/学説/検討/小括BR
第9章 わいせつ罪の行為様態
問題の所在/各行為様態とその区別基準/電脳空間への適用/小括BR
第10章 立法動向とその問題点
問題の所在/従来の立法例/新しい立法/小括BR
終章 総括と展望
総括/展望BR