交通刑事法の現代的課題

交通刑事法の現代的課題

岡野光雄先生古稀記念
曽根威彦/田口守一/野村 稔/石川正興/高橋則夫 編
定価:14,300円(税込)
  • 在庫:
    在庫があります
  • 発行:
    2007年02月03日
  • 判型:
    A5判上製
  • ページ数:
    658頁
カートに入れる

書籍購入は弊社「早稲田正門店インターネット書店」サイトでの購入となります。

内容紹介

BR≪目次≫
第1部 刑事実体法
交通事故における刑事責任と民事責任 (田山聡美)
交通犯罪における責任の構造・性質とその問題点について ―修復責任への展望― (宿谷晃弘)
過失犯における「行為・実行・帰属」の問題 (高橋則夫)
路上継続駐車罪の実行行為、結果ならびに故意 ―最高裁平成一五年11月21日小法廷決定を契機として― (松原芳博)
交通事故被害者と因果関係論 ―被害者の素因の考慮について― (宮崎英生)
過失行為による緊急避難と義務の衝突 (勝亦藤彦)
過失交通事犯と緊急避難 (曽根威彦)
道路交通法違反と緊急避難 (鈴木優典)
無免許運転罪の故意 (石井徹哉)
最近の道路交通事件最高裁判例にみる信頼の原則の意義 (北川佳代子)
同乗者の降車と自動車運転者の過失 (甲斐克則)
船舶衝突事故における過失の認定 (大塚裕史)
無免許運転罪の間接正犯 (渡邊卓也)
速度違反罪の一個性・数個性 (内田幸隆)
車両・船舶等の没収言渡しの基準と限界 (萩原 滋)
ひき逃げに関する一考察 ―量刑事実からの再構成― (岡上雅美)
ひき逃げと殺人罪の成否 (平澤 修)
ひき逃げにみる遺棄の概念 (武藤眞朗)
危険運転致死傷罪と傷害罪・傷害致死罪との関係 (原田 保)
危険運転致死傷罪における「人又は車の通行を妨害する目的」 (伊藤亮吉)
業務上過失致死傷罪における業務概念についての管見 (酒井安行)
過労運転罪における運転者と自動車の使用者等の責任 (若尾岳志)
負傷者救護義務違反罪の罪質と客観的成立要件 (杉本一敏)
運転免許証不携帯罪の法的性格 (三上正隆)
道路交通法における「道路」の意義について (関 哲夫)BR
第2部 刑事手続法・刑事政策
自動車検問の根拠と要件についての一考察 (渡辺直行)
自動車の捜索・差押え (洲見光男)
オービスIIIによる犯罪捜査 (木本つとむ)
自動速度監視装置による写真撮影 (原田和往)
交通事故の報告義務と憲法38条1項 (小川佳樹)
交通反則事件と訴訟条件 (寺崎嘉博)
過失様態の変化と訴訟変更の要因 (田口守一)
争点顕在化の要否 (川上拓一)
道路交通事犯に対する自由刑の展開 ―自由刑単一化論に関連して― (石川正興)
道交法改正と違反の抑止 (服部 朗)
交通反則通告制度の刑事政策論的意義 (小西暁和)
悪質運転者の犯罪経歴 ―イギリスの内務省研究調査から― (守山 正)
ドイツにおけるアルコールによる交通犯罪者の更正訓練 (大原邦英)
北欧における飲酒運転の現状と対策 (松澤 伸)BR
岡野光雄先生 経歴・業績目録