アジア法叢書26
東アジアの死刑廃止論考
鈴木敬夫 編訳
定価:5,500円(税込)-
在庫:
在庫があります -
発行:
2007年02月10日
-
判型:
A5判上製 -
ページ数:
270頁
書籍購入は弊社「早稲田正門店インターネット書店」サイトでの購入となります。
内容紹介
≪目次≫
<第1章> 韓国死刑制度は憲法に反し、人間の尊厳を否認する
第1節 人間の尊厳と死刑廃止論 (沈在宇)
第2節 死刑制度の違憲性と死刑代替刑罰の検討 (許一泰)
第3節 死刑廃止の正当性および必要性 (卞鍾弼)
第4節 歴史的な遺物としての死刑―その法理論的・政策的検討 (韓寅燮)
<第2章> 中国・まず非暴力犯罪に対する死刑廃止を!
第1節 死刑存廃の当為と存在 (陳興良)
第2節 死刑の道徳的属性 (邱興隆)
第3節 死刑適用の厳格化について (陳澤憲)
第4節 死刑の司法現状とその展望 (作俊)
第5節 中国に固有な死刑制度への批判
経済犯罪の死刑に関する立法及びその廃止問題 (許成磊)
死刑廃止に対する死緩刑(執行猶予2年つき死刑)の意味 (葉雲蘭・盧文霞)
第6節 死刑廃止への構想 (趙秉志)
<第3章> 台湾・いかに死刑囚の生命権を保障するか
第1節 死刑制度と理性的批判 (蘇俊雄)
第2節 裁判官が法に依拠して死刑判決をすることについて (李震山)
第3節 わが国における死刑執行停止の方法―現行法制および国際人権法の精神を中心にして (呉志光・林永頌)
出典一覧
原著者一覧
中国・韓国・台湾の死刑制限ないし廃止論に関する資料(2000年以降)