明治大学社会科学研究所叢書
戦後の司法制度改革
―その軌跡と成果―地茂世/納谷廣美/中村義幸/芳賀雅顯 著
定価:5,500円(税込)-
在庫:
在庫があります -
発行:
2007年03月31日
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判型:
A5判上製 -
ページ数:
262頁
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内容紹介
≪目次≫
序 占領日本における司法改革の概観 (納谷廣美)
司法の優位/司法の自主・独立
第1編 占領下ドイツにおける司法改革 (地茂世)
序/法律の非ナチ化/司法行政/法律家(裁判官)の処遇/占領下ドイツにおける司法改革の特質
第2編 民事訴訟制度の改革 ―その軌跡と成果― (納谷廣美)
序/現行憲法・裁判所法の施行に伴う応急措置/昭和23年の法改正―アメリカ型訴訟の導入―/上訴事件の増大についての対応―/訴訟促進のための改革―規則制定権の行使―/占領終結後の諸改革/新民事訴訟法の制定/戦後60年の評価―今後の展望―
第3編 行政訴訟制度の改革 ―その軌跡と成果― (中村義幸)
「行政国家」から「司法国家」へ/戦後初期の行政訴訟法制改革/「占領権力主導論」とその論拠―米国国務省とGHQ民政局( Government Section )の役割―/憲法第76条の成立―行政裁判所の廃止―/行政事件訴訟特例法の成立/占領終了後の諸改正/戦後改革の評価―積み残された課題と今後の展望―
第4編 家庭裁判所制度の改革 ―設立前後の動きを中心に― (芳賀雅顯)
序/日本における家庭裁判所制度/ドイツにおける家庭裁判所制度の設立/おわりに