消費者政策学

消費者政策学

細川幸一 著
定価:3,300円(税込)
  • 在庫:
    在庫があります
  • 発行:
    2007年04月20日
  • 判型:
    A5判上製
  • ページ数:
    310頁
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内容紹介

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社会科学における19世紀の発見は労働者であり、20世紀のそれは消費者であるといわれる。しかし、労働者政策と違い、消費者政策の体系化や理論化の試みは未だ十分なされていない。本書は、消費者政策学の確立を目指し、既存の学問領域との関係や立法過程・政策遂行過程に言及する始めての書である。BR
≪目次≫
第I章 消費者政策の基本概念
消費者問題発生の現状/消費者構造と消費者問題/消費者問題と法/消費者政策とは何かBR
第II章 消費者政策の位置付け
消費者政策と産業政策/消費者政策と競争政策/消費者政策は社会政策か/消費者か、それとも生活者か/消費者政策と「営業の自由」概念BR
第III章 消費者政策の歴史
はじめに/消費者運動の始動/消費者政策の展開BR
第IV章 消費者の権利確保の担い手
立法府/行政機関/個人・公益団体等BR
第V章 消費者政策の分析・評価
消費者法の立法過程/消費者政策の推進体制/まとめBR
第VI章 消費者政策体系化の試み
消費者行政の理念型提示の試み/消費者政策の方向性の理念化の試み ―自由、平等、友愛と消費者政策―BR
資料
消費者基本法(全文)
学習指導要領(平成10年・11年告示)における消費者教育関連項目
索引