犯罪論と法哲学
成文堂選書45

犯罪論と法哲学

宗岡嗣郎 著
定価:2,530円(税込)
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  • 発行:
    2007年06月10日
  • 判型:
    46判上製
  • ページ数:
    270頁
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内容紹介

BR≪目次≫
はしがき
1章 犯罪論の体系と認識論
認識論的考察の必要性/犯罪認定における「型」の認識論的意義/認識を規定する二つの「型」/型的認識と犯罪認定の論理/観念論的規範主義のパラダイム/犯罪認定の存在論的構造/犯罪論の体系―法存在論の観点からBR
2章 構成要件論の法哲学的再考察―構成要件の本質
構成要件の意義と問題点/構成要件論の生成と現状の概観/構成要件の諸機能/構成要件論の再省察と「類型」の意義/構成要件の意義BR
3章 違法論の法哲学的再考察―規範の本質
規範論の課題と射程/ブルジョア法思想のパラダイム―意思主義/共生を保障する実在的価値法則としての規範/規範論と法益論の同一性BR
4章 刑事責任の法哲学的再考察―規範的責任論の本質
規範と責任/観念に要請された規範と責任/事実に基礎づけられた規範と責任/規範的判断と他行為可能性/規範的責任と非難の構造/規範の社会倫理的本質と刑事責任の構造/規範的責任論と期待可能性