道徳感情論
〔第Ⅰ部~第Ⅲ部〕アダム・スミス 著/山本陽一 訳
定価:7,700円(税込)-
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発行:
2026年03月20日
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判型:
A5判上製 -
ページ数:
324 -
ISBN:
978-4-7923-0750-9
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《目 次》
凡例 ⅳ
序言 (1)
第Ⅰ部 行為の適切さについて
セクションⅰ 適切さの感覚について (7)
第1章 共感について(7)
第2章 相互に共感することから生ずる喜びについて(15)
第3章 自分と他人の心の動きの協和または不協和は、どん なふうにして、他人の心の動きを適切または不適切と判断する根拠になるかについて(20)
第4章 同じ主題の続き(25)
第5章 愛しまれる徳と尊ばれる徳について(32)
セクションⅱ さまざまな情念が適切さにかなっているときの程度について(39)
序論(39)
第1章 肉体に起源をもつ情念について(40)
第2章 想像力の特別な癖や習慣に起源をもつ情念について(46)
第3章 いがみあう情念について(50)
第4章 むつみあう情念について(58)
第5章 利己的な情念について(62)
セクションⅲ 世間の人が行為の適切さについてくだす判断に、順境と逆境が及ぼす影響について。また、順境にいるほうが、逆境にいる場合よりも、世間の人からの是認をすんなり得られる理由について67
第1章 わたしたちが悲しみによせる共感は、喜びによせる共感よりも一般に生々しい感慨であるのに、通常、主たる当事者に自然に感じられる心情の激しさに遠く及ばないということ(67)
第2章 野心の起源、および、身分の区別の起源について(77)
第3章 道徳感情の腐敗について。それの原因は、金持ちと上流身分を賞賛する一方、貧しくうらぶれた生活条件の人たちをいやしめ、あるいは無視したくなる、この心理傾向である(92)
第Ⅱ部 功労と罪責について。あるいは、ねぎらいと処罰の対象について
セクションⅰ 功労と罪責の感覚について107
序論(107)
第1章 感謝の適切な対象であると映るものはなんであれ、ねぎらいに値すると映り、また、同様に、憤りの適切な対象であると映るものはなんであれ、処罰に値すると映るということ(108)
第2章 感謝と憤りの適切な対象について(112)
第3章 恵みをもたらす人のふるまいに対して是認がない場合、その恵みを受ける人の感謝の念に対してあまり共感はなく、また、逆に、危害をもたらす人の動機に対して否認がない場合、その危害をこうむる人の憤りに対していかなる共感もないということ(115)
第4章 先行諸章の摘要(118)
第5章 功労および罪責の感覚の分析(120)
セクションⅱ 正義と恵み深さについて131
第1章 これら二つの徳の比較(131)
第2章 正義の感覚、悔恨、功労の意識について(138)
第3章 自然がこのように形づくられていることからもたらされる効用について(143)
セクションⅲ 行為の功労または罪責とのかかわりで、運が世間の人の感情に及ぼす影響について155
序論(155)
第1章 運がこのように影響を及ぼす原因について(157)
第2章 運がこのように影響を及ぼす範囲について(163)
第3章 感情がこのように不規則である目的因について(175)
第Ⅲ部 自己の感情とふるまいにかかわる判断の基礎、および、義務の感覚について
第1章 自己是認および自己否認の原理について(189)
第2章 讃辞への愛、および、讃辞に値することへの愛について。また、非難への怖れ、および、非難に値することへの怖れについて(194)
第3章 良心の影響力と権威について(222)
第4章 自己欺瞞の本性について。また、一般的準則の起源と使用について(255)
第5章 道徳の一般的準則の影響力と権威について。また、その一般的準則が、いみじくも神格者の法であるとみなされることについて(264)
第6章 義務の感覚は、どんな場合にふるまいの唯一の原理であるべきか。また、それは、どんな場合にほかの動機と協働するべきか(279)
訳者あとがき――市民社会と近代法の理論を読む 299
索引 (1)