法制史研究75
法制史学会 編
定価:11,000円(税込)-
在庫:
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発行:
2026年06月30日
-
判型:
A5判上製 -
ページ数:
638 -
ISBN:
978-4-7923-9294-9
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《目 次》
論説
戦国前期における幕府訴訟手続法の性格とその変容 ―永正六年五月法の運用に注目して 米田 豪……一
シンポジウム報告
① 日本における法史研究の歴史(二)―一九二〇~一九四五/五〇年
趣旨説明 田口正樹……四九
戦時期の日本法制史学と「固有法」の諸相 小石川裕介……五二
黎明期における東洋法制史の担い手 ―内田智雄を例として 鈴木秀光……七九
戦間期から戦時期にかけての古代ローマ法研究―田中周友と原田慶吉 宮坂 渉……一〇一
② 日本近世・近代の民事訴訟と法実務
趣旨説明 松園 潤一朗……一二一
室町幕府の法実務 ―近世の法実務への展望として 松園潤一朗……一二四
江戸幕府裁判制度の運用 ―判決と相談書 大平祐一……一四五
明治前期における民事訴訟手続の構造とその歴史的性格 橋本誠一……一六三
明治民事訴訟法(一八九一~一九二九年)の実務 ―その諸相と位置づけ 水野浩二……一八九
コメント1―法実務家と近世・近代の連続性 安竹貴彦……二〇八
コメント2―日本的判断形成過程の特質と近代との連続性 林 真貴子……二一三
書評
成清弘和 律令家族法の研究 宮部香織……二一九
吉岡眞之 日本古代典籍研究 ―史書・法制史料・儀式書・説話 黒須友里江……二二四
榎本淳一 隋唐朝貢体制と古代日本 瀬賀正博……二二九
日本史史料研究会監修/神野潔・佐藤雄基編
御成敗式目ハンドブック 新田一郎……二三四
安野眞幸 戦国家法の形成と公界 ―『結城氏新法度』と『相良氏法度』を読む 畠山 亮……二三八
コルネーエヴァ・スヴェトラーナ
喧嘩両成敗と乱心 丸本由美子……二四三
清水翔太郎 近世大名家の婚姻と妻妾制 高嶋めぐみ……二四七
伊藤孝夫 佐々木惣一 ―論理ノ正確ハ法理探究ノ目標ナリ 瀧井一博……二五三
浅古弘・和仁かや編著
岡松参太郎の遺緒 辻村亮彦……二五七
矢切 努 帝国日本と地方財政調整制度 石川一三夫……二六一
荻野富士夫 検証 治安維持法 ―なぜ「法の暴力」が蔓延したのか 姫嶋瑞穂・野間龍一……二六六
手嶋泰伸 統帥権の独立 ―帝国日本「暴走」の実態 川田敬一……二七六
大日方純夫 近現代日本の警察と国家・地域 小澤隆司……二八二
林 尚之 里見岸雄の思想 ―国体・憲法・メシアニズム 森元 拓……二八六
許 末恵 感化法と親権 ―児童福祉法と親権に関する予備的考察 田中亜紀子……二九一
西本昌弘 不改常典と神祇令践祚条 久禮旦雄……二九六
増成一倫 八世紀後半から九世紀前半における公廨稲制度の展開過程について ―各機能の整備過程と共法採用に着目して
同 八世紀後半における公廨稲の活用形態について ―常平倉設置と京官俸禄としての京進に着目して 小倉真紀子……二九八
酒井智大 知行の構造と展開(一~四・完) 松園潤一朗……三〇二
小松原瑞基 鎌倉後期幕府訴訟における「召文違背の咎」 長又高夫……三〇七
亀田俊和 日本中世訴訟制度史における室町幕府寄合方の意義 ―但馬国雀岐荘相論の検討を中心に 岩元修一……三〇九
高谷知佳 室町期京都にみる「大法」―看聞日記・東寺・能楽 酒匂由紀子……三一一
矢口孝之 江戸町触制定における「風聞書」の役割 坂本忠久……三一三
大平祐一 江戸幕府の裁判制度と「相談書」 ―「裁判官による法創造」 小倉 宗……三一五
高塩 博 寛保二年成立時の「公事方御定書」について 安高啓明……三一七
松浦 章 江戸幕府と諸藩の刑法改正と明清法の影響 片保涼介……三一九
林 晃弘 近世前期の寺院相論と幕藩領主 ―防長地域の曹洞宗の事例から 小島信泰……三二一
小野博司 岡田村避病院建築事件 ―「終審としての訴願」の事件史研究
同 近代日本の訴願利用 ―道府県参事会裁決を対象とする調査の中間報告 小島和貴……三二四
田中亜紀子 明治前期における警察官の「法継受」 ―警官練習所および巡査教習所を主たる対象として 岩谷十郎……三二七
飯野友香理 明治期日本におけるドイツ商標偽造事件 本野英一……三三〇
辻 健司 井上毅における「立憲政体」と「議会政府」の区別 ―明治一四年から明治一九年までを中心に 久保田 哲……三三二
大和友紀弘 佐々木惣一と里見岸雄―憲法と国体を巡る対話
有坂真太郎 里見岸雄の憲法思想―国体論と憲法学
同 山崎又次郎の憲法思想 荒邦啓介……三三四
相原優矢 近代日本における「軍法曹」(一~三・完) 原 禎嗣……三三八
浅野雄太 一九二〇年代の和議手続の実情
同 【資料】戦前期倒産事件の統計 林 真貴子……三四二
山口道弘 元良勇次郎と三浦周行との関係に就いての予備的研究 酒井智大……三四四
荒邦啓介 海軍法務官の武官化をめぐる一幕 ―明治憲法下における軍事法制覚書 三田奈穂……三四六
宮宅潔編 暴力のありか ―中国古代軍事史の多角的検討 小嶋茂稔……三四八
水間大輔 中國隋唐律十惡起源考 鷹取祐司……三五三
大知聖子 計量的分析を用いた北魏史研究 佐川英治……三五八
スーザン・マン著/五味知子・梁 訳
張家の才女たち 喜多三佳……三六四
夫馬 進 訟師の中国史―国家の鬼子と健訟 松原健太郎……三六九
呉 迪 近代東アジア憲法の歴史的交響―理論の継受と規範の形成 中村元哉……三七四
高東煥著/野崎充彦・金子祐樹訳
朝鮮時代ソウル都市史 桑野栄治……三七八
今村祥子 統治理念と暴力 ―独立インドネシアの国家と社会 新井和広……三八三
鈴木真弥 カーストとは何か ―インド「不可触民」の実像 杉江あい……三八八
久保亮輔 前近代エジプトにおけるワクフ経営のダイナミズム ―法学説と現実 堀井聡江……三九三
祁 蘇曼 明代の司法上奏における「参語」 加藤雄三……三九八
赤城美恵子 清代における戯殺について―秋審との関連から 趙 崧……四〇〇
関 健 清代前期の覆審制における督撫についての考察 鈴木秀光……四〇三
史 志強 清帝国の辺境支配と法(一)~(五・完) ―十九世紀の東北地方を中心として キム ハンバク……四〇五
木下慎梧 清代末期の地方における紛争解決組織 ―息訟公所と地方議会の制度を中心として 三橋陽介……四〇九
熊野直樹 膠州領土地令の史的展開 ―中華民国の土地改革政策との関係を中心に 小池 求……四一一
望月直人 国際法と「(万国)公法」のあいだ ―朱克敬『公法十一篇』の検討 箱田恵子……四一三
小川浩三・松本尚子・宮坂渉編著
キーコンセプト法学史 ―ローマ法・学識法から西洋法制史を拓く 福田誠治……四一五
宮坂渉・松本和洋・出雲孝・鈴木康文
史料からみる西洋法史 佐々木 健……四二〇
松本尚子編 伝統社会の司法利用 ―東西比較の可能性 田口正樹……四二六
塚原義央 帝政期ローマの法学者 ―ケルススの分析を中心に 林 智良……四三一
安酸香織 ヨーロッパ史のなかのアルザス ―中近世の重層的な地域秩序から 皆川 卓……四三六
栗城壽夫 一七・一八世紀のドイツ憲法学 藤川直樹……四四一
高橋信行 共和国の崩壊と再生 ―ルネ・カピタンの民主制理論 三宅雄彦……四四六
葛西康徳 税はなぜとれるのか ―古代ギリシア・ローマの場合 栗原麻子……四五一
宮坂 渉 すべての道はローマに通じる ―倉庫を利用した集合流動動産担保の萌芽 粟辻 悠……四五三
林 智良 古典期ローマ法学における「希望の購入(emptio spei)」と「物(res)」概念 上村一則……四五五
辻泰一郎・西川洋一編
原田慶吉 欧州発 久保正幡宛書簡(一九三六~一九三八年) 吉原達也……四五七
櫻井利夫 ヴィッテルスバッハ家の最初期の城塞シャイアンの城塞支配権 ―特にその家修道院シャイアンの建立過程を考慮して(Ⅰ)~(Ⅴ・完) 横川大輔……四六〇
田口正樹 中世後期ドイツの帝国集会と法専門家 渋谷 聡……四六三
田中 実 王法(lex regia)をめぐるジャック・キュジャース(1522-1590)とシピオーネ・ジェンティーリ(1563-1616) 秋元真吾……四六五
浅岡慶太 アンシャン・レジーム期におけるドイツの貧民、物乞いの権利についての若干の考察 松本尚子……四六七
上田理恵子 オーストリア諸邦における宮廷代理業者 ―啓蒙期から三月前期を中心に 的場かおり……四七〇
的場かおり 近代ドイツにおけるユダヤ教徒と法専門職―公証人ガブリエル・リーサー Gabriel Riesser (一八〇六~六三年)を手掛かりに 上田理恵子……四七二
仲正昌樹 法の「形式」をめぐって―シュミットから見たゾームとシュタムラー 佐野 誠……四七四
西川洋一 ドイツ民主共和国における「民事訴訟の教育的任務」 ―一九五八~六〇年の議論を中心として(一)(二・完) 水野浩二……四七六
深尾裕造 「イングランドには奴隷は存在しない」2Salk.666をめぐって 稲垣春樹……四七九
比嘉義秀 インド契約法における約因規定―イングランド契約法史上の位置づけについて
同 インド契約法における約因の変態―特に善良約因について 板持研吾……四八一
拙稿「「御成敗式目」増補編纂説再考」に関する酒井智大氏の書評に接して 長又高夫……四八四
伊藤孝夫氏の書評に接して 坂井大輔……四八六
会報
学会記事 四九〇
報告要旨 四九三
訃報 四九八
追悼の辞
西村安博先生のご逝去を悼みて 葛西康徳……四九九
“Tempus fugit”―直江眞一先生を偲んで 苑田亜矢……五〇四
令和六年法制史文献目録
日本法制史文献目録 1
東洋法制史文献目録 37
ローマ法・西洋法制史文献目録 65
欧文レジュメ