理論刑法学の探究1

理論刑法学の探究1

川端 博/浅田和茂/山口 厚/井田 良 編集委員 辰井聡子/安達光治/橋爪 隆/井上宜裕/甲斐克則/松宮孝明 著
定価:3,300円(税込)
  • 在庫:
    在庫があります
  • 発行:
    2008年05月20日
  • 判型:
    A5判上製
  • ページ数:
    224頁
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内容紹介


≪主要目次≫
創刊の辞
はしがき

[論文]
因果関係論 ―解題と拾遺― (辰井聡子)
はじめに/因果関係と責任論/「危険の実現」の判断方法/おわりに―学説の役割について

客観的帰属論 ―犯罪体系論という視点から― (安達光治)
はじめに/わが国の議論状況/ドイツにおける客観的帰属論登場の背景/客観的帰属論の展開/客観的帰属論の意義/結びにかえて

正当防衛論 (橋爪 隆)
本稿の目的/正当防衛の正当化根拠/正当防衛と緊急避難の限界/防衛の意思/相互闘争状況における正当防衛の制限/正当化される対抗行為の範囲

緊急行為論 ―緊急避難の諸相― (井上宜裕)
緊急行為論における緊急避難の位置づけ/防衛的緊急避難論/民法上の正当防衛・緊急避難/結びに代えて

[書評]
過失犯における注意義務内容と危険の認識 ―古川伸彦著『刑事過失論序説』を読む― (甲斐克則)

[外国論文紹介]
理論刑法学におけるパラダイムの転換 ―ギュンター・ヤコブス教授古稀祝賀論文集の紹介― (松宮孝明)