不法問題としての過失犯論
半田祐司 著
定価:4,950円(税込)-
在庫:
在庫があります -
発行:
2009年03月20日
-
判型:
A5版上製 -
ページ数:
220頁
書籍購入は弊社「早稲田正門店インターネット書店」サイトでの購入となります。
内容紹介
目次
はしがき
解題…1
第一章違法の統一性論と違法多元論について…25
一はじめに25
二違法の統一性論( 違法一元論) に関する概観25
三違法の統一性( 違法一元論) の射程28
四厳格な違法一元論とやわらかな違法一元論31
五違法多元論( 一般的違法性不要論) の検討38
六おわりに47
第二章過失犯の構成要件と違法性-「許された危険」を素材として-…48
一はじめに48
二因果的行為論における過失の理論49
第三章人的不法論と過失不法の問題点…83
一行為無価値と結果無価値の関係83
二過失犯の不法問題93
三問題の所在-むすびにかえて-109
第四章伝統的違法論と過失犯の正当化…112
一はじめに112
二伝統的違法論の違法観113
三伝統的違法論における過失犯の正当化122
四おわりに131
第五章「許された危険」の理論について-ドイツの見解を中心として-133
一はしがき133
二「許された危険」の戦後の展開134
三「許された危険」の概念内容領域145
四「許された危険」の許容性の根拠149
五「許された危険」と構成要件的結果154
第六章行政犯における過失の処罰…157
一はじめに157
二刑法第八条但書を根拠とする見解158
三刑法第三八条一項但書の「特別ノ規定」を巡る諸見解163
四課題の展望と判例の概評172
五おわりに178
第七章K ・H ゲッセルの「規範と過失犯罪」をめぐって…180
一はしがき180
二基礎づけ181
三過失犯の構造( 違法性・責任) 183
第八章R ・ザイラー交通刑法における行為無価値の意義…198
一はしがき198
二非刑罰化への動きと問題点199
三違法性における結果問題200
四行為無価値による過失犯の違法性の基礎づけ203
五解釈学および刑事政策学からみた事故内在的態度の当罰性206
六おわりに209
はしがき
解題…1
第一章違法の統一性論と違法多元論について…25
一はじめに25
二違法の統一性論( 違法一元論) に関する概観25
三違法の統一性( 違法一元論) の射程28
四厳格な違法一元論とやわらかな違法一元論31
五違法多元論( 一般的違法性不要論) の検討38
六おわりに47
第二章過失犯の構成要件と違法性-「許された危険」を素材として-…48
一はじめに48
二因果的行為論における過失の理論49
第三章人的不法論と過失不法の問題点…83
一行為無価値と結果無価値の関係83
二過失犯の不法問題93
三問題の所在-むすびにかえて-109
第四章伝統的違法論と過失犯の正当化…112
一はじめに112
二伝統的違法論の違法観113
三伝統的違法論における過失犯の正当化122
四おわりに131
第五章「許された危険」の理論について-ドイツの見解を中心として-133
一はしがき133
二「許された危険」の戦後の展開134
三「許された危険」の概念内容領域145
四「許された危険」の許容性の根拠149
五「許された危険」と構成要件的結果154
第六章行政犯における過失の処罰…157
一はじめに157
二刑法第八条但書を根拠とする見解158
三刑法第三八条一項但書の「特別ノ規定」を巡る諸見解163
四課題の展望と判例の概評172
五おわりに178
第七章K ・H ゲッセルの「規範と過失犯罪」をめぐって…180
一はしがき180
二基礎づけ181
三過失犯の構造( 違法性・責任) 183
第八章R ・ザイラー交通刑法における行為無価値の意義…198
一はしがき198
二非刑罰化への動きと問題点199
三違法性における結果問題200
四行為無価値による過失犯の違法性の基礎づけ203
五解釈学および刑事政策学からみた事故内在的態度の当罰性206
六おわりに209