犯罪学 七訂版
菊田幸一 著
定価:4,950円(税込)-
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発行:
2009年03月30日
-
判型:
A5版並製 -
ページ数:
704頁
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内容紹介
目次
序
第I 部犯罪学への招待………1
第一章犯罪学の意味と課題………1
一犯罪学の意味( 1) 二犯罪学の課題( 6) 三犯罪学における国際協力(13)
一犯罪学の成立(18) 二近代犯罪学説の展開(27) 三わが国における展開(34)
第二章犯罪学の歴史と展開………18
第三章現代犯罪学の課題………40
一ラベリング理論(40) 二非犯罪化と非刑罰化(42) 三被害者なき犯罪(45)
四ラジカル・クリミノロジー(48) 五社会的紐帯理論(50) 六修復的司法(51)
第II 部犯罪の要因………57
第四章身体的・生理的要因………57
一遺伝と犯罪(57) 二精神障害と犯罪(64) 三知能と犯罪(72)
四性別と犯罪(74) 五年齢と犯罪(75)
第五章個人環境的要因………79
一家庭関係と犯罪(79) 二教育と犯罪(83) 三職業と犯罪(85)
第六章社会環境的要因………89
一地域社会と犯罪(89) 二社会変動と犯罪(96) 三マス・コミと犯罪(99)
四経済条件と犯罪(103) 五戦争と犯罪(108) 六自然と犯罪(110)
七人種と犯罪(114)
第III 部刑事司法政策………119
第七章警察機構………119
一市民警察と警備警察(119) 二警察の組織(121) 三警察と犯罪(124)
一起訴便宜主義の性質(131) 二起訴猶予の問題点(136) 三起訴猶予の抑制措置など(141)
一量刑のあり方(150) 二検察官の求刑(151)
第八章起訴猶予………130
第九章刑の量定………150
三量刑基準の実際(155) 四量刑の問題点(158)
第一〇章判決前調査制度………162
一判決前調査制度の意義と必要性(163) 二判決前調査の対象、内容および方法(166)
三訴訟構造と判決前調査(170) 四調査機関(176)
一史的側面(180) 二起訴猶予・執行猶予との関係(183) 三アメリカの宣告猶予(184)
四改正刑法の宣告猶予(187)
一執行猶予の沿革(193) 二執行猶予の要件(194) 三執行猶予の取消し(197)
四執行猶予の現状(198) 五執行猶予の目的と保護観察(200)
一保安処分の概念(205) 二保安処分の発達(209) 三保安処分の性質(212)
四保安処分の種類(215) 五改正刑法と保安処分(216)
一少年裁判所の起源と発展(222) 二家庭裁判所と少年審判(228)
三少年および成人の刑事事件(236) 四少年法改正問題(238)
第一一章宣告猶予………180
第一二章刑の執行猶予……192
第一三章保安処分………205
第一四章少年の保護手続………222
第IV 部犯罪者の制裁機構………245
第一五章刑罰の沿革と本質………245
一刑罰制度の沿革(245) 二刑罰の本質と機能(249)
第一六章死刑………254
一死刑存置論の検討(254) 二死刑廃止論の検討(260) 三日本の死刑執行(265)
四諸外国における死刑(268) 五死刑廃止への展望(275)
第一七章自由刑………279
一自由刑の単一化(279) 二短期自由刑(287) 三不定期刑(295)
第一八章財産刑………301
一現行法における罰金刑(302) 二罰金刑の量定(305) 三日数罰金制(307)
四罰金の延納と分納(308) 五財産刑の意義(310)
第V 部被収容者の処遇………313
第一九章矯正の意義と理念……313
一矯正の意義(314) 二矯正の理念(318)
第二〇章受刑者の人権と法的地位………325
一総説(325) 二行刑関係法の法的性質(329) 三受刑生活の条件(339)
四外部との交通(353) 五懲罰(367) 六不服申立て(377)
第二一章拘禁形式の態様………387
一拘禁形式の発展(387) 二独居拘禁(389) 三雑居拘禁(391)
四外部通勤制・週末拘禁・帰休制・社会奉仕命令(392) 五開放処遇(396)
第二二章受刑者の分離処遇………400
一累進制と分類の関係(400) 二行刑改革会議の受刑者処遇(402) 三新法における処遇の概要(404)
四新法における受刑者分離(407) 五新法における分離処遇の課題(410)
第二三章刑務作業および教育………412
一刑務作業の本質(412) 二刑務作業の経営方法(416) 三作業報酬(418)
四刑務作業の現状(420) 五職業訓練(422) 六教科教育(424)
七宗教教誨(425)
第二四章仮釈放………428
一仮釈放の沿革(428) 二仮釈放の本質(432) 三仮釈放の要件(434) 四仮釈放機関(437)
五仮釈放手続(439) 六仮釈放期間(441) 七仮釈放の条件および取消し(443)
八仮釈放制度の展望(445)
第二五章未決拘禁と代用刑事施設………453
一未決拘禁(453) 二死刑確定者の処遇(458) 三代用刑事施設(461)
一児童自立支援施設( 旧教護院) の概況( 466 ) 二生活指導( 469 ) 三学科指導
( 472 ) 四展望( 474 )
第二六章児童自立支援施設( 旧教護院) における教護……465
第二七章非行少年の施設内処遇……476
一少年院の種別(476) 二在院者の処遇(479) 三生活条件(489) 四退院(492)
五将来への提唱(493)
第VI 部犯罪の予防・更生保護と恩赦………497
第二八章犯罪の予防・予測と被害者………497
一犯罪の予防(497) 二犯罪の予測(507) 三被害者の問題(514) 四被害者補償(517)
第二九章更生保護………522
一更生保護の発達(522) 二更生保護の意義(525) 三更生保護の基本法規(527)
四更生保護の機関(530)
第三〇章保護観察制度……536
一保護観察の意義(536) 二プロベーションの効果(538) 三プロベーションの発達(544)
四保護観察の実際(550) 五保護観察の種類と適用範囲(554)
第三一章資格制限と前科抹消…………563
一資格制限(563) 二前科抹消(565)
第三二章恩赦………569
一恩赦制度の沿革(569) 二現行恩赦制度(570) 三政令恩赦の存在理由と弊害(573)
四政令恩赦の政策的展望(575) 五個別恩赦の存在理由と分析(577)
第VII 部各種犯罪とその対策……583
第三三章女性犯罪………583
一女性犯罪の問題点(583) 二数量からみた女性犯罪(585) 三女性犯罪の特性(587)
四女性犯罪の要因(592)
第三四章性犯罪……599
一特殊環境における性犯罪(600) 二精神的未成熟型(601) 三飲酒型(603)
四淫楽型(604) 五性倒錯型(605) 六性犯罪者の対策(608)
第三五章高齢者と犯罪………611
一高齢犯罪者の動向(611) 二高齢受刑者の問題点(614)
第三六章薬物乱用犯罪………616
一薬物の法的規制(616) 二薬物犯罪の動向(618) 三薬物施用者の犯罪(619)
四薬物乱用への対策(621)
第三七章アルコールと犯罪………625
一アルコール中毒者の実態(625) 二酩酊犯罪と個人的・社会的条件(630)
三アルコール中毒者の処分と処遇(632)
第三八章組織暴力犯罪………637
一組織暴力犯罪の意義(637) 二組織暴力犯罪の社会的基盤(639) 三組織暴力犯罪の現況(640)
四組織暴力犯罪の実態(641) 五暴力団犯罪者の特性と処遇(643)
第三九章交通犯罪………647
一交通犯罪の概況(647) 二交通犯罪対策(649) 三交通犯罪者の処遇(653)
一公害とその規制の現状(657) 二公害罪法(659) 三公害犯罪への対策(660)
第四〇章公害犯罪…657
第四一章ホワイト・カラーの犯罪……662
一ホワイト・カラー犯罪は犯罪であるか(663) 二ホワイト・カラー犯罪の特質(665)
三ホワイト・カラー犯罪対策(667)
第四二章公務員の犯罪……670
一汚職の性格(670) 二汚職の構造(672) 三汚職を生む環境条件(673)
四犯罪の決行(675) 五収賄の対策(675)
事項索引
人名索引
序
第I 部犯罪学への招待………1
第一章犯罪学の意味と課題………1
一犯罪学の意味( 1) 二犯罪学の課題( 6) 三犯罪学における国際協力(13)
一犯罪学の成立(18) 二近代犯罪学説の展開(27) 三わが国における展開(34)
第二章犯罪学の歴史と展開………18
第三章現代犯罪学の課題………40
一ラベリング理論(40) 二非犯罪化と非刑罰化(42) 三被害者なき犯罪(45)
四ラジカル・クリミノロジー(48) 五社会的紐帯理論(50) 六修復的司法(51)
第II 部犯罪の要因………57
第四章身体的・生理的要因………57
一遺伝と犯罪(57) 二精神障害と犯罪(64) 三知能と犯罪(72)
四性別と犯罪(74) 五年齢と犯罪(75)
第五章個人環境的要因………79
一家庭関係と犯罪(79) 二教育と犯罪(83) 三職業と犯罪(85)
第六章社会環境的要因………89
一地域社会と犯罪(89) 二社会変動と犯罪(96) 三マス・コミと犯罪(99)
四経済条件と犯罪(103) 五戦争と犯罪(108) 六自然と犯罪(110)
七人種と犯罪(114)
第III 部刑事司法政策………119
第七章警察機構………119
一市民警察と警備警察(119) 二警察の組織(121) 三警察と犯罪(124)
一起訴便宜主義の性質(131) 二起訴猶予の問題点(136) 三起訴猶予の抑制措置など(141)
一量刑のあり方(150) 二検察官の求刑(151)
第八章起訴猶予………130
第九章刑の量定………150
三量刑基準の実際(155) 四量刑の問題点(158)
第一〇章判決前調査制度………162
一判決前調査制度の意義と必要性(163) 二判決前調査の対象、内容および方法(166)
三訴訟構造と判決前調査(170) 四調査機関(176)
一史的側面(180) 二起訴猶予・執行猶予との関係(183) 三アメリカの宣告猶予(184)
四改正刑法の宣告猶予(187)
一執行猶予の沿革(193) 二執行猶予の要件(194) 三執行猶予の取消し(197)
四執行猶予の現状(198) 五執行猶予の目的と保護観察(200)
一保安処分の概念(205) 二保安処分の発達(209) 三保安処分の性質(212)
四保安処分の種類(215) 五改正刑法と保安処分(216)
一少年裁判所の起源と発展(222) 二家庭裁判所と少年審判(228)
三少年および成人の刑事事件(236) 四少年法改正問題(238)
第一一章宣告猶予………180
第一二章刑の執行猶予……192
第一三章保安処分………205
第一四章少年の保護手続………222
第IV 部犯罪者の制裁機構………245
第一五章刑罰の沿革と本質………245
一刑罰制度の沿革(245) 二刑罰の本質と機能(249)
第一六章死刑………254
一死刑存置論の検討(254) 二死刑廃止論の検討(260) 三日本の死刑執行(265)
四諸外国における死刑(268) 五死刑廃止への展望(275)
第一七章自由刑………279
一自由刑の単一化(279) 二短期自由刑(287) 三不定期刑(295)
第一八章財産刑………301
一現行法における罰金刑(302) 二罰金刑の量定(305) 三日数罰金制(307)
四罰金の延納と分納(308) 五財産刑の意義(310)
第V 部被収容者の処遇………313
第一九章矯正の意義と理念……313
一矯正の意義(314) 二矯正の理念(318)
第二〇章受刑者の人権と法的地位………325
一総説(325) 二行刑関係法の法的性質(329) 三受刑生活の条件(339)
四外部との交通(353) 五懲罰(367) 六不服申立て(377)
第二一章拘禁形式の態様………387
一拘禁形式の発展(387) 二独居拘禁(389) 三雑居拘禁(391)
四外部通勤制・週末拘禁・帰休制・社会奉仕命令(392) 五開放処遇(396)
第二二章受刑者の分離処遇………400
一累進制と分類の関係(400) 二行刑改革会議の受刑者処遇(402) 三新法における処遇の概要(404)
四新法における受刑者分離(407) 五新法における分離処遇の課題(410)
第二三章刑務作業および教育………412
一刑務作業の本質(412) 二刑務作業の経営方法(416) 三作業報酬(418)
四刑務作業の現状(420) 五職業訓練(422) 六教科教育(424)
七宗教教誨(425)
第二四章仮釈放………428
一仮釈放の沿革(428) 二仮釈放の本質(432) 三仮釈放の要件(434) 四仮釈放機関(437)
五仮釈放手続(439) 六仮釈放期間(441) 七仮釈放の条件および取消し(443)
八仮釈放制度の展望(445)
第二五章未決拘禁と代用刑事施設………453
一未決拘禁(453) 二死刑確定者の処遇(458) 三代用刑事施設(461)
一児童自立支援施設( 旧教護院) の概況( 466 ) 二生活指導( 469 ) 三学科指導
( 472 ) 四展望( 474 )
第二六章児童自立支援施設( 旧教護院) における教護……465
第二七章非行少年の施設内処遇……476
一少年院の種別(476) 二在院者の処遇(479) 三生活条件(489) 四退院(492)
五将来への提唱(493)
第VI 部犯罪の予防・更生保護と恩赦………497
第二八章犯罪の予防・予測と被害者………497
一犯罪の予防(497) 二犯罪の予測(507) 三被害者の問題(514) 四被害者補償(517)
第二九章更生保護………522
一更生保護の発達(522) 二更生保護の意義(525) 三更生保護の基本法規(527)
四更生保護の機関(530)
第三〇章保護観察制度……536
一保護観察の意義(536) 二プロベーションの効果(538) 三プロベーションの発達(544)
四保護観察の実際(550) 五保護観察の種類と適用範囲(554)
第三一章資格制限と前科抹消…………563
一資格制限(563) 二前科抹消(565)
第三二章恩赦………569
一恩赦制度の沿革(569) 二現行恩赦制度(570) 三政令恩赦の存在理由と弊害(573)
四政令恩赦の政策的展望(575) 五個別恩赦の存在理由と分析(577)
第VII 部各種犯罪とその対策……583
第三三章女性犯罪………583
一女性犯罪の問題点(583) 二数量からみた女性犯罪(585) 三女性犯罪の特性(587)
四女性犯罪の要因(592)
第三四章性犯罪……599
一特殊環境における性犯罪(600) 二精神的未成熟型(601) 三飲酒型(603)
四淫楽型(604) 五性倒錯型(605) 六性犯罪者の対策(608)
第三五章高齢者と犯罪………611
一高齢犯罪者の動向(611) 二高齢受刑者の問題点(614)
第三六章薬物乱用犯罪………616
一薬物の法的規制(616) 二薬物犯罪の動向(618) 三薬物施用者の犯罪(619)
四薬物乱用への対策(621)
第三七章アルコールと犯罪………625
一アルコール中毒者の実態(625) 二酩酊犯罪と個人的・社会的条件(630)
三アルコール中毒者の処分と処遇(632)
第三八章組織暴力犯罪………637
一組織暴力犯罪の意義(637) 二組織暴力犯罪の社会的基盤(639) 三組織暴力犯罪の現況(640)
四組織暴力犯罪の実態(641) 五暴力団犯罪者の特性と処遇(643)
第三九章交通犯罪………647
一交通犯罪の概況(647) 二交通犯罪対策(649) 三交通犯罪者の処遇(653)
一公害とその規制の現状(657) 二公害罪法(659) 三公害犯罪への対策(660)
第四〇章公害犯罪…657
第四一章ホワイト・カラーの犯罪……662
一ホワイト・カラー犯罪は犯罪であるか(663) 二ホワイト・カラー犯罪の特質(665)
三ホワイト・カラー犯罪対策(667)
第四二章公務員の犯罪……670
一汚職の性格(670) 二汚職の構造(672) 三汚職を生む環境条件(673)
四犯罪の決行(675) 五収賄の対策(675)
事項索引
人名索引