杞柳産業の盛衰
地場産業の持続的成長荻久保嘉章 著
定価:3,300円(税込)-
在庫:
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発行:
2009年10月10日
-
判型:
A5版上製 -
ページ数:
264頁
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内容紹介
目 次
はしがき
第1章 杞柳産業の生成と衰退1
第1節 杞柳産業の生成1
1 杞柳産業の生成(1)
2 杞柳製品の特性(2)
第2節 農村副業としての杞柳栽培10
1 農村副業の範囲と副業奨励策の変遷(10)
2 農村副業としての杞柳栽培(14)
第3節 杞柳産業の発展と衰退19
1 杞柳産業の発展(19)
2 杞柳産業の衰退(22)
第2章 杞柳栽培33
第1節 杞柳栽培33
1 産地別特性と栽培適地(33)
2 作付面積の推移(35)
3 杞柳の輸入(38)
第2節 収穫高39
1 収穫高の推移(39)
2 収穫高の経年変化(41)
3 皮剥作業(41)
第3節 生産価額47
1 生産価額の推移(47)
2 杞柳栽培の収支(52)
第3章 杞柳製品57
第1節 製造規模と工程57
1 製造戸数と職工数の推移(57)
2 製造工程(61)
3 行李職人(67)
第2節 製造価額72
1 製造価額の推移(72)
2 柳行李製造の収支(74)
3 製品市場(76)
第4章 杞柳産業の中核産地(兵庫県 豊岡)83
第1節 産地の生成(江戸期)83
1 風土的特性(83)
2 豊岡藩のお触れ書き(宝暦期)(84)
3 骨柳問屋と物産会所の設立(文化・文政期)(85)
4 藩財政の再建策(天保期以降)(86)
第2節 杞柳産業の中核産地(明治・大正期)86
1 杞柳栽培拡大の要因(86)
2 杞柳製品製造の増大(89)
3 杞柳製品の改良(92)
第3節 産地の変革(昭和期)95
1 ファイバー鞄の商品化(95)
2 杞柳製品の輸出(97)
3 杞柳産業と地域社会(98)
4 軍用行李の製造(99)
5 杞柳産業の衰退(戦後)(101)
第4節 産地の構造102
1 組織化の動向(明治期以降)(102)
2 産地構造(昭和20年代末)(111)
第5章 輪中地帯の杞柳産地(岐阜県 穂積)125
第1節 杞柳栽培の起源(明治・大正期)125
1 輪中地帯の大地主と小作争議(125)
2 西堀彌市による杞柳栽培と柳行李製造伝習所の設立(129)
3 杞柳産業の拡大(132)
第2節 杞柳産業の隆盛(昭和期 戦前)135
1 杞柳産業の隆盛と穂積駅周辺の賑わい(135)
2 杞柳の栽培地(140)
3 柳行李の製造(141)
第3節 杞柳産業の衰退(昭和期 戦中・戦後)143
1 岐阜県杞柳製品工業組合の活動(戦中)(143)
2 杞柳の移入(戦後)(148)
3 杞柳産業の終焉(150)
第6章 杞柳産業の主要産地157
第1節 豊岡出身者による産業の生成(北海道 馬群別)157
1 山川瀧五郎の活躍(157)
2 杞柳市場の特性(161)
第2節 旧藩主と行政による産業奨励(福井県 丹生郡)165
1 松平試農場と丹生郡役所の連携(明治期)(165)
2 副業の盛行(大正・昭和初期)(168)
3 杞柳産業の活況と終焉(昭和期 戦後)(170)
第3節 行政による産業育成(長野県 下高井郡)171
1 杞柳栽培の模索(明治期)(171)
2 杞柳産業への発展(大正期)(172)
3 杞柳栽培の拡大(昭和期 戦前)(174)
4 土地改良による杞柳産業の衰退(昭和期 戦中・戦後)(175)
第4節 その他の産地176
1 埼玉県 川越(176)
2 大阪府 三島郡(177)
3 徳島県 名西郡(179)
4 高知県 幡多郡(181)
第7章 杞柳産業の盛衰からみた地場産業成長の要因193
第1節 杞柳産業の盛衰193
1 杞柳産業の生成・発展・衰退(193)
2 豊岡における鞄嚢産業への転換(198)
第2節 地場産業成長の要因205
1 在来産業から地場産業へ(205)
2 イノベーションの創出(209)
3 産地における事業転換(210)
4 地場産業の持続的成長(212)
統 計225
1 『杞柳』栽培の推移(都道府県別)
明治42年?昭和40年(1909?65)226
2 『杞柳製品』製造の推移(都道府県別)
明治42年?昭和40年(1909?65)234
はしがき
第1章 杞柳産業の生成と衰退1
第1節 杞柳産業の生成1
1 杞柳産業の生成(1)
2 杞柳製品の特性(2)
第2節 農村副業としての杞柳栽培10
1 農村副業の範囲と副業奨励策の変遷(10)
2 農村副業としての杞柳栽培(14)
第3節 杞柳産業の発展と衰退19
1 杞柳産業の発展(19)
2 杞柳産業の衰退(22)
第2章 杞柳栽培33
第1節 杞柳栽培33
1 産地別特性と栽培適地(33)
2 作付面積の推移(35)
3 杞柳の輸入(38)
第2節 収穫高39
1 収穫高の推移(39)
2 収穫高の経年変化(41)
3 皮剥作業(41)
第3節 生産価額47
1 生産価額の推移(47)
2 杞柳栽培の収支(52)
第3章 杞柳製品57
第1節 製造規模と工程57
1 製造戸数と職工数の推移(57)
2 製造工程(61)
3 行李職人(67)
第2節 製造価額72
1 製造価額の推移(72)
2 柳行李製造の収支(74)
3 製品市場(76)
第4章 杞柳産業の中核産地(兵庫県 豊岡)83
第1節 産地の生成(江戸期)83
1 風土的特性(83)
2 豊岡藩のお触れ書き(宝暦期)(84)
3 骨柳問屋と物産会所の設立(文化・文政期)(85)
4 藩財政の再建策(天保期以降)(86)
第2節 杞柳産業の中核産地(明治・大正期)86
1 杞柳栽培拡大の要因(86)
2 杞柳製品製造の増大(89)
3 杞柳製品の改良(92)
第3節 産地の変革(昭和期)95
1 ファイバー鞄の商品化(95)
2 杞柳製品の輸出(97)
3 杞柳産業と地域社会(98)
4 軍用行李の製造(99)
5 杞柳産業の衰退(戦後)(101)
第4節 産地の構造102
1 組織化の動向(明治期以降)(102)
2 産地構造(昭和20年代末)(111)
第5章 輪中地帯の杞柳産地(岐阜県 穂積)125
第1節 杞柳栽培の起源(明治・大正期)125
1 輪中地帯の大地主と小作争議(125)
2 西堀彌市による杞柳栽培と柳行李製造伝習所の設立(129)
3 杞柳産業の拡大(132)
第2節 杞柳産業の隆盛(昭和期 戦前)135
1 杞柳産業の隆盛と穂積駅周辺の賑わい(135)
2 杞柳の栽培地(140)
3 柳行李の製造(141)
第3節 杞柳産業の衰退(昭和期 戦中・戦後)143
1 岐阜県杞柳製品工業組合の活動(戦中)(143)
2 杞柳の移入(戦後)(148)
3 杞柳産業の終焉(150)
第6章 杞柳産業の主要産地157
第1節 豊岡出身者による産業の生成(北海道 馬群別)157
1 山川瀧五郎の活躍(157)
2 杞柳市場の特性(161)
第2節 旧藩主と行政による産業奨励(福井県 丹生郡)165
1 松平試農場と丹生郡役所の連携(明治期)(165)
2 副業の盛行(大正・昭和初期)(168)
3 杞柳産業の活況と終焉(昭和期 戦後)(170)
第3節 行政による産業育成(長野県 下高井郡)171
1 杞柳栽培の模索(明治期)(171)
2 杞柳産業への発展(大正期)(172)
3 杞柳栽培の拡大(昭和期 戦前)(174)
4 土地改良による杞柳産業の衰退(昭和期 戦中・戦後)(175)
第4節 その他の産地176
1 埼玉県 川越(176)
2 大阪府 三島郡(177)
3 徳島県 名西郡(179)
4 高知県 幡多郡(181)
第7章 杞柳産業の盛衰からみた地場産業成長の要因193
第1節 杞柳産業の盛衰193
1 杞柳産業の生成・発展・衰退(193)
2 豊岡における鞄嚢産業への転換(198)
第2節 地場産業成長の要因205
1 在来産業から地場産業へ(205)
2 イノベーションの創出(209)
3 産地における事業転換(210)
4 地場産業の持続的成長(212)
統 計225
1 『杞柳』栽培の推移(都道府県別)
明治42年?昭和40年(1909?65)226
2 『杞柳製品』製造の推移(都道府県別)
明治42年?昭和40年(1909?65)234