ドイツ少年刑法の研究

ドイツ少年刑法の研究

比嘉康光 著
定価:5,830円(税込)
  • 在庫:
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  • 発行:
    2010年01月20日
  • 判型:
    A5版上製
  • ページ数:
    282頁
  • ISBN:
    978-4-7923-1854-3
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内容紹介

目  次


はしがき

第1章 1923年ドイツ少年裁判所法の手続規定……………1
 Ⅰ はじめに  1
 Ⅱ 少年裁判所とその補助機関  5
 Ⅲ 少年裁判所の管轄  19
 Ⅳ 裁  判  23

第2章 ドイツ少年刑法改正概観……………41
 Ⅰ はじめに  41
 Ⅱ ダイヴァージョンの拡大  43
 Ⅲ 社会内処遇  44
 Ⅳ 施設内処遇  52
 Ⅴ おわりに  60

第3章 ドイツの少年裁判所法等の近年の改正動向……………67
 Ⅰ はじめに  67
 Ⅱ 連邦議会野党の大質問と連邦政府の回答  68
 Ⅲ 連邦議会野党の改正案  69
 Ⅳ 連邦参議院における改正案  75
 Ⅴ DVJJの見解  77

第4章 ドイツ少年審判補助制度概観……………87
 Ⅰ はじめに  87
 Ⅱ 少年審判補助の法的根拠と意義  88
 Ⅲ 少年審判補助の任務  90
 Ⅳ おわりに  97

第5章 少年審判補助の実践……………105
 Ⅰ はじめに  105
 Ⅱ 少年審判補助報告書  106
 Ⅲ アンケート調査の結果  116
 Ⅳ おわりに-少年審判補助の展望  123

第6章 未決勾留の回避と少年審判補助……………127
 はじめに  127
 Ⅰ 待機裁判所における少年審判補助  129
 Ⅱ 勾留裁判官の実務の現状  136
 Ⅲ 勾留裁判と公判の結果  139

第7章 1923年ドイツ少年裁判所法の教育処分……………145
 Ⅰ はじめに  145
 Ⅱ 少年刑法における教育思想の展開  146
 Ⅲ 教育処分の選択  150
 Ⅳ 教育処分言渡しの一般的前提  151
 Ⅴ 教育処分の種類  153
 Ⅵ おわりに  163

第8章 少年刑法における刑罰と教育……………169

第9章 教育か処罰か……………181
 まえおき  181
 Ⅰ 少年刑法の先駆的役割  181
 Ⅱ ヨーロッパとアメリカ合衆国における異なる出発点  183
 Ⅲ 少年裁判所運動の諸目標  185
 Ⅳ 総  括  195
 Ⅴ 結  論  197

第10章 刑務所外での少年行刑の試み……………209
 Ⅰ プロジェクト実施の場所  210
 Ⅱ 基礎的考察  210
 Ⅲ 課題設定と方法的実現  214
 Ⅳ 展  望  222
 訳者あとがき  223

第11章 新しい少年行刑モデル……………225
 訳者前書き  225
 Ⅰ 序  説  227
 Ⅱ 責任への教育,サブカルチャー問題,肯定的なサンクション  230
 Ⅲ すべて法的に許されるのか  233
 Ⅳ 誰が適しているのか  235
 Ⅴ 割り当て手続き  239
 Ⅵ 展  望  241

第12章 ドイツ少年行刑の新しいモデル……………245
 はじめに  245
 Ⅰ 少年行刑の現状  247
 Ⅱ プロジェクト・チャンス  253
 Ⅲ ユーゲントホーフ・ゼーハウス  261
 おわりに  265

初出一覧……………271