犯罪学へのアプローチ
日中犯罪学学術シンポジウム報告書石川正興 編
定価:2,420円(税込)-
在庫:
在庫があります -
発行:
2010年05月10日
-
判型:
A5版並製 -
ページ数:
252頁 -
ISBN:
978-4-7923-1873-4
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内容紹介
目 次
はしがき
■調和社会の建設と犯罪予防
1 和諧社会の建設と犯罪被害の修復……………西原春夫…1
1 前 言……………1
2 修復的司法の思想……………2
3 犯罪予防への修復的司法の思想の応用……………4
2 和諧社会の建設と刑事政策-調和のとれた社会を実現するための刑事政策-……………佐伯仁志…7
1 はじめに……………7
2 公正で調和のとれた市場ルールの実現……………8
3 調和のとれた制裁制度のあり方……………12
4 被害者保護との調和……………17
3 和諧社会の建設と犯罪者矯正制度-非行少年に対する法的対応システムの最近の改正動向-……………石川正興…22
1 はじめに……………22
2 非行少年に対する三つの法的対応システムの目的と方法……………24
3 2000年の少年法改正……………27
4 2006年の少年法等改正法案……………30
5 おわりに……………34
4 国境を越える犯罪の捜査……………松本 麗…35
1 はじめに……………35
2 国際捜査協力を支える考え方……………35
3 逃亡犯罪人引渡し……………37
4 国際捜査共助……………41
5 アジアの犯罪学と被害者学の発展……………諸澤英道…46
1 はじめに……………46
2 刑事政策のパラダイム転換……………47
3 日本における被害者のための法整備……………49
4 被害者の人権を語るには……………51
5 修復的司法の意義と可能性……………53
6 今後の被害者学発展のために……………55
■精神障害者による危害行為の対策
6 精神障害と保安処分……………石川正興…57
1 はじめに……………57
2 医療観察法施行以前の状況……………59
3 医療観察法の強制的入院・通院処分…改正刑法草案・刑事局案との比較……………68
4 医療観察法上の強制的な入院・通院処分の法的性質……………71
7 精神障害と責任能力……………佐伯仁志…75
1 責任能力の意義……………75
2 責任能力の憲法上の地位……………76
3 責任能力の適用範囲……………77
4 責任能力の判断と精神鑑定……………78
5 「酩酊犯罪」について……………83
6 統 計……………85
7 今後の課題……………90
8 日本の触法精神障害者の処遇制度-主として刑事施設内の処遇を中心として-……………佐藤 誠…93
1 日本の触法精神障害者処遇の概要……………93
2 北九州医療刑務所の治療処遇……………98
9 精神障害者危害行為(犯罪行為)の予防対策-心神喪失者等医療観察制度による処遇-……………鶴見隆彦…108
1 はじめに……………108
2 制度が成立する背景……………109
3 医療観察制度の目的……………110
4 医療観察制度の概要と特徴……………110
5 医療観察制度の処遇の流れ……………112
6 事例(母殺害の統合失調症事例)……………120
7 日本における現状の問題点と課題……………121
8 終わりに……………122
■交通犯罪に対する法的対策
10 信頼の原則-経済発展に伴う新道路交通秩序に応じたその実務史的意義-……………西原春夫…123
11 日本の交通警察の現状と課題……………出原健三…133
はじめに……………133
1 交通警察の組織……………133
2 交通警察の重点施策……………135
3 最近の主な制度改正……………140
おわりに……………144
12 道路交通取締りをめぐる刑事法的統制と行政法的統制との交錯……………川出敏裕…150
1 はじめに……………150
2 道路交通法違反への対応……………150
3 刑事手続の簡略化……………151
4 交通反則通告制度……………154
5 点数制度と行政処分……………156
6 最近の動き……………157
7 自動車運転過失致死傷罪への対応……………160
8 おわりに……………162
13 日本における刑法犯としての交通犯罪の処理について……………是木 誠…163
1 はじめに……………163
2 交通犯罪に関わる刑法改正等の状況……………163
3 危険運転致死傷罪の適用状況及び同罪の適用に伴う諸問題……………166
4 自動車運転過失致死傷罪の適用状況及び同罪の適用に伴う諸問題……………174
5 おわりに……………175
14 交通犯罪者の処遇-矯正と保護-……………石川正興…177
1 はじめに……………177
2 刑事司法システム・少年保護司法システムにおける交通犯罪者の選別の実態……………179
3 交通犯罪受刑者に対する特別な矯正プログラム……………183
4 交通短期保護観察……………188
■少年非行に対する法的対応
15 非行少年に対する法的対応システムの現状と課題……………川出敏裕…198
1 少年法の目的……………198
2 非行少年の意義……………199
3 少年法による手続の概要……………200
4 少年法の基本理念……………208
5 今後の課題……………211
16 警察における非行少年の検挙・補導状況について……………中尾克彦…212
はじめに……………212
1 少年非行の概要……………212
2 犯罪少年に係る事件の捜査……………214
3 触法少年に係る事件の調査……………216
4 ぐ犯少年に係る事件の調査……………219
5 不良行為少年の補導……………221
6 少年サポートセンターを中心とした少年の健全な育成を図るための活動……………222
おわりに……………224
17 少年保護事件の調査・審判と保護処分の現状……………小西暁和…225
1 はじめに……………225
2 少年保護事件の調査・審判の現状……………227
3 保護処分の現状……………236
4 おわりに……………239
はしがき
■調和社会の建設と犯罪予防
1 和諧社会の建設と犯罪被害の修復……………西原春夫…1
1 前 言……………1
2 修復的司法の思想……………2
3 犯罪予防への修復的司法の思想の応用……………4
2 和諧社会の建設と刑事政策-調和のとれた社会を実現するための刑事政策-……………佐伯仁志…7
1 はじめに……………7
2 公正で調和のとれた市場ルールの実現……………8
3 調和のとれた制裁制度のあり方……………12
4 被害者保護との調和……………17
3 和諧社会の建設と犯罪者矯正制度-非行少年に対する法的対応システムの最近の改正動向-……………石川正興…22
1 はじめに……………22
2 非行少年に対する三つの法的対応システムの目的と方法……………24
3 2000年の少年法改正……………27
4 2006年の少年法等改正法案……………30
5 おわりに……………34
4 国境を越える犯罪の捜査……………松本 麗…35
1 はじめに……………35
2 国際捜査協力を支える考え方……………35
3 逃亡犯罪人引渡し……………37
4 国際捜査共助……………41
5 アジアの犯罪学と被害者学の発展……………諸澤英道…46
1 はじめに……………46
2 刑事政策のパラダイム転換……………47
3 日本における被害者のための法整備……………49
4 被害者の人権を語るには……………51
5 修復的司法の意義と可能性……………53
6 今後の被害者学発展のために……………55
■精神障害者による危害行為の対策
6 精神障害と保安処分……………石川正興…57
1 はじめに……………57
2 医療観察法施行以前の状況……………59
3 医療観察法の強制的入院・通院処分…改正刑法草案・刑事局案との比較……………68
4 医療観察法上の強制的な入院・通院処分の法的性質……………71
7 精神障害と責任能力……………佐伯仁志…75
1 責任能力の意義……………75
2 責任能力の憲法上の地位……………76
3 責任能力の適用範囲……………77
4 責任能力の判断と精神鑑定……………78
5 「酩酊犯罪」について……………83
6 統 計……………85
7 今後の課題……………90
8 日本の触法精神障害者の処遇制度-主として刑事施設内の処遇を中心として-……………佐藤 誠…93
1 日本の触法精神障害者処遇の概要……………93
2 北九州医療刑務所の治療処遇……………98
9 精神障害者危害行為(犯罪行為)の予防対策-心神喪失者等医療観察制度による処遇-……………鶴見隆彦…108
1 はじめに……………108
2 制度が成立する背景……………109
3 医療観察制度の目的……………110
4 医療観察制度の概要と特徴……………110
5 医療観察制度の処遇の流れ……………112
6 事例(母殺害の統合失調症事例)……………120
7 日本における現状の問題点と課題……………121
8 終わりに……………122
■交通犯罪に対する法的対策
10 信頼の原則-経済発展に伴う新道路交通秩序に応じたその実務史的意義-……………西原春夫…123
11 日本の交通警察の現状と課題……………出原健三…133
はじめに……………133
1 交通警察の組織……………133
2 交通警察の重点施策……………135
3 最近の主な制度改正……………140
おわりに……………144
12 道路交通取締りをめぐる刑事法的統制と行政法的統制との交錯……………川出敏裕…150
1 はじめに……………150
2 道路交通法違反への対応……………150
3 刑事手続の簡略化……………151
4 交通反則通告制度……………154
5 点数制度と行政処分……………156
6 最近の動き……………157
7 自動車運転過失致死傷罪への対応……………160
8 おわりに……………162
13 日本における刑法犯としての交通犯罪の処理について……………是木 誠…163
1 はじめに……………163
2 交通犯罪に関わる刑法改正等の状況……………163
3 危険運転致死傷罪の適用状況及び同罪の適用に伴う諸問題……………166
4 自動車運転過失致死傷罪の適用状況及び同罪の適用に伴う諸問題……………174
5 おわりに……………175
14 交通犯罪者の処遇-矯正と保護-……………石川正興…177
1 はじめに……………177
2 刑事司法システム・少年保護司法システムにおける交通犯罪者の選別の実態……………179
3 交通犯罪受刑者に対する特別な矯正プログラム……………183
4 交通短期保護観察……………188
■少年非行に対する法的対応
15 非行少年に対する法的対応システムの現状と課題……………川出敏裕…198
1 少年法の目的……………198
2 非行少年の意義……………199
3 少年法による手続の概要……………200
4 少年法の基本理念……………208
5 今後の課題……………211
16 警察における非行少年の検挙・補導状況について……………中尾克彦…212
はじめに……………212
1 少年非行の概要……………212
2 犯罪少年に係る事件の捜査……………214
3 触法少年に係る事件の調査……………216
4 ぐ犯少年に係る事件の調査……………219
5 不良行為少年の補導……………221
6 少年サポートセンターを中心とした少年の健全な育成を図るための活動……………222
おわりに……………224
17 少年保護事件の調査・審判と保護処分の現状……………小西暁和…225
1 はじめに……………225
2 少年保護事件の調査・審判の現状……………227
3 保護処分の現状……………236
4 おわりに……………239