ドイツにおける国家と宗教
美本なし

ドイツにおける国家と宗教

塩津 徹 著
定価:3,520円(税込)
  • 在庫:
    美本なし(ケース又はカバー汚れ)
  • 発行:
    2010年06月01日
  • 判型:
    A5版上製
  • ページ数:
    224頁
  • ISBN:
    978-4-7923-0492-8

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内容紹介

 目   次
 はしがき
初出一覧
 序章 国家と宗教の視座…1
 一 信教の自由の構造…2
二 信教の自由と社会通念…11
三 アメリカ憲法における宗教の自由と国教禁止条項との調整…20
  総 括…30
 第1章 ボン基本法における国家と宗教の概観…35
 一 ボン基本法体制の制度…36
二 ボン基本法体制の問題点…38
三 公法上の団体の認可…42
四 「教室十字架事件」…48
  総 括…55
 第2章 ドイツ連邦憲法裁判所の「十字架判決」をめぐって
  ―宗教的少数者の自由の視点から…59
 一 「教室十字架事件」の概要…60
二 先例との関連性…66
三 判決の評価…71
四 今後の国家と教会関係…75
  総 括…78
 第3章 ドイツにおける「いわゆるセクト」への対応
  ―連邦議会調査委員会報告書を中心として…81
 一 調査委員会の活動…83
二 セクトの用語法…85
三 社会的背景の分析…87
四 情報とカウンセリングの必要性…90
五 特に優先すべき問題の分析…91
六 法的問題…95
七 意見と勧告…100
  総 括…103
 第4章 ドイツにおける公法上の宗教団体
  ―「エホバの証人」の事例を中心として…109
 一 公法上の宗教団体の憲法上の位置づけ…110
二 認可の実状…114
三 「エホバの証人」の事例…120
  総 括…131
 第5章 ドイツにおけるイスラム…137
 一 連邦憲法裁判所の「スカーフ事件」判決…137
二 ドイツにおけるイスラム教…146
三 国法学者大会の議論…153
  総 括…160
 第6章 ドイツにおける国家と宗教の変動…165
 一 個別的事例の総括…166
二 国家と宗教との関係の法的概念の再検討…173
三 国家と宗教の類型論の再検討…182
  総 括…188
 終章に代えて…193
 一 国家と宗教との関係の様々な類型…193
二 宗教と社会的土壌…196
三 宗教批判を超えて…200
書 評…205
あとがき