1つの事件 2つの制度
アメリカとドイツの刑事手続田口守一 監訳 フロイド・フィーニー/ヨアヒム・ヘルマン 著
定価:4,950円(税込)-
在庫:
在庫があります -
発行:
2010年11月20日
-
判型:
B5版並製 -
ページ数:
310頁 -
ISBN:
978-4-7923-1888-8
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内容紹介
目 次
日本語版への序文
著者紹介
第1章 イントロダクション 1
第2章 アメリカ合衆国:カリフォルニア州 5
Ⅰ.典型的なアメリカの事件 5
1.警察による捜査(5)
2.訴追の決定(21)
3.裁判所への最初の出頭(25)
4.有罪答弁の決断―アレクサンドラ・ユング(29)
5.公判前手続―マイケル・ブラウン(34)
6.量刑―アレクサンドラ・ユング(38)
7.予備審問―マイケル・ブラウン(38)
8.予備審問後の手続―マイケル・ブラウン(42)
9.答弁取引―マイケル・ブラウン(51)
10.量刑―マイケル・ブラウン(57)
Ⅱ.典型的なアメリカの公判 65
1.公判―マイケル・ブラウン(67)
2.陪審の判断―マイケル・ブラウン(103)
3.量刑―マイケル・ブラウン(111)
Ⅲ.非典型的なアメリカの公判 115
1.公判―マイケル・ブラウン(115)
2.陪審の判断―マイケル・ブラウン(123)
3.量刑―マイケル・ブラウン(124)
第3章 ドイツ 127
Ⅰ.警察段階における手続 127
1.捜索・押収と取調べ(127)
2.身柄拘束決定―ミヒャエル・ブラウンおよびアレクサンドラ・ユング(145)
3.さらなる捜査(151)
Ⅱ.弁護人の活動―アレクサンドラ・ユング 158
Ⅲ.検察官の活動 167
Ⅳ.裁判所における手続 183
1.略式命令―アレクサンドラ・ユング(183)
2.公判の準備―ミヒャエル・ブラウン(183)
Ⅴ.公判―ミヒャエル・ブラウン 188
1.イントロダクション(188)
2.証拠調べ(190)
3.検察官と弁護人の最終弁論(208)
4.判 決(212)
第4章 ドイツ法からみた比較法的考察 223
Ⅰ.イントロダクション 223
Ⅱ.警察による捜査 225
1.一般的考察(225)
2.逮捕および公判前身柄拘束(226)
3.捜索・押収(228)
4.警察による容疑者の取調べ(230)
Ⅲ.検察官 233
1.検察官の地位(233)
2.訴追のための文書(234)
Ⅳ.弁護人 235
1.国選弁護、必要的弁護および自己弁護(235)
2.弁護人の権利・義務(236)
3.証拠開示(237)
Ⅴ.有罪答弁と略式命令 238
Ⅵ.交渉―検察官、弁護人および裁判官 239
Ⅶ.裁判官による訴追の審査 240
Ⅷ.公 判 241
1.法廷の構造(241)
2.素人裁判官(241)
3.当事者主義的真実発見手続と職権主義的真実発見手続(242)
4.一件記録と警察書類(245)
5.被告人の尋問(246)
6.継続審理と五月雨方式の審理(247)
Ⅸ.証 拠 248
1.証人尋問(248)
2.証人の宣誓(249)
3.証拠の許容と排除―伝聞その他の問題(249)
4.証言拒否権(251)
Ⅹ.罪責認定および量刑 252
1.被告人の罪責の認定(252)
2.証明基準(252)
3.全員一致と多数決(253)
4.量 刑(253)
5.異なる重さの刑(254)
XI.上訴その他の救済手続 255
第5章 アメリカ法からみた比較法的考察 261
Ⅰ.警察による捜査 261
1.逮 捕(261)
2.公判前身柄拘束(265)
3.捜索・押収(266)
4.警察による取調べ(267)
Ⅱ.公判前手続 268
1.証拠開示(268)
2.「流れ作業型司法」対「個別取扱型司法」(269)
Ⅲ.公判 270
1.事実認定(270)
2.真実の発見(271)
3.有罪判決のために必要とされる証明の程度(273)
4.「口頭審理」対「書面審理」(274)
5.好戦性―美徳か悪徳か(275)
Ⅳ.量 刑 279
1.量刑手続(279)
2.判決前報告書(280)
3.刑の重さ(280)
Ⅴ.秩序維持と公正さとのバランス 281
Ⅵ.上訴その他の救済手続 283
訳者あとがき 287
参考文献 289
索引 293
日本語版への序文
著者紹介
第1章 イントロダクション 1
第2章 アメリカ合衆国:カリフォルニア州 5
Ⅰ.典型的なアメリカの事件 5
1.警察による捜査(5)
2.訴追の決定(21)
3.裁判所への最初の出頭(25)
4.有罪答弁の決断―アレクサンドラ・ユング(29)
5.公判前手続―マイケル・ブラウン(34)
6.量刑―アレクサンドラ・ユング(38)
7.予備審問―マイケル・ブラウン(38)
8.予備審問後の手続―マイケル・ブラウン(42)
9.答弁取引―マイケル・ブラウン(51)
10.量刑―マイケル・ブラウン(57)
Ⅱ.典型的なアメリカの公判 65
1.公判―マイケル・ブラウン(67)
2.陪審の判断―マイケル・ブラウン(103)
3.量刑―マイケル・ブラウン(111)
Ⅲ.非典型的なアメリカの公判 115
1.公判―マイケル・ブラウン(115)
2.陪審の判断―マイケル・ブラウン(123)
3.量刑―マイケル・ブラウン(124)
第3章 ドイツ 127
Ⅰ.警察段階における手続 127
1.捜索・押収と取調べ(127)
2.身柄拘束決定―ミヒャエル・ブラウンおよびアレクサンドラ・ユング(145)
3.さらなる捜査(151)
Ⅱ.弁護人の活動―アレクサンドラ・ユング 158
Ⅲ.検察官の活動 167
Ⅳ.裁判所における手続 183
1.略式命令―アレクサンドラ・ユング(183)
2.公判の準備―ミヒャエル・ブラウン(183)
Ⅴ.公判―ミヒャエル・ブラウン 188
1.イントロダクション(188)
2.証拠調べ(190)
3.検察官と弁護人の最終弁論(208)
4.判 決(212)
第4章 ドイツ法からみた比較法的考察 223
Ⅰ.イントロダクション 223
Ⅱ.警察による捜査 225
1.一般的考察(225)
2.逮捕および公判前身柄拘束(226)
3.捜索・押収(228)
4.警察による容疑者の取調べ(230)
Ⅲ.検察官 233
1.検察官の地位(233)
2.訴追のための文書(234)
Ⅳ.弁護人 235
1.国選弁護、必要的弁護および自己弁護(235)
2.弁護人の権利・義務(236)
3.証拠開示(237)
Ⅴ.有罪答弁と略式命令 238
Ⅵ.交渉―検察官、弁護人および裁判官 239
Ⅶ.裁判官による訴追の審査 240
Ⅷ.公 判 241
1.法廷の構造(241)
2.素人裁判官(241)
3.当事者主義的真実発見手続と職権主義的真実発見手続(242)
4.一件記録と警察書類(245)
5.被告人の尋問(246)
6.継続審理と五月雨方式の審理(247)
Ⅸ.証 拠 248
1.証人尋問(248)
2.証人の宣誓(249)
3.証拠の許容と排除―伝聞その他の問題(249)
4.証言拒否権(251)
Ⅹ.罪責認定および量刑 252
1.被告人の罪責の認定(252)
2.証明基準(252)
3.全員一致と多数決(253)
4.量 刑(253)
5.異なる重さの刑(254)
XI.上訴その他の救済手続 255
第5章 アメリカ法からみた比較法的考察 261
Ⅰ.警察による捜査 261
1.逮 捕(261)
2.公判前身柄拘束(265)
3.捜索・押収(266)
4.警察による取調べ(267)
Ⅱ.公判前手続 268
1.証拠開示(268)
2.「流れ作業型司法」対「個別取扱型司法」(269)
Ⅲ.公判 270
1.事実認定(270)
2.真実の発見(271)
3.有罪判決のために必要とされる証明の程度(273)
4.「口頭審理」対「書面審理」(274)
5.好戦性―美徳か悪徳か(275)
Ⅳ.量 刑 279
1.量刑手続(279)
2.判決前報告書(280)
3.刑の重さ(280)
Ⅴ.秩序維持と公正さとのバランス 281
Ⅵ.上訴その他の救済手続 283
訳者あとがき 287
参考文献 289
索引 293